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January 31, 2009
Lumix G1 と Leica マウントレンズその8 : Summicron 50mm f2 沈胴 L マウント
本日は、元同僚 FS 氏への Summaron と Super Wide-Heliar 返却日。2週間存分に、ぬめりとした独特の白黒画像撮影と、Leica M マウントでは貴重な広角レンズを楽しませてもらったお礼にと、カメラ談義に花を咲かせつつ中野名物の葱南湖ラーメンを食べていた所、「ふふふ、沈胴レンズって、使ってみた事あります?」と FS 氏が鞄から取り出したのは、いぶし銀の Summicron 50mm f2 レンズ。1953年から製造された本レンズ、伸縮自在の沈胴機構の工作精度が高く、Summaron に続きコレクター心をくすぐる逸品。ラーメン屋から珈琲屋にかけての、移動距離わずか 50m でパシャパシャ撮影したクイック作例はこちらの flickr アルバムを御参照。
沈胴式なのでレンズを格納すると小型だが、金属パーツが増え、手のひらに載せた時のズシリ感は Summaron 以上。絞ると画像のシャープさも増し、これまた面白いレンズ。
最短撮影距離 1m なので、マクロ的近距離スナップは得意では無いレンズだが、街角スナップには良いかもしれない。何しろ、ライカレンズとしての存在感、オーラが強烈だ。
ズマロンを G1 に装着しているだけでも、目立つシルバー色とそのコンパクトさから「これってライカレンズがデジタル一眼に付いているんですか!?」といきなり街角で尋ねて来る写真愛好家が多かったが、特異な形状の Summicron 沈胴レンズの注目度はそれ以上かもしれない。これもいつかは、手に入れたい定番クラシック・レンズのひとつだ。
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マウントアダプターで New FD 85mm f1.2 L を Lumix G1 に装着
マウントアダプターのおかげで、7本の Leica M マウント対応レンズを Panasonic Lumix G1 で試す事が出来た(7本のレビュー詳細と試写作例は、こちらのカテゴリーにて)。コンパクトな G1 本体と M マウント小型レンズの組み合わせは非常に魅力的で、レンズ沼の深みにまだまだ沈みつつある状況だ。一方で、このマイクロフォーサーズ - ライカ M マウント・アダプターを開発した宮本製作所は、練馬区の住宅街にひっそりとオフィス兼作業場を構える、本分野ではリーディング・メーカー。HANSA、近代インターナショナル経由で本アダプターを購入された方も、マウント側面のブランド名を良く見ると、"RAYQUAL" という宮本製作所のブランド名を発見されるはず。そして宮本製作所はマイクロフォーサーズ対応のマウントアダプターとしてもう一本、Canon FD/New FD レンズ対応のものを発売している。発売当初は人気でしばらく在庫切れ状態が続いたが、この週末から中野フジヤカメラでは在庫が出て来た。取りあえず1本購入、お宝の New FD 85mm f1.2 L レンズを Lumix G1 に装着してみる。フォーサーズでは焦点距離は2倍になるので、170mm f1.2 というスペックのレンズに変身。本日撮影した作例は、こちらの flickr アルバムにて。(スライドショーは、こちらから。)
大口径中望遠で、絞り開放 f1.2 ではフォーカス範囲が狭い本レンズだが、Lumix G1 の EVF ファインダーは明るく、ピントの山は比較的わかり易い。安全の為には左方向キー→Menu/Set キー操作で画像を拡大した方が厳密にピントが合うが、拡大しなくてもフォーカシングは可能だった。
赤帯の L レンズなので、絞り開放でも画像はなかなかシャープで満足。発売当初は12万円定価のレンズだが、現在の中古市場で良品〜良上品の価格は3万円〜5万円のレンジ。最新の Canon 5D Mark II に EF 85mm f1.2 L II を組み合わせると、実買価格でも40万円程になってしまうので、気軽に 85mm L レンズ(しかし焦点距離は倍になるが(笑))を楽しむには Lumix G1 と FD の組み合わせも良いかもしれない。
Leica M マウントレンズに比較すると重量はかなり増すものの、焦点距離 170mm の、あり得ない程明るく画像が美しい望遠レンズが手に入る。1枚撮影する度に、Rayqual アダプターを開発した宮本製作所に感謝したくなる事請け合い、である。花の蜜を求めてやって来たメジロも本レンズで発見。春まではあと、1ヶ月。
