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March 27, 2008
Vixen Monocular H5 : 20cm から無限遠まで使える小型15倍ズーム単眼鏡
Oakland Athletics の熱狂的なファンで友人の吉川さんが San Francisco からやって来た。目的は勿論、東京ドームでの Athletics - Red Sox 戦の応援。松坂 x 岡島効果でにわか Red Sox ファンとなった観客が東京ドームを埋め尽くす中、ひたすら「Let's go Oakland!」と絶叫、 Athletics を強力バックアップする吉川さんの応援は残念ながら第一戦では実を結ばなかったが、本日は Athletics が Red Sox に 5-1 で快勝。吉川さんは機中の人となってしまったが、無事に想いは通じた様だ。グリーンに黄色の Athletics ファッションで固めた吉川さんだったが、もうひとつ気になったのが持参されたモノキュラー。小型の単眼鏡は、野球観戦にはなかなか便利そうだった。早速刺激を受けて同ジャンルの商品を物色結果、廉価で良い製品を発見。Vixen Monocular H5。5〜15倍までズームアップでき、最短距離で20cm 手前からピントが合う。手のひらサイズだが、なかなかのスグレモノ。
小型単眼鏡は最短合焦距離がもっと長いものと思っていたが、机の上のものまでズームアップできる実力はたいしたものだ。最近は、美術館等での利用が増えて きているので、こうした製品が開発された、というのが量販店店員氏の説明。なるほど。廉価な製品なので、レンズの明るさもそこそこではあるが、5〜15倍の ズーム倍率を備えた単眼鏡が、100g というハンディな軽さであるのも嬉しい。次のスポーツ観戦の機会には、かなり活躍してくれそうだ。
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Logitec LIC-iREC01 で iPod nano を手のひら高音質レコーダーに
何気なく覗いた新宿量販店の iPod 売り場。先日購入した、MP3 録音が可能な Sony 製の IC Recorder ICD UX70 はやや録音ノイズが高かったので、iPod の録音用オプション機器を物色してみた。3種類ほど小型ステレオマイク内蔵の周辺機器を見つけたが、一番小型だったのがこの、Logitec / DiAlive iPod 用録音アダプタ LIC-iREC01。どうやら3月半ばに発売されたばかりの新製品らしい。厚みこそ iPod nano より少し太めだが、横幅は nano より若干狭い。ゴム製のカバーをつけた nano には、ちょうど良い大きさだ。iPod nano 用の録音用機器を購入するのは今回が初めてで、価格も7千円弱程度なので、実はそれほど録音音質には期待していなかったのだが、良い意味で裏切られた。小型さからは想像出来ない程、クリアに録音出来るのだ。
利用するには、何もソフトウェアのインストールは必要無い。ボイスメモ機能を備えた機種、iPod nano 2nd / 3rd, iPod Video 30/60/80GB, iPod Classic なら底部の iPod Dock コネクタに接続するだけで即利用可能となる。
内蔵スピーカーは無いので、音声は nano 本体にステレオイヤフォンを接続して聴くか、Mac や PC の iTunes に録音データをシンクしてコンピューター側に移す必要がある。いずれの操作もしかし、特別なソフト等は必要ないので自然に行える。
外部マイクを接続する端子は無いが、Line In はあるので、レコードプレーヤー等を接続し直接 iPod で録音する事も可能。さらには USB Mini-B 端子も備えているので、充電しながらの録音も可能というのは手厚い配慮だ。(USB ケーブルは別売り)内蔵されているマイクは安定した音量の録音を可能とするオートゲイン・コントロールもあり、録音時のノイズもあまり拾わない様だ。
iPod で録音出来るレコーダー製品はこれまでにいくつかチェックしてはいたが、なかなか購入にまでは至らなかった。この大きさと価格なら、音楽/ビデオ/写真プレーヤー としてしか利用していなかった nano を気軽に極小録音マシーンに変化させる事が出来る。会議録音等でも十分利用可能だ。ただし、44.1kHz のサンプリングレート (CD 音質)での高音質ステレオ録音の場合には1時間で 600MB 以上のファイルサイズになるので、会議等の場合は 22.05kHz のモノラル低音質を iPod の液晶画面から選択する方が良いかもしれない。ファイルの大きさはこれで 1/4 程度になる。録音中はクールな青色 LED が点灯し、録音音声データは、WAV フォーマットで保存される。
