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April 25, 2009

SIGMA DP2 ファーストレビュー


SIGMA DP2 Antique Version
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昨日から発売開始の SIGMA DP2、出足好調の様だ。当方行きつけのカメラ店 F では初期ロットは完売。予約していたので問題無く入手出来たが、そうでなかったら危ない所だった。ボディはコンデジ・サイズでデジタル一眼レフと同じ大きな撮像素子(CMOS センサー)を採用している所までは前機種 DP1 と同等だが、DP2 ではフルサイズ換算 41mm、f2.8 と明るい標準レンズが装着された。DP1 の広角レンズと比較して、背景ボケ等を演出し易くなる焦点距離/レンズ開放値だ。昨晩購入、そして本日は一日雨模様だったので作例写真は限定的だが、flickr にまとめたのでこちらを御参照。(追記:作例写真追加しました。スライドショーは、こちらからどうぞ。)

夜景撮影だったが、新レンズと新映像エンジンの組み合わせの秀逸さはチョイ撮りをした作例からも十分伺える。例えばこの夜景、最大サイズにしても細部迄良く写って居り、ノイズも適度に抑えられている。暗めの場所で撮影した Bar 前の写真で、店の前のポスターの文字も拡大するときちんと読める。大型 CMOS の実力は撮影済み写真ファイルにズームインする程に良くわかる。

まだ十分使い込んではいない状況だが、手放しでほめられない部分もある。オートフォーカスは通常のコンデジでマクロモード焦点合わせをする時の様な遅さ。ジジッと音がしてゆっくり合焦する。また、被写体によってはピントが外れる回数も(特に夜間は)結構あった。液晶のクオリティは大手メーカーと比較すると低く、通常撮影でピントの山を確認するにはちょっと苦労する時も。背面ダイヤルでマニュアルフォーカス調整する機能は面白いが、これも液晶表示がもう少し高精細であれば役立つ機能と思われる。

もう一つ気になったのはユーザーインターフェース全般。背面ボタンの機能表記はボタン表面に彫り込まれているが、老眼の目には裸眼ではつらい大きさ。ボタン周囲の文字説明も不親切で、シンプルデザインで美しくはあるが、機能的には特に初めての DP ユーザーには問題も無しとしない。液晶によるMenu 画面表示も、直感的とはいえない部分があり、洗練さが必要な部分だろう。

物理的な形状では、右手指がかかるフロント部分がフラットすぎて、ノーマルのままではホールティング時の安定感が無い。グリップを自作している強者も居る様だが、当方は Artisan & Artist 社製のケースを導入。グリップ部が革で補強されていて大変持ち易くなった。ついでに寄った中古カメラ屋で Canon のレンジファインダーカメラ用、外付け丸形ファインダー (35mm 用なのでやや広め視野だが)を購入、SIGMA 純正フードを装着すると、DP2 もレトロな雰囲気でしっくり来る様になった。

レンズキャップも平板なものだが、RICOH GX200 用オプションの様なレンズのせり出しで自動開閉するキャップが欲しい所。

以上、改善して欲しい部分も多いものの、大型デジイチに迫る撮影機構をこのサイズに収め、更には価格的にも(今はモデル切り換え時期なのか、更に価格下落しているが、全盛期の価格比)GR Digital より少し高い程度とした点は企業努力を感じる部分。毎日携行し易いコンパクトサイズなので、今後作例を増やして行こう。コンデジからのステップアップを考えている中級ユーザーにも、デジイチのサブカメラを探している上級ユーザーにも、面白いカメラだと思います。初心者向けにはさすがにおすすめしにくいですが。