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January 28, 2009
Panasonic ルミックス G1 とズマロンの白黒写真作例
レンズ2本を貸してくれた元同僚 FS 氏曰く、「僕の中ではズマロンは完全に白黒要員です。」との事。そこで早速、Lumix G1 + Leitz Summaron 35mm f3.5 の組み合わせで、 白黒写真作例を撮影してみる事に。通勤途上、いつもの塀の上にいつもの白猫を発見。これは作例に丁度良いとパチリ。その他の白黒写真作例は、こちらの flickr アルバムからどうぞ。(スライドショーで御覧になる場合は、こちらから。)
FS 氏の言う通り、絞り開放付近ではちょっとくすんだ様な色合いが出るズマロンは、白黒写真でその真価を発揮。1950年代生まれらしい、落ち着いた描写を披露してくれた。G1 ではフィルムモードからダイナミック B&W を選択し、コントラストにメリハリをつけてみる。
G1 での白黒写真撮影で特徴的な点は、Live View Finder ではファインダー内で再現されるリアルタイム映像も、白黒になっている点。普通のデジイチでは白黒写真撮影モードに設定すると、背面液晶上での撮影映像は白黒が反映されても、さすがに光学ビューファインダー内ではそのままの天然色被写体が見えてしまう。しかし G1 では、モードを B&W に切り替えると、目にする被写体全てが昭和的レトロ白黒世界にタイムスリップ。G1 を設計したパナソニックのエンジニア自身がこれを楽しみたかったに違い無い、と確信出来る程、ライカレンズと G1 を組み合わせた白黒写真撮影は痛快だ。
いや、パナソニックエンジニアだけではこれは不可能だった。この組み合わせを本当に実現したのは、東京は練馬区の町工場、宮本製作所。HANSA / 近代といった名前で売られている事が多いマウントアダプター、ひとつひとつ手作業で製造しているのは、RAYQUAL ブランドを名乗るこの宮本製作所である。人気の割に供給が遅く、市中在庫がなかなか見つからないマイクロフォーサーズ - ライカ M マウントアダプター、急ぎの方は直接コンタクトされると多少早く入手可能かもしれない。
(尚、これまで Lumix G1 で本マウント・アダプター経由テストした M マウントレンズ7本の評価一気読みは、こちらのカテゴリーからどうぞ。)
January 28, 2009 in Bear's Leica Mount Lens | Permalink | Comments (0) | TrackBack
January 27, 2009
Lumix G1 と Leica マウントレンズその7 : Voightlander Color-Skopar 35mm f2.5 PII
パンケーキレンズ収集癖(「デジクマが愛したパンケーキレンズ、全記事アーカイブ」御参照)は、M マウント・レンズでも健在。コンパクトな Panasonic Lumix G1 には、出来るだけ薄く小さいレンズを、という事で現行レンズ最良の選択肢はこの、コシナ製フォクトレンダー・カラースコパー 35mm f2.5 PII。全長(厚み)23mm、重量 134g と非常にコンパクト。Lumix G1 の本体重量は 385g なので、レンズと合わせた総重量でも 500g ちょっとしか無い訳だ。これだけコンパクトになると、デジイチを携行する感覚が全く変わってしまう。腰痛が再発せぬ様に、通常はあまり携行し無いデジイチだったが、これならケータイ・一眼として常時携行可能になる。重さだけでなく、サイズも手のひらに載る程なので、大きめのコートやジャンパーのポケットなら、なんとすっぽりレンズ付きのカメラが収まるのである。デジイチの小型化革命、と言っても過言では無い組み合わせなのだ。M マウントレンズ群の中では実売3万円台で比較的手が届き易い価格帯に位置する本レンズだが、写りの方も合格点。作例は、flickr のフォトアルバムと、こちらのスライドショーで御確認の程。
Voightlander の 35mm は、この前にレビューした Nokton Classic 35mm f1.4 に続き2本目だが、本カラースコパーの開放 f 値は 2.5 なので、常時着用レンズとして比較的扱い易い。開放 f 値が 1.x だと、明るい昼間の撮影では数段絞り込んで撮影する事も多いが、本レンズでは絞り開放での昼間の撮影でも白飛びも最小限で何とかなるケースが多かった。Voightlander の 35mm VM レンズははこの2本以外にも f1.2 も有り、コシナ社の Web に比較作例があるのでこちら(VM レンズ 35mm、3本の選択肢)も参考になる。