それにしても、この小型サイズでこの音質。相当本格的な音楽録音等をする人でなければ、十分満足出来るクオリティなのでは。当方は満足。
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March 23, 2008
秒間 21コマ! Pentax K20D の高速連続撮影機能
秒間最大 60コマもの超高速連写が可能な Casio EX-F1 が話題になっている。この速度なら、野球のボールがバットでインパクトされる瞬間さえ写す事が出来るに違いない。1秒 1200 コマで撮影出来る動画撮影機能はもう「神の目の領域」に近い。(Casio のこちらのページにサンプル動画があるので御参照)非常に興味をそそる新ジャンルのデジカメだが、静止画撮影用カメラとしては、600万画素が上限となるのは少し残念。一方で、1460万画素で静止画撮影が可能なデジタル一眼レフ、Pentax K20D には、EX-F1 程の注目度は無い様だが、21コマ / 秒の連写を可能とする機能が備えられている。1 コマあたりの画素数は 1.6M に抑えられ、1536 x 1024 ピクセルの JPEG 画像が最大サイズだが、使ってみると普通の用途には十分実用的。昨日 Oakland Athletics 対巨人の MLB プレシーズンマッチを東京ドームで観戦した際に本機能を試してみたので、こちらの flickr アルバムを参照頂き度い。高速な投球でバットが折れて飛んで行く瞬間やバッティングの瞬間に近い映像が、苦労無くスチル撮影出来ている。英語では "Burst Shooting" 機能と言う名称がついているが、頷けるものがある。
flickr のスライドショー機能はやや動作が遅いので実感がでにくいが、SD メモリーに画像ファイルが収まっているうちに連続撮影したファイルをカメラ本体で早送り、早戻ししてみると、秒間 21 コマの超高速撮影結果をコマを追って動画の様に見る事が出来て面白い。
し かし、まだ搭載されたばかりの機能故、万全とはいかない。あくまでおまけの機能と認識した方が良いかもしれない。例えばファインダーを除きながらこの機能 をオンにしても、撮影が始まるとミラーアップ状態(普通の高速連写と違い、電子的連写なので、都度ミラーの上げ下げがある訳では無い)で固定されるので、 ファインダーは真っ黒になる。この機能は、液晶画面を見ながら使わねばならない。液晶画面の話になったので脱線すると、Pentax K20D の唯一大きな欠点はライブビュー機能の使いにくさかもしれない。同時期発売の Sony や Olympus 等ライバル機種のライブビュー機能が高度化する中で、Pentax のそれはやや時代遅れ感がある。Pentax もコンパクトデジカメを多機種開発し、コントラスト・フォーカスのノウハウ移転も可能なはずなので、ミラーアップせずにライブビューを使える機能は備えて もらえると有り難い。
話を元に戻すと、高速連続撮影機能のもうひとつの問題点としては、シャッターを押してから実際に連写が始まるまでの 微妙なタイムラグがある事。野球の投打等、決定的瞬間が1秒以下となる場合は、ある程度予測しシャッターを前もって押す必要があるが、連続撮影枚数は最大 115コマ、つまり5秒強なので、かなり計算をして利用せねばならない。連続撮影した画像ファイルから、必要無いものを消す作業も一苦労。試行錯誤しなが らの撮影で、昨日は結局900枚以上のJPEG ファイル数の撮影となったが、失敗して必要無いコマはもうちょっとスムーズにまとめて消去可能な機能は必須と感じられた。
とまあいくつか 欠点もあるものの、オマケと割り切れば中々面白い付加機能。デジタル一眼撮影に慣れてくると、この様な仕掛けを利用せずとも決定的瞬間をマニュアルシャッター1コマ撮りで撮影 出来る(例えばこちらの写真は投球タイミングを測ってシャッターを押した、逆転長打の瞬間)様になるが、バットが折れて飛んで行く等意外な瞬間を連続して 記録出来るのは高速連写ならでは、だ。今回はコンパクトな Pentax 50 - 200mm ズームレンズで撮影したが、200mm f2.8 のより明るい Pentax スターレンズ等も使いたくなってしまう、面白いギミックだ。
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Pentax K20D ファースト・レビュー