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April 19, 2009

Lumix G1 と Leica マウントレンズその11 : Leitz Summaron L 35mm f3.5


Summaron L 35mm f3.5
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銀座、新宿と中古カメラ店回りをしながら、虎視眈々と探していた Leica レンズは Summilux と Summaron。手頃な価格の中古良品が無いものか、と常に目を光らせていたのだが、相場は高値安定していてなかなか目玉商品に出会えない。だが本日遂に、Leitz Summaron L マウントの 35mm f3.5 を発見。なんと2万円台。前期モデルなので筐体もかなり小型。G1 に装着した際のバランスも悪く無い。値段が値段なので多少難ありの Bクラス中古品だったが、中玉くもりも G1 のファインダー越しに確かめて見ると、それ程大きな影響を与えていない様だったので、入手を決意。現在欧州放浪中の F 氏からM マウント Summaron 35mm f3.5 を借りてその芸術的な白黒描写能力を実感して以来、やっと巡り会えた。本日少しだけ試写した作例写真は、こちらの flickr アルバムにて。(スライドショーは、こちらからどうぞ。)ぬめりとした感じの白黒写真の出来は秀逸。

既に返却してしまった M マウント Summaron と比較して、小口径のレンズデザインにそそられる。このレンズにもまた、見ているだけでシングルモルト一杯を飲み干せる(笑)、レトロ・モダンで奥深い、シンプルな美しさがある。

Lumix G1 に装着し、首からぶら下げて歩いていると、カメラ好きな通行人からは「なんじゃこりゃ」的好奇の視線を受ける事は避けられない。EVF を備えた、黒光りする最新小型デジイチと、既に齢50歳(Summaron L 35mm f3.5 前期型の生産は 1946 - 1956 年)以上となるいぶし銀オールドレンズの組み合わせは、不思議な違和感調和を同時に放つのである。

最短撮影距離は 1m、G1 では換算 70mm 相当の中望遠レンズになってしまうが、オールド・レンズらしい優しいボケ味を十分味わう事が出来る。50年経ってもまだまだ現役で活躍可能な堅牢さは、さすが Leica レンズである。白黒写真に最も味があるが、カラーでもそれなりの個性ある絵づくりをしてくれる。常用レンズの一つとして確保して置きたいレンズと言えるだろう。

そういえば、F 君から借りたもう一本のレンズ、Voightlander Super Wide-Heliar 15mm f4.5 も中古美品を見つけて、結局自分でも購入した。若き Leica 師の影響、恐るべし。最近作例も追加したので、Lumix G1 で利用可能な換算 30mm 広角レンズに興味がある方はこちらの flickr アルバム御参照。

尚、当ブログでの Lumix G1 + ライカレンズの組み合わせテストシリーズは、こちらのカテゴリーからどうぞ。

April 19, 2009 in Bear's Leica Mount Lens | Permalink | Comments (0)

April 18, 2009

Sony nav-u (NV-U3C) の歩行ナビとしての実力


Sony nav-u GPS device (NV-U3C)
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デジカメと並び、技術進歩による便利さアップが顕著なガジェットは PND (Personal Navigation Device)。量販店での売場面積も、訪れる度に拡大。しかし東京都内ウォーキングやサイクリングで実際に利用してみると、完全に満足出来る機能を備えた逸品に辿り着けてはいなかった。PSP みんなの地図 3+ GPS (地図は良く出来ているが GPS の感度が弱い)→ Garmin Nuvi 250 及び 60CSx (米国製故、日本地図の詳細度が低い)→ Apple iPhone + Google Maps (地図精度は高く位置表示も正確だが、歩行者用経路が表示されないケースも多い)と使いつないで来たが、散歩用 GPS に使うにはまだひと味、足りなかったのだ。しかし、nav-u シリーズ売上好調の Sony から発表された新製品がこの、NV-U3C。実際に利用してみると、歩行者用にも実用的な製品である事が良くわかる。購入したばかりで利用期間はまだ限定的だが、とりあえずのファーストレビュー。

NV-U3C は基本的にはカーナビ。自動車に取り付けても十分な性能を持っている訳だが、U3C で特徴的なのは筐体の小型さと電池の持ち時間。4.5 時間 USB 端子経由で充電すると、4 時間駆動(カタログ値)する。自転車やバイクに充電電源無しで装着して出掛けるにはやや心もとない電池持続時間だが、都内歩行用には十分。