廉価でも、細部までカチッと精密な造作となっているので、所有満足度も高いレンズである。マイクロフォーサーズでは換算 70mm になるので中望遠レンズとなるが、街角風景を切り取るには、G1と絶好のコンビネーションだ。Nokton が暗闇を創造的に切り取るクラシックなイブニングドレスだとすると、Color-Skopar は普段使いの着慣れたポロシャツ、そういう感覚で使うべきレンズなのかもしれない。当面、装着率 No.1 レンズとなりそうだ。
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January 25, 2009
Lumix G1 と Leica マウントレンズその6 : Voightlander Nokton Classic 40mm f1.4
知人からのレンタル・レンズ試写シリーズが一段落したので、再び自前レンズを試してみる。まずは、中古美品で購入した、フォクトレンダーの復活クラシックレンズ、Nokton Classic 40mm f1.4。当方が所有している M マウントレンズの中では、現在最も明るいレンズである。中古ではあるが、前のオーナーが殆ど使っていなかったのでは、と思える様なピカピカ度合い。製造メーカーのコシナは、あえて現代的な非球面レンズを採用せず、球面レンズのみで昔のレンズの味を残したと言う。使ってみると、確かに非常にクセがある。開放付近での、夜間の点光源はソフトフォーカスの様な感じだ。f2.8 にすると今度は、クロススクリーン・フィルターの様な効果も生む。そして f5.6 に絞るとシャープな画像。最初は戸惑うが、クセがわかってしまうと寧ろこの玉の味付けを楽しむ様になる。何もせずに普通に写ってしまう現代のレンズより、クリエィテイブに使える不思議レンズなのである。flickr の作例アルバムはこちらにて。(スライドショーは、こちらからどうぞ。)
Nokt、とは、夜を意味するらしい。f1.4 と明るい為、夜の闇を厭わず撮影が可能、そういう意味が込められたレンズシリーズである。口径が大きなこのレンズを通して夜の世界を覗いてみると、絞りによって様々に変化する。そして G1 では、その変化を予め、背面液晶や電子 View Finder 内の画像である程度確認出来るので、このレンズを使いこなすには最も適したカメラと言えるのかもしれない。レンジファインダーカメラに勝る点はここにある。100% 視野で White バランスや露出補正だけでなく、レンズのクセを加味した映像が見える、というのは実に便利。
ノクトンの様に明るいレンズだと、ピント合わせもよりラクになる。フォーカスエイドを利用して画面の一部を拡大した際に、明るければ明るい程、合焦は確実になるからである。
ノクトンの様なネオ・クラシックレンズに出会えるというのも、パナソニック・ルミックス G1 による M マウントレンズグルメらしい楽しみである。一方で新宿の量販店界隈に、まだマイクロフォーサーズ - ライカ M マウント変換の為のマウントアダプター在庫は、十分には無い様だ。この楽しみ、出来るだけ多くのクラシック / デジタルカメラ愛好家に知って欲しいと思うのだが。その後出たというマイクロフォーサーズ - Canon FD レンズマウントアダプターにも、中々出会えない昨今。
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January 24, 2009
Lumix G1 と Leica マウントレンズその5 : Leitz Summaron 35mm f3.5
かつての同僚から借りたレンズその2、がこの、ズマロン 35mm f3.5(レンズ詳細は「ライカを買おう」ブログにて)。1954年製造と50歳を超えた所だが、非常に精巧な造りで、光学機器としての魅力たっぷりなチョイワルオヤジレンズ、である。ちょびひげの様なフォーカスリング・レバーがレンズ外周部分に備わっているが、この造りがまた緻密。レンズ各部を眺めているだけでもシングルモルトを片手に語り合える様な、痺れるレトロ・レンズだ。これまで試した4本と比較し設計が一番古いレンズなのに、このレンズから発せられるオーラがいかに強い事か。借りたレンズなのについつい返したくなくなってしまう様な、コレクター心をくすぐる不思議なレンズである。実際に撮影してみると、f3.5 と決して開放 f 値は明るく無いレンズながら背景ボケもそれなりに楽しむ事が出来、独特の描写感がある。作例はこちらの flickr アルバムにて。(スライドショーは、こちらからどうぞ。)