デジタル一眼レフは Nikon D300 + Tokina 35mm f2.8 の組み合わせをしばし好んで使っていたのだが、D300 ボディ Tokina 35mm レンズともに少しだけ大きいと感じていた。機能的には全く不満は無いのだが、フォームファクターとして「あとひとまわり小さければ」感があったのだ。Nikon D60 程のコンパクトさは求めないのだが、もうあと一歩小型化出来れば、持ち出し頻度がより高まるだろうと感じていたのだ。タイミング良く、Tokina レンズと同スペックの Pentax 35mm f2.8 Macro Limited レンズが3月半ば発売となった。"Limited" を冠するレンズ故高品質な仕上がり。そしてペンタックスの最近のデジタル専用レンズの例に漏れず、驚く程コンパクトな仕上がりなのである。価格.com の掲示板を見ても、同レンズの評判は上々の様だ。本レンズの良さを最大限引き出すには....と考えると、Pentax フラッグシップ機のK20D が最善なのだろうが、実はあまり注目していなかった。前機種の K10D のユーザーだったのだが、K20D では外観があまり変わらず、1460 万画素機となったもののマイナーチェンジだろう、と思い込んでいたのだ。しかし、調べる程に、K20D の機能は相当 K10D から機能がアップグレードされている事を理解した。悩んだ末、Nikon から Pentax にベース・プラットフォームを思い切って転換する事に。結果としては大満足。この組み合わせ、かなり理想に近い。テスト撮影した作例は、flickr のアルバムその1とその2(Oakland Athletics vs 巨人プレシーズンマッチ)にて。1460 万画素が生み出す、アナログカメラの様な豊かな色調感が嬉しい。
D300 は Body 重量 825g、K20D は 715gと 110g 程度しか変わらないのだが、なで肩で丸みを帯びた K20D 筐体のせいか、ホールドすると随分コンパクトになった様に実感される。35mm マクロ・レンズの方は、重量はわずか 215g、Tokina の同等レンズから比較し本当に小さくなった。ひんやりとしたメタルの質感が素晴らしく、フードをレンズ内部に格納出来る機構も秀逸で、よくもまあこの小型サイズに収めたものだと感心させられる。花が美しい季節、人気レンズとなりそうな予感がある。
K20D は、最近 HOYA に買収を受けた刺激か、デジタル一眼レフに賭けるペンタックス技術陣の魂がこめられた様な「作品」とも受け取れる意欲作。1460万画素の CMOS、手ぶれ補正機構の内蔵、防塵/防滴構造。これで Body 20万円以上もするなら驚かないが、その半分強の価格で買える中/上級機としてはコストパフォーマンスが著しく高い。各ボタンの操作感も Nikon D300 並みにカチッと出来て居り、全体に質感がハイグレード。
スイッチ・オンすると、K10D と同様ゴトゴトッと手ぶれ補正ユニットを揺らす音と感触が伝わるが、眠れる野獣が覚醒する様な雰囲気があって、一度この感触を知ってしまうと他機種のゴミ 落とし電源オン動作が多少物足りなく感じられる程。Canon 40D や Nikon D300 ではキーンという音はするものの、ゴミ落としの方法が電子的なのか殆ど機械的な筐体揺れは感じられない。人により好みは別れるかもしれないが、この「アナログな起き 方」が Pentax らしい個性と言えるのかもしれない。当方はかなり好みである。
デジタルらしい電子的機能を積極的にフロントの機能として露出させている点も、Pentax 技術陣のポリシーが感じられて嬉しい部分。K10D で採用された ISO 感度優先の Sv、マニュアル設定した絞り/シャッター速度に応じて ISO 感度を調整する TAv モード等は、アナログ時代の常識を大きく変える機能提案として、引き続き K20D でも搭載されている。そして今回はそれに加えて、秒間21コマの連写(その際、画像サイズは 1.6M Pixcel に限定される)を電子的に可能とする高速連写機能も付加された。早速 MLB のプレシーズンマッチの撮影で試したが、この機能はまだオマケ段階ではあるが中々面白い。もうすぐ発売となる Casio EX-F1 の1秒60コマにはコマ数も画素も及ばないが、普通に使うには十分実用的であり、かつ静止画撮影は 1460 万画素の本格一眼レフの内蔵機能なので、EX-F1 のスペックに少し躊躇を感じている方には検討の余地があるかもしれない。高速連写機能の詳細は、この次のエントリーにて。
まだ使い始めたばかりではあるが、K20D には独自の魅力が満ち溢れている。Nikon D300 や Canon EOS 40D の様な血筋の良い中・上級一眼レフとは異なる、職人気質で、表面は真面目ながら中身はひと味もふた味も濃い、何か野性的な情熱を感じるデジタル一眼レフなのである。