そして、「徒歩モード・プラス」という、これまでの nav-u より更に歩行者ユースに狙いを絞った機能を付加しているのである。具体的には、自動車用コースから一方通行等の道路交通規制を解除して、歩行者としての最短ルートが検索出来る様になっている。これは、PSPみんなの地図でも実現されていた便利機能に近い。しかしそれだけでなく、歩行ガイドが始まると右サイドに歩行地図切り替えアイコンが表示され、押す度に現在地周辺地図と、起点〜終点を含む全体地図が交互に表示される。これにより、全歩行経路中どこまで進んだかを容易に確認する事が可能となる。これがなかなか便利なのである。

実際に歩行を開始すると、位置を示すアイコンが人型に変わり、目的地方向は常に矢印で示される。カーナビなので、常に進行方向が画面上部に表示され、地図の見方を誤る事も無い。

これまで利用していた Garmin Nuvi 250 と比較すると、処理速度も極めて高速。タッチ液晶に触れると、地図表示でも、ボタン表示画面でも、非常にサクサクと軽快に動き、技術進歩に涙する事になる。特に、電話番号や住所検索の高速さが感動的。Nuvi 250 で内蔵 DB 検索をすると、重い処理となって画面がフリーズしてしまったのかと勘違いする程遅いのだが、NV-U3C の検索は秒速である。どの検索メニューでも、あっという間に検索結果が表示され、ストレスが無い。目的地検索結果にタッチしてそれが地図上でプロットされる迄の時間も一瞬。これまでの PND の至らなさを痛感していた古参 GPS ユーザー程、このスピードには感激する事だろう。

上位機種同様、画面上でジェスチャーコマンドを指で行うと、地図縮尺の拡大/縮小が出来たり、自宅までのルート検索を一瞬で行えたりする機能も便利。至れり尽くせり、である。

ワンセグ TV 等の付加機能は無く、ナビ機能に絞った端末だが、価格を3万円台半ば迄落とし(実売3万円ちょっとの店も)、サクサク感と軽量さを売りにしている。歩行ナビとしての便利さは初日でも十分納得出来るものだった。

さて次はマウントを工夫して、自転車やスクーターに取り付けてみるとしよう。自転車のハンドルに直接取り付ける為のオプション製品、NVA-BU1 にも注目。

April 18, 2009 in Bear's GPS Gadgets | Permalink | Comments (0)

April 17, 2009

Nikon D5000 プレビューを、新宿ニコンプラザで


Nikon D5000 preview - flex LCD
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新宿でランチ、その足で L Tower 28階の Nikon Plaza に立寄ると、果たして5月1日発売予定の新機種、Nikon D5000 のデモマシンが2台。標準ズーム、そして Nikkor 35mm f1.8 レンズ(Nikon の直販では、今回は本単焦点レンズセットモデルもある様だ。喜ばしい。)が装着されていたので、それぞれ手に取って、発売前の現物をちょこっとレビュー。あまり時間が無かったので束の間のテストではあったが、D5000 の性格を垣間見る事が出来たので気になっている方は是非 Nikon Plaza へ。以下、ファーストインプレッションなど。

まず外観の変化。カタログで見て感じていた以上に、ボディ本体はふっくらとした形状で、それでいてトール・ボーイデザイン。車に例えるなら、初代の Honda City という感じ。豆タンク型、と例えても良いかもしれない。2.7インチと比較的大型の背面液晶を、下方に軸を設けてフレキシブルに操作出来る様にしているので、その分高さが増え、かつ前後にもファット化した印象。しかし、実際に持ち上げてみると外見程の重さは実感されず、むしろ驚く程軽量。下位機種の D60 より重量は数十グラム増えているはずだが、ホールディング性が良いので重さは感じられない。ペンタプリズム入りのD90 の重量感が好きか、D60 に近い D5000 の軽量さから来る機動性を取るか。悩ましい所。