最近気に入っている富ヶ谷交差点近くの人気うどん店「やしま」への行き帰りで作例撮影を行ってみたが、明るい屋外だけでなく、やや暗い店内でも大きな手ぶれ無く撮影出来るのには驚いた(ちなみに Panasonic Lumix G1 本体には手ぶれ補正機能は無い)。
小径レンズだが、手のひらに乗せるとズシリと凝縮された重みがある。最近の一眼レフのプラスチッキーなレンズでは味わえぬ、ひんやりとした感触だ。ちょびひげのフォーカスレバーも、使ってみると実に手に馴染む。ライカレンズではボウタイの様な二つのツノ型のフォーカスレバーを備えたものも多いが、丸みを帯び、すべらない様に刻みを入れたデザインのレバーは実用的で使い易い。こうしたアナログな UI デザインは、むしろデジタルとは無縁だった時代の方が優れていたのかもしれない。
レンズ沼最終案内人たる旧・現同僚から短期間に4本もの、それぞれに個性的で描写力に優れたレンズを借りる事が出来たので、ライカ M マウントレンズ沼の深さが良く理解出来た気がする。Carl Zeiss Biogon 21mm f2.8 の次の一本を求めての明日からの中古カメラ店回り、更なる至高のレンズを求めて期待は高まるばかりなり。
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Lumix G1 と Leica マウントレンズその4 : Voightlander Super Wide-Heliar 15mm f4.5
マイクロフォーサーズ マウントアダプターでライカ M マウントレンズを Panasonic Lumix G1 に装着すると、焦点距離がオリジナルの2倍になってしまうため、広角効果を得るには「超広角」レンズでなければならない。それを満たす 15mm (G1 では 30mm レンズとして利用可能)フォクトレンダーレンズ、Super Wide-Heliar 15mm f4.5 を、かつての同僚から借りる事が出来た。前の会社では学校を卒業したばかり、という雰囲気だった彼も、8年の時を経て複数の起業を経験、今はカメラを趣味&仕事の一部としているとの事。当ブログを愛読してくれていて、久しぶりの再会でこのレンズを貸してくれた。本日中野の街を散歩しつつ、白黒写真も交えて撮影した作例はこちらの flickr アルバムにて。(スライドショーは、こちらからどうぞ。)
Super Wide-Heliar はスクリューマウントの L マウントレンズだが、アダプターを装着する事で M マウントで利用する事が可能。短いレンズなので、G1 に装着した時のバランスも良い。15mm 超広角故に、Contax G1/G2 用に購入した Hologon 18mm を彷彿とさせる様にレンズ前面は半球形状なので、レンズ保護フィルターは装着出来ない点は注意が必要だ。
30mm の世界は 28mm に近く、狭い路地でも広い範囲を描写出来る。中野ブロードウェイとふれあいロードに囲まれた、早稲田通りに近い狭い飲食街、通称45番街が再開発を受けて廃墟と化しつつある事を発見、すたれゆく風景を白黒写真として残してみる。(追記:廃墟徒然草というブログのこのエントリーで、45番街に関しては詳しいので御参照。)
Lumix G1 にはフィルムモードが搭載され、シャッター近くの専用ボタンひと押しで起動出来るので、白黒フィルムモードへの転換も容易だ。廃墟となった建物の陰影を強調する為、ダイナミック B&Wモードでの撮影を試みる。白黒/カラーの切り替えを容易にするには、フィルムモードの MY FILM 1と2 に、頻繁に使うカラー、白黒それぞれのモードを記憶させると便利である。
撮影の後は、すぐ近くの Leica 品揃えも多いカメラの日東へ。店に入った瞬間から昭和的レトロが香る小規模中古カメラ店だが、クラシックカメラやレンズの品揃えはなかなかのもの。フジヤカメラからはふれあいロードを北上、早稲田通りにぶつかった所で右折し徒歩すぐなので、まだの方は是非一度お試しを。
January 24, 2009 in Bear's Leica Mount Lens | Permalink | Comments (3) | TrackBack
January 21, 2009
VAIO Type P の小粋な小道具たち
VAIO Type P を手にすると、昨日のレビューの様にまずは本体の小型・軽量さ、そしてキーボードの完成度の高さに注目する。一方で、関連グッズの完成度の高さも見逃せない。例えば、オプションの黒い本革製キャリングケース VGP-CKP1/B。Type P 筐体が、L 型バッテリ搭載でもぴたりと収まるジャストサイズで、ブックカバーから本を抜き出す様に、Type P 利用時さっと取り出す事が出来る。マグネット開閉の蓋で、パソコンを使いたい、と思ってから実際に利用するまでの時間が短縮され、一瞬のひらめきも逃さない、そういう美学が感じられるケースである。強度的にも革絞り加工でかなりしっかり出来ている。ポリウレタン製ケースより値は張るが、ハードコアなモバイラーにはお勧めしたくなる逸品。Type P 本体の表・裏にテープで貼り付けて使う革製ケース VGP-CVP1 も別途あるのだが、耐衝撃性強化目的や、Type P の美しい外装を損なわない為には、当方が購入したケースの方がすっぽりと収まるのでアドバンテージがある様に思える。