操作していて不思議と頬が緩むのは、このすさまじい情熱が生み出した高品質さの反映なのだろうか。K10D から少々遠回りしてしまったが、再び Pentax の旗艦たる K20D に帰着した。本日現在、当方が所有するデジタル一眼レフは、これにより K20D のみ、となった。野球観戦を御一緒した高山さんも、本デジイチにかなり注目されている御様子。詳細は高山さんのブログにて。
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March 16, 2008
3月22日はワールド・ウォーター・デー (World Water Day)
「ニューヨークの遊び方」のりばてぃさんから教えて頂く迄(本エントリーを御参照下さい)、恥ずかしながらこの日がある事さえ知らなかったのですが、3月22日は国連・ユニセフが定めた「ワールド・ウォーター・デー」 (World Water Day)。安全な飲み水が確保出来ない為に、今でも水が乏しい国では一日に約6千人もの尊い命が失われているとの事です。水問題を国際的な問題として各種の啓蒙・募金イベントを通じて提起、認識し、自分が「今」出来る事を考える日が3月22日。例えばその日から1週間、NY を中心に世界各都市で "Tap Project" として、飲食店で普段無料の水を一杯1ドル(1ドルで、途上国の子供の40日分の水が提供出来る、との事)で提供し、それを募金するイベント等が行われる事になります。世界各地の街での小さな活動の積み重ねが大きなサポートの輪になります。日本の関連イベントはまだ少ない様ですが、国内の飲食店でも、同じ様な募金活動の試みが今後行われる様になるといいですね。水資源が豊かな日本だからこそ出来る、様々なイベントが他にも考案され得るのでは無いでしょうか。詳しくは、りばてぃさんのブログにて。
Tap Project の紹介ビデオが、YouTube に有りました。コーネリアス(小山田圭吾)の "Drop" がビデオ中程の BGMで流れます。
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March 15, 2008
渋谷で人気のさぬきうどん「やしま」が富ヶ谷で新装開店
今週火曜日、富ヶ谷の静かな住宅街に突然長い待ち列が出現。小田急線代々木八幡、又は千代田線代々木公園駅から徒歩5分ほどの距離にある井の頭通り裏道沿い(地図はこちら)に、渋谷の人気さぬきうどん店、「やしま」が引っ越して来たのである。昨年の仕事納めの頃に年越しうどんランチを渋谷迄食べに行って、ビル老朽化・建て替えによる宇田川町店の閉店に衝撃を受けていたのだが、オフィスから徒歩数分の場所に移転とは、春から縁起が良い事この上無し。3月11日の開店当日、早速やしまファンの同僚達と店を訪ねてみる。
開店時間の12時ちょっと前に到着したが、どうやらその前から待ちわびた常連達が列を作っていた様で、ちょうど第一巡目が入店した所だった。やしまの売り は「注文を受けてから作る」出来立てのうどんと天ぷら。受注生産システムが故に、入店1巡目を逃すと、2巡目は20〜30分ほど待つ事になる。B 級グルメとしてはしかし、待っているこの時間もまた楽し。レトロ風飾り付けの店内が新店ではどの様に再現されているか、あれこれ想像しながら順番を待つ。
宇 田川町店の時と同じおかみさんが、入口で案内してくれたのは果たして25分ほど経過した頃。前店とは異なり地下から地上店舗になったのだが、店主のポリ シーなのか窓は無い。だが内装は明る目になり、床面積も広がったせいか(席数は同じ様な印象を受けるが)窮屈な感じは受け無い。古びた看板や玩具等、昭和 懐かしグッズの数々も、ライトアップした奇麗なショウケース内に引き継がれている。ガラスの向こうでのうどん手打ち実演を鑑賞しながら、注文した「きつね うどん+穴子天」を待つ。
15分ほど待って、ついにさぬきうどんの出来上がり(店内撮影は禁止との事で、残念ながら写真は無しです)。スープのベースはかなり薄味。うどんのタレを各自適量追加して、自分好みの濃さに調整するのがやしま流。手打ちうどんの、もちも ちっとしっかりした熱々食感がまずじわり。薄味スープと見事なコントラストを演じる少し濃いめ醤油味の揚げたてサクサク天ぷら。2者の絶妙な組み合わせ が、B 級グルメの贅であろう。
きつね揚げやしいたけはやや甘みが強い味付けなので、塩味一本で攻めたい方はきじょうゆや釜あげうどん、かけうどんをベースに天ぷらを1〜2品注文、で幸せになれるはず。梅干し好きな方(及び二日酔い気味の方)には、「梅しそうどん」がさっぱりしていてお勧め。
出口でもらった開店記念品はやしま特製ステッカーと岩塩。岩塩は1巡目+αのみに配布で当方は残念ながら頂けなかったのだが、大きな岩塩の塊を mecky からお裾分けゲット。Thank you!
