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February 19, 2006
au W41H - セカンドレビュー
以前利用していたW21CA からのデータ移行もほぼ終わって、W41H が本格的に普段使いのデフォルト携帯に昇格した。過剰な程機能豊富な端末なので、まだその全ての機能を使い尽くせてはいないのだが、その後利用しいくつか気付いた点を、メモがわりに第二回レビューとして書いて置く事にする。
1.タイムシフト TV 視聴・録画機能
昨日のファースト・レビューでは携帯向けのワンセグ・デジタル放送の受信性能を中心に記述した が、テレビ機能周りで面白いのはタイムシフトと録画機能の搭載。据え置き型 HDD/DVD レコーダーではもう当たり前のこの機能だが、小型の携帯端末上でそれを実現しているのが素晴らしい。ワンセグTV 視聴中に電話がかかって来た場合、液晶画面側部のストップ(■)ボタンを押すと、画面が静止状態となり、裏側で自動的に録画がスタート。最大2分間まで止 める事が出来、電話を終えて再びこのボタンを押すと停止した箇所からの追いかけ再生が始まる。再生後、ボタン操作で早送り等も出来、リアルタイム放映に追 いつくと自動的にタイムシフト機能が終了する。
録画の場合は、70MB が内蔵メモリの最大記録容量となるので、最大約30分迄、メモリ残量により前後するが TV 録画可能となる。外部記録媒体への保存も出来る様にして欲しいところだが、地上波デジタル放送の著作権管理への配慮から、これだけになってしまった様だ。 朝の News を出勤前に録画開始して、通勤電車内で再生、見終わったらファイル削除、といった使い方には良いだろう。録画開始はカメラのシャッターにも利用するボタン を長押しするだけの簡単操作。残念ながら予約録画等も出来ないが、シンプルなモバイル録画ツールとしては楽しめる。TV 番組静止画のキャプチャも、同じボタンを短時間押し下げる動作で瞬時に保存可能。デジタル故に動画も静止画も著作権画像なので本体メモリから外へファイル 移動・コピーは出来ないのだが、本体メモリ容量内であれば複数ファイルを保存可能。知り合いにも見せたい様な、気になる TV News の一部をサッと録画、といった使い方が現実的かもしれない。録画に必要な動作がワンボタンだけで済むユーザー・インターフェースはこういう用途に適してい る。
2.Mac との連携
W41H はマス・ストレージに対応、USB ケーブル接続により Macintosh とのデータのやり取りが容易に出来る点も評価したい。マス・ストレージをデフォルトにする"USB 接続設定"メニューは深い階層にあるが、それを ON にすると次回からは同梱されている専用 USB ケーブルを接続するだけで Win / Mac どちらの PC とも即通信可能となる。ただし、クレードルに載せるだけで Windows PC と USB シンクが出来るCasio の Wx1CA シリーズとは異なり、W41H のクレードルは充電・テレビ視聴台専用で、同型の端子にこの USB ケーブルを接続してもデータ通信が出来ない点は注意が必要だ。通信時には、携帯電話本体にUSB ケーブルを直結する必要がある。W41H のクレードルは、デザインは超小型テレビ台の様で奇抜だが、機能は限定的だ。マス・ストレージのデータ通信が出来ると、例えば Mac では iPhoto への Photo Upload がラクに出来る様になるので便利。
もう一点注目したいのは PC Document Viewer 機能。これまで複数の携帯端末に搭載されて来た機能なので利用済みの方も多いと思われるが、当方は W41H が初の利用となった。Mac から W41H にファイルを転送するには、USB ケーブルで接続した後 miniSD のフォルダの Private → AU_INOUT というフォルダに Microsoft OFFICE で作成した Word, Excel, PowerPoint 等のファイルを Mac 上でコピーすれば良い。その後携帯電話側に戻り、メインメニューから miniSD メニューに移動、PC フォルダを開いてコピーしたファイルを確認した後、サブメニューから「自動振り分け」を指定すると、それぞれのファイルが携帯電話側の適当なフォルダに移 行される。あとはデータフォルダから miniSD 上の PC ドキュメントフォルダを開くと、Picsel File Viewer が自動起動し、MS Office ファイルの W41H 上での閲覧が可能になる。操作を列記するとややこしく見えるが、慣れてしまえばそれほど難しい手順では無い。
しかし、PC Document Viewer の実用性は、となると多少疑問。まずはファイル容量の制限。携帯の本体メモリの制限から仕方無いのだろうが、PC から転送した場合は最大 1.5MB、Email添付の場合は 500KB が上限ファイルサイズだ。PowerPoint の大きいファイル等は扱えない。(PowerPoint ファイルの場合は、拡大・縮小動作も遅くなるので、その点もネック。)液晶画面サイズもネック。W41H は 2.7インチと、携帯にしては大きな液晶画面を備えてはいるが、それでも MS Office のファイルを閲覧するには小さすぎる。あくまで緊急時のドキュメント内容の一部確認用、或いは PDF で出来た地図ファイルの閲覧用として考えた方が良さそうだ。ギミックとしては面白いのだが。
3.その他
後は余談となる が、W21CA と比較し、CPU スピードのアップは十分体感出来る。受信したメールを開く時、或いは写真ファイルを開いたり、削除したりする時。その体感スピードは大げさには2倍程度に なったのでは、と思える程。これだけでも W21CA からアップグレードした甲斐があるというものだ。表面がかまぼこ状になっているテンキーも押し易い。これでもう少し筐体が薄くなり、Bluetooth が内蔵されれば文句無いのだが、それは今後の Version を待つ事にしよう。現状では au の春の新製品ラインナップの中で、多機能なフラッグシップ端末と言って良いのではないだろうか。
February 19, 2006 in e-Gadget Cabin | Permalink
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