もう一点注目は、本体標準添付の AC Adapter。何と、通常の名刺サイズよりも小さいという極小度合い。これまで使ったどの NotePC 用 AC アダプタよりも小型である。そして、AC から先の電源コードは、長すぎて不要、という場合には、AC アダプタに合体可能な小型プラグ、ウォールマウントプラグアダプター、がオプションで用意されている。更に、外部ディスプレイ出力と Ethernet Port 両方の端子を備えた拡張ポート VGP-DA10 のオプションも、このアダプタと同サイズ。出張時には AC アダプタ、コンセント、拡張ポートの3つをブロックの様に組み合わせて、邪魔にならずに持ち歩けるのである。出張者のニーズを良く研究している、と頭が下がる。
企画から製品化まで1年半以上かけただけ有り、Type P の洗練度は専用オプション商品に於いても極めて高い。3rd party からも多くの商品が出てくる事だろう。今後の広がりにも期待が持てそうだ。
January 21, 2009 in Bear's Windows PC | Permalink | Comments (0) | TrackBack
January 20, 2009
Sony Vaio Type P 喫茶店内ファーストレビュー
Vaio Type P に対するそれは、恋では無く、愛なのだと思った。製品発表の Web 記事を見ているだけで、エモーショナルに欲しくなるコンピューター製品というのは非常に限られている。最近では Apple 社の新製品位でしかそういう感覚を覚える事はなかったのだが、Type P には眼が釘付けになってしまった。気がつくと Vaio Owner Made というカスタマイズサービスで、1.86 GHz の Atom CPU、64GB SSD、L バッテリー、Motion Eye, Bluetooth、そしてワンセグ TV は無し、でぽちりと注文してしまっていた。Owner Made なら3年製品保証が付くので、十分に Type P への愛情を確かめる事が出来る。店頭発売から2日過ぎた本日、SonyStyle から無事届いたので、モバイル環境での使い勝手を確かめる為に新宿の喫茶店に立ち寄り実地レビューを行う事に。
HP mini 1000 等、5万円前後の NetBook からはひとつ上のクラスのこのカテゴリでは、富士通 Loox U を所有していた。Loox U も小型ながらタッチパネル回転液晶の採用やフル電子辞書内蔵など先鋭的な製品だが、Type P と比べるとキーボードがやや小さい。Type P の最大の売りは、その開発思想の通りこの打鍵し易いキーボードにある。当方は結局 Type P 一台にモバイルパソコンを集約してしまったが、その最大の理由はこのキーボードだ。こうして喫茶店で入力していても、殆どタイプミスが無い。そして太めの当方の指先でも、無理にすぼめる事無くタイプ出来るというのは、このクラスでは無かった事だ。キーボードの感触は、硬すぎず、やわらか過ぎず、絶妙のセッティングで、タイプを続けていて指先が喜んでいるのがわかる。
購入前に最も心配したのは、変則的な液晶サイズ(1600 x 768 ドット)により、老眼が始まった当方の眼には文字を読むのがつらいのでは、という点。しかし、ブラウザ立ち上げ中、Fn キー+F10キーの組み合わせでフォントを素早く大きく出来るので、実は殆ど問題が無いということがわかった。ワードパッド等軽いアプリを使う時でも同様の操作で文字拡大が出来る。これがわかると軽やかに Type P を乗りこなす事が可能。まあ、デジイチの様に視度補正機能が備わっている訳である。
次に心配したのは Windows Vista がどの程度使えるか、という点。Loox U では CPU スピードが少し遅く 1GB しかメモリが無かったせいか、ややもっさりした OS 使用感だった(その後 XP 版が発売になり、解消されたと思うが) 。Type P でも、たくさんアプリを同時に立ち上げると描画したウィンドウの一部が残像の様に残る事は時々あるものの、想像より気にならないレベル。カスタムモデルの速い CPU と SSD、そして 2GB メモリの恩恵もあるのかもしれないが。