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March 08, 2008
Ricoh R8 で早春の高円寺を自転車散歩
気温が上がり、陽光に春の訪れが実感出来る様になった土曜日。リコー R8 をポケットに入れて、自転車散歩に出掛ける。目的地は隣駅の高円寺。ひとつ駅が離れているだけなのだが、訪れる度に新しい発見がある、ロックと古着と純情商店街のある街。今日のコースは、丸ノ内線・東高円寺駅の近く、蚕糸の森公園から環七を横切って JR 高円寺駅周辺へ。高円寺の緩いカフェでランチの後、散歩のゴールは中野で惜しまれつつ閉店した有名喫茶店の復活店へ。リコー R8 での散歩スナップは、こちらの flickr フォト・アルバムにて。(スライドショーの場合はこちらからどうぞ。)
蚕糸の森公園は、青梅街道沿いの蚕糸試験場の跡地。公園内には小さな池があるのだが、池の石の上で、春の陽を身体一杯に浴びようというのか「大亀の上に中 亀が乗る」という絶好の構図を発見(親子かどうかは不明)。早速 R8 の 200mm レンズでズーム・イン。しばらく見ていたのだが、中亀はずっと大亀の背中に乗ったまま。かなり気持ちがよいらしい。公園内の子供達のサッカーの試合 と梅の花を眺め、次は JR 高円寺駅方面へ。
高円寺南口の PAL 商店街の裏通りの風景を R8 で切り取っているうちに、Zats Burger が経営するお洒落なカフェを発見。Zats は中野南口で創業した店なのだが、なぜか立ち寄った事が無く、隣町高円寺で佐世保バーガーを初体験。新鮮な野菜とジューシーな厚目のベーコン、そしてマヨ ネーズがてんこ盛りになったハンバーガーは、食べるのに一苦労ではあるが確かに美味しい。小規模な中野本店と比べ、高円寺のZats Burger Cafe は2階にも客席がある余裕のある広さで、シャンデリアの照明と黒基調のインテリアが粋。アップルタイザーと皮付きポテトを添えて、ゆったりとした休日ハン バーガー・ランチを満喫出来る。
大型の職人芸バーガーで腹ごしらえし、小さな旅の終わりは PAL 商店街を南下、桃園緑道を越えたところを左折した路地にある米屋さんの地下1階。中野駅近くで惜しまれつつ閉店した老舗名曲喫茶「クラシック」(詳しくは 当方の過去エントリーを御参照)が、昨年11月、高円寺の地に名曲喫茶「ルネッサンス」として蘇ったのだ(同僚で20代ながら昭和文化を愛する若者、通称「昭和クン」からの情報)。入口 で400円のプラスチック・チケットを買い、暗い照明とクラシック音楽がタイムマシン的異空間を構成する店内へ。商店街を抜けた場所とは思えない、不思議ヨーロピアンな雰 囲気。床がきしむ様だった旧式建築の中野クラシックと比べると少しだけ平成らしくモダンになったが、インテリアは以前の雰囲気そのまま。椅子や机も大柄な 当方にはやや窮屈だが、この店らしい雰囲気を醸し出す重要な舞台装置のひとつ。オーケストラの音色に耳を傾けるうちに、暗闇の中うつらうつらと春の陽気に誘われ 舟を漕ぐ、そういう穏やかな昼下がりなのでありました。
最後になってしまいましたが、そんな春爛漫の散歩に丁度良いカメラが、Ricoh R8 なのです。
March 8, 2008 in Bear's Diary, Digicame Cabin | Permalink | Comments (0) | TrackBack
Ricoh R8 は、高品質な GR DIGITAL II 補完コンデジ
リコー R8、本日発売。昨日〜本日は意欲的な新デジカメが多数(レンズ周りのズームリングで操作する Olympus 570UZ、1420万画素+本格ライブビューの Sony α350、コンデジの新スタンダード Canon IXY Digital 20等)新発売となった為、閉店間際の新宿量販店で店頭チェックするだけ、のつもりで短時間寄っただけ、のはずだった。しかし、リコー R8 は試用だけで済ませる訳にはいかない、魅力的なオーラを放っていた。デジタル一眼レフを製造していない Ricoh ならではの、開発エンジニアのハイエンド・コンパクト・デジカメに賭ける気迫が、店頭で試用している間に十分伝わったのである。購入し、まずは夜景とクローズアップ系の試写を実施。結果はこちらの flickr アルバムにて。
筐体は昨今のコンデジにしてはやや大きめ。比べてみると、実は兄機と呼びたい GR DIGITAL II (GD2) よりほんのわずかに横幅が小さく、厚みがちょっとだけ薄い程度。ほぼ同じ大きさ、と言っても良いかもしれない。グリップ幅が狭い為に商品写真を見るだけで は GD2 よりかなり小型のイメージを持っていたのだが、実物は想像よりは少し大き目かもしれない。
感心したのは筐体の質感の高さ。短時間触っただけで、ひんやりとする金属感と、内部メカの集積度の高さが指先から感じられる様な素晴らしい仕上がりなのである。
操 作してみて最も感心したポイントは、背面のスティック型 ADJ/OK ボタン。GD2 の背面上部にある ADJ (アジャスト)ボタンとその下の4方向キーが一体化した様な機能を持つ金属ボタンなのだが、クリック感が明確な操舵フィール、親指の腹で触れるボタン・サイズが絶妙なのである。上位機種の GD2 を凌ぐ様な仕上がり具合。GD2 オーナーにも、是非試してもらいたい部分である。
R8 試写の結果を見ると、光学手ぶれ補正機能はあるのだが、レンズが GD2 よりやや暗い為か、手ぶれの発生は散見された。ライトの写りも、高精度な GD2 の単焦点 GR Lens と比べるとややにじみがある様だ。クローズアップ撮影でも、シャープさでは GD2 には追いつかない。28 - 200 mmの 7.1 倍ズーム・レンズなので、さすがに単焦点レンズと直接比較してはいけないのだろう。
R8 の使い方としては、旅行に出掛ける際に、GD2 と併せて持ち歩くサブ・カメラ、という位置付けになりそうだ。28mm 広角画角から、200mm の望遠領域まで広くカバー出来る R8 は、どんなシーンでも柔軟に切り取るオールマイティ・コンデジ。広角単焦点の GD2 だけでは足りない機能を補完出来る。しかし、ここぞという風景に出会った時には、GD2 の高品質レンズ(作例はこちらや、こちらの flickr アルバムにて。GD2 のレビューエントリーはこちらでどうぞ。)を活用したい。そこで両機とも持ち歩く事になる。週末は昼間の屋外撮影も行ってみよう。(続く)
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March 05, 2008
BOSE M2 スピーカーの心地よいシンプルさ
BOSE M2 を、BOSE らしいドコドコと腹に響く様な図太い低音の迫力を期待して買ってはいけない。いくつか Review 記事にある通り、兄弟モデルの M3 と比較しても、低音より高音を重視した様な味付けになっているからだ。しかし高音の伸びを期待して買うなら、M2 は満足出来るモニター・スピーカーとなるはず。
女性ボーカル等は、デスクトップ上で鮮やかに再現される。ギター等弦楽器の響きも良いし、中田ヤスタカ系のリミックス曲もキレ良くアルミ筐体に共振する様 にビビッドに再現してくれる。当方は Mac mini につないで iTunes の音楽を楽しむ為に活用しているが、小さいデスクトップ Mac に似合うコンパクトで高品質なスピーカーだ。
ここ数ヶ月、Mac に接続する小型スピーカーをあれこれ試聴する過程で、実は一番自分の耳に心地よかったのは M2 ではなく Kenwood の小型アンプとスピーカー、 KA-S10 + LS-S10 の組み合わせだった。しかし、M2 と比較してしまうとスピーカーもかなり大きくなってしまう。相当悩んだが、結局は机上のレイアウト自由度を重視して M2 を選択。
利 用してみて、この選択は正しかったと実感。机の上のどこに置いても、邪魔にならない。超小型スピーカーながら心地よいインパクトのある音質を楽しめる。以前愛用していた BOSE Companion 3 では、低音の迫力がありすぎて、長時間聴いているとやや耳が疲れる様な事もたまにあったが、M2 では強すぎない低音再生なので、Mac 作業をしながらの比較的長時間のリスニングにはむしろ向いているのかもしれない。
端子やボタン類 も最小限。外部オーディオ入力は1系統のみ、ボタンは電源ボタンと音量上下ボタンの3つしかない。リモコンにも同様に3つのボタンだけ。このあたりのシン プル哲学は Mac に通ずるものがあり、そういう点でも Mac mini と併用するとバランスが取れているのかもしれない。懸案だった Mac 用スピーカー選び、満足行く形で決着、です。
March 5, 2008 in Bear's Audio Visual Cabin | Permalink | Comments (0) | TrackBack