使い込む程に、これならいつも一緒に居られる、そういうガジェット愛がふつふつと湧き上がる感じがあるのだ。
中央のジョイスティックの様なポインタは、デフォルトではスティック上部を軽く押すだけで左クリックと同じ働きをするが、これはやや操作ミスを生み易いので、コントロールパネル→マウス→スティックタブ→設定、から、プレスセレクトを解除すると普通のジョイスティックとして利用しやすくなる。IBM ThinkPad に慣れていると、このスティックは意外に使い勝手は悪く無い。
Emobile による 7.2Mbps の通信をつけっぱなしにしてこのエントリーを書いているが、省電力設定もせず普通の状態で4時間半の電池持ち表示から始まって、今見てもまだ3時間46分持つという表示。L バッテリーのおかげだが、これくらい持つとあまり電池の心配無くコンピューター作業が出来る。店頭で購入するとスタンダードバッテリがついてくるが、当方としてはやや重量が増えて厚みが1cm ほど増しても、1本で殆どの用事が済んでしまう L バッテリを Owner Made でつける事をおすすめしたい。これなら通常の使い方であれば一日1本で済み、予備バッテリも不要だ。バッテリの厚みで適度なキーボードの傾斜が付き、これがまたキーボードの打鍵感向上に一役買っている。
初めて Type P に触れた時には、ヒンジ部分がやわらかく、その耐久性が心配になったが、使い込むと杞憂であると知った。Type P は小型なので眼から液晶迄の距離が近く、実用的に使うには液晶画面を限界一杯(150度ほどの開度)まで開けて使う事になるのだ。初期の Vaio の様に180度近く開いてヘナヘナ、となる前にストッパーがあるのでヒンジの問題も大丈夫そうである。
それにしても正直、コンセントも無い普通の喫茶店内でここまでゆるゆると気軽に使い続けられるモバイルパソコンには、出会った事が無かった。これまでの Netbook ではネット接続しながら利用すると、コーヒーを1~2杯も飲むと電池が終わりになったものだが、Type P はまだ余裕で3時間半以上持つとのたまって居る。仕方なく今度はハイボールを飲みながらのブログ作業に.....(続く)
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January 18, 2009
Lumix G1 と Leica マウントレンズその3 : Leitz Elmarit-M 28mm f2.8
Panasonic Lumix G1 と組み合わせる3本目のライカマウントレンズは、Summicron-M 同様借り物レンズの Elmarit-M。28mm f2.8 は5世代目迄ある中での3世代目レンズで、製造は1979年から始まっている。夜景撮影、曇天でのスナップ撮影で利用したが、換算 70mm で中望遠域のSummicron と比較し、Micro 4/3 でも換算撮影距離が 56mm となる為、標準レンズに近い使い勝手となる。flickr での作例フォトアルバムはこちらを御参照。スライドショーはこちらで。
f2.8 開放にすると、素直なボケ味が楽しめる様子は、作例からおわかり頂けるはず。明るい日中は露出補正を若干マイナス気味に振った方が、適正露出を得られるケースが G1 では多いのは、Summicron の場合と同じだった。
f2.8 で G1 の Live View ファインダー上でも十分明るく、ピントリングにあるツノの様な突起を利用したピント合わせも、慣れると楽しくこなせる様になる。ただし、フォーカスエイドを利用する際の G1 側でのボタン操作が十字キー左方向ボタン→中央の SET ボタンと二段階なのはちょっと面倒。出来ればボタンワンプッシュでフォーカスエイドを起動したい。フォーカスを行う場所は画面中央固定で良いので。次回のファームアップでの変更に期待。
Leica カメラを利用していない当方は、レンズフード右上角の穴は一体何だろうと当初不思議に思ったが、これはレンジファインダーカメラで利用する場合に、ファインダー越しの視界がフードで邪魔されない為の工夫であろうと後から理解する。G1 での利用なら、100% 視野の Live View Finder や背面液晶があるのでこの穴は必要無くなるという訳だ。
それにしても、これほど毎日デジイチを携行して歩いたのは久しぶりだ。Lumix G1 + 小型 M マウントレンズによる軽量化の恩恵を身を以て知る日々。
January 18, 2009 in Bear's Leica Mount Lens | Permalink | Comments (0) | TrackBack