March 02, 2008
デジクマが愛したパンケーキ・レンズ、全記事アーカイブ
デジイチの機種を変更しながら、各種パンケーキ・レンズ(超薄型レンズ)を試写して来て、それなりの記事数になった様な気がしたので、当ブログでのパンケーキ・レンズ関連全記事へのリンクを集めてみる事にしました。かなりニッチな趣向ですが(笑)。マニュアル・フォーカスが楽しめて、デジイチにアナログな手触りを加えるパンケーキ・レンズはしかし、エモーショナルに欲しくなってしまう不思議なレンズですね。因果関係は良くわからないのですが、今でも面白そうなパンケーキ・レンズを見つけるとすぐに意識が遠のきます(苦笑)。
現在は、Nikon D60 + Voigtlander Ultron 40mm f2.0 の組み合わせを愛用しています。過去記事アーカイブは、以下でどうぞ。
<B-log Cabin TP - パンケーキ・レンズ関連全記事(2006.12.16〜2008.3.2)>
(2)Nikon D40 に、パンケーキ・レンズの Nikkor 45mm f/2.8 P を装着
(4)Pentax K10D 21mm vs Nikon D40 45mm、パンケーキレンズ比較
(5)Pentax DA 70mm - 鋭い描画の中望遠パンケーキ・レンズ
(6)パンケーキ・レンズその4 - XR Rikenon 45mm f2.8 + Olympus E-410
(7)パンケーキ・レンズその5 - Contax Carl Zeiss Tessar f2.8/45mm + Panasonic Lumix L10
(8)Nikon D60 + Voigtlander Ultron 40mm f2 を散歩用デジイチにする
(9)Nikon D60 の、マニュアル・フォーカスを楽しむ支援機能
(10)3千円で買える超薄型パンケーキレンズ、LOREO Lens in a Cap
<追記>
(11)Olympus E-420 + Zuiko Digital 25mm f2.8 サブイチ試写レビュー
(12)Olympus Zuiko Digital 25mm f2.8 レンズ作例追加。マクロもナイス。
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ACEGENE PROGRIT 30916 - MacBook Air にピッタリな薄型バックパック
MacBook Air を利用し始めると、出来るだけ通勤鞄を軽量化したくなる。極力無駄を排する Air スピリットは、通勤にまで影響を及ぼし始めた。偶然、ちょっと前に某アウトレットで定価の4割引で購入していた ACEGENE の薄型バックパック PROGRIT 30916 が、Air と絶妙にピッタリサイズであることが判明、利用開始する事に。Air の為にデザインされたのでは!?と思える程絶妙サイズのビジネス鞄なのである。
これまでは当方も、バックパックは色々モノが入るゆったり目のものを活用していたのだが、Air を入れると逆にやや緩すぎて、歩行中に Air が前後左右に動く様子が感じられ、かつ Air 筐体が薄い分、無駄な空きスペースが鞄内で生じていた。
ACEGENE PROGRIT 30916 は、バックパックとしては非常に薄く、背中に近い部分のポケットに Air がピタリと収まる。背中に Air が張り付く様に背負うスタイルになるので、もともと軽い Air の重量がさらに分散され、まるで何も背負っていないかの様な錯覚に陥る時がある位。薄いといっても、AC アダプターや小物類を収納可能なポケットは外部に2つ有り、Air を入れるスペース以外にも、A4 サイズ以上の書類や本を入れるスペースは確保されている。Emobile のモデムは、内部にちょうど良いポケットが上部にあって、そちらに入れている。
バッグの表面仕上げがカチリと高品質に出来ているところにも、Air 的 Zen のスピリットを感じてしまうのである。そして全体の作りがとてもスリムかつシンプルな構成。"Backpack Air" とでも呼びたくなる、逸品である。
March 2, 2008 in Bear's Apple Products | Permalink | Comments (0) | TrackBack
3千円で買える超薄型パンケーキレンズ、LOREO Lens in a Cap
まずは右の写真を良く見て頂きたい。パンケーキ・レンズ愛好家(笑)の当方もびっくりした驚くべき薄さ。昨日新宿量販店のデジタル一眼レフ専門売り場で発見した「LOREO Lens in a Cap」である。主たる役割は、名前の通りカメラボディ用のキャップ。それ故に超薄型。プラスチック・レンズとはいえ、この薄さにレンズを納め、さらには簡易的な絞り機能まで備えて、2730円で新品が買えてしまう。コンパクトでは最近トイカメラが流行っている様だが、デジイチで手軽にトイカメラ感覚を楽しむ方法もあったのだ。試写画像は、こちらの flickr フォトアルバムにて。(スライドショーは、こちらから。)3千円の簡易レンズではあるが、ときどき侮れない写真が撮れてしまったりする意外性が魅力だ。
簡易的な絞り機能は、レンズ下部のダイヤルを回すと、f5.6/8/16/32/ 64まで、レンズの前の穴の大きさが5段階に切り代わる。安価なレンズを実現する為のシンプルな工夫だ。そして f64 を超えると穴が無くなり、本来の「レンズキャップ」としての役割を果たす事になる。
今回は Nikon D60 で撮影したが、全ての絞りを試した結果、F8 あたりが実用的とわかり、F8 に絞りを固定。カメラのモードはマニュアルモードに設定し、シャッター速度を夕刻の弱い光なので 1/20 - 1/60 あたりで状況に合わせて変更しつつ、撮影画像を都度液晶画面で確認しての撮影を実施。ピントについては 1.5m 以上全てに焦点が合うパンフォーカス・レンズでフォーカス動作が必要無い為、スナップ撮影には意外な実力を発揮する事もわかった。塀から突然飛び降りた猫 も、うまくフレームに収める事が出来た。
プラスチック製なので、重量はわずかに 30g。装着していても、レンズである事は良く見ないとわからないかもしれない。対応マウントは、Nikon 以外の各カメラメーカーのものが揃って居り、M42 マウントまであるのは、レンズ沼はまり筋系の方々には嬉しいのでは。
美 しい画像の仕上がりを期待するなら本格パンケーキ・マニュアルレンズの Ultron 40mm f2 をおすすめするが、少し気分を変えて完全マニュアル露出撮影を楽しむなら、ボディキャップ代わりにポケットに常時一枚忍ばせる事が可能な薄型レンズとし て、オススメ。失敗写真も多く出来上がるものの、デジタル故に試行錯誤もまた楽し、です。
March 2, 2008 in Digicame Cabin | Permalink | Comments (0) | TrackBack
Tokina AT-X 116 PRO DX f2.8、11-16mm の超広角ズームを身近に
35mm f2.8 マクロ・レンズでその実力を知った Tokina、次に期待していたのがコンパクトで全域 f2.8 の 11-16mm 超広角ズームレンズ、AT-X 116 PRO DX Aspherical。カメラメーカーが純正レンズとして作ると、もう少し大きく、重く、そして高くなるはずだが、本レンズはこのスペックにしては実売6万円以下、重量も 560g。Nikon D300 に装着すると、大きさの前後バランスも良い。Tokina レンズは、D60 では残念ながらオート・フォーカスに対応しないが、マニュアル・フォーカスであれば利用可能だ。本日、Nikon D300 で試写を行った結果は、こちらの flickr アルバムを御参照。超広角ズームで切り取る街角は、普段と全く違う表情を見せる。
Nikon レンズでは 1.5 倍で 35mm 銀塩カメラの焦点距離となる為、11-16mm は換算16.5 - 24mm のズーム相当。24mm でもかなり広い画角だが、16.5mm で見える視界のワイドさは半端じゃない。撮影画像は上記フォトアルバムで確認頂きたいが、普段は 28mm レンズでも全景を入れるので精一杯状態のビルが、楽々フレームに収まる。
勿論、これだけの広角なので樽型のディストーションも確認出来るが、それを上回る楽しさを実感出来るレンズ。18 - 200 mm レンズとペアで持ち歩くと、殆どの撮影をこなす事が出来そうだ。街角スナップで今後大活躍しそうな予感。もうすぐ満開になる桜の木を至近距離から丸ごとフレームに収められる、そういうレンズなのです。
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