バリアングル液晶を水平に開いて、上から覗き込む形だと、マクロ撮影時等には便利かもしれない。180度ひっくり返せば背面の蓋にもなり、アナログ一眼レフの様にビューファインダーに集中しての撮影が可能となる。室内でのテスト撮影で、液晶はそれ程明るく無い様にも感じられたが、輝度調整で変更は可能であろう。ライブビュー撮影は、これまでの Nikon 前機種と大きな変更は無く、ピントが合うまでのタイムラグは大きい。ライブビューを多用する方であれば、本機種よりも Sony α 300 / 350 や Olympus 620 の方が AF が高速なので気持ち良く撮影出来るはず。

シャッター・フィーリングは、D60 とほぼ同じ。静音で、メリハリがある、ニコンらしいシャッターフィール。ビューファインダーの視野率は 95% で入門機のスペックではあるが、このシャッターの感触なら気持ちよく撮影を続ける事が出来るはず。動画は AVI - MotionJPEG でモノラル音声、1280×720サイズで最大5分。先ほどの AF の遅さもあり、D90 同様動画機能にはそれ程大きな期待をしてはいけないのだろう。あくまでバリアングル液晶の装着、の方を評価すべきだ。

撮影シーンモードが追加されたが、ほぉ、と思ったのは「桜モード」。恐らく、青空をバックに桜を撮影する際に露出補正をプラスに振るモードと思われるが、初心者に優しい、日本メーカーらしいオマケ機能と感心した。

今回短時間ながら実機に触れて、D5000 の性格や立ち位置が良く解った。ビデオ機能に注目するなら、AF 機能の前評判が高い Panasonic Lumix GH1 の優位は揺るがないだろう。MPEG4 H.264 フル HD 動画動画機能を採用しなかった事で、長時間ビデオを撮影したいエントリーユーザーも、ライバルの Canon EOS Kiss X3 あたりに目が向いてしまうかもしれない。Kiss X3 との仕様対決では、画素数(X3 は1500万画素)や背面液晶のサイズ(X3 は3インチで92万画素)でも D5000 の方に劣る部分があり、D5000 は価格を下げないと苦戦を強いられる危険性も。

エントリー機種では、Nikon はもう少し先を見た技術開発、新機能の装備が必要と思われる。Nikon 純正で使い勝手の良い GPS モジュール、GP-1 を利用したい方や、Nikon 製以外はカメラではない、という硬派 Nikon 愛好家はそれでもやはり、D5000 を選ぶのでしょうけれど。w

April 17, 2009 in Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)

April 05, 2009

Panasonic Lumix G1 で、中野通り桜フォトウォーク 2009


Sakura 2009
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冷たい雨・風の日を経て、今年も中野通りに桜のトンネルが出現。JR 中野駅から中野通り沿いに北上し、哲学堂迄の2キロ余りが桜吹雪に包まれる。この週末が満開若干手前の時期と重なった為、メインカメラの Panasonic Lumix G1 を手に、桜フォトウォーク。レンズは、Rollei Sonnar 40mm (マイクロフォーサーズ換算では 80mm 相当)f2.8 と Canon New FD 85mm (同 170mm 相当)f1.2 L。桜が被写体なので、オートフォーカスは必要無く、マニュアルフォーカスレンズだけで出掛ける。やや雲が多い、ほぼ晴天、の土曜日。明るい空をバックに桜の眩しさが映える様に、露出補正を1〜1.5段プラスに振りつつ撮影。桜フォトウォーク作例は、こちらの flickr アルバムからどうぞ。(スライドショーは、こちらを御参照。)

光線状態で淡い色味の表現が大きく変わる桜の花撮影では、Lumix G1 の EVF (電子ビューファインダー)が大活躍。撮影結果予測映像がほぼリアルタイムで EVF 内に投影されるので、桜の花びらの色が最も映える露出補正状態でシャッターを切れば良い。ややアンダー気味に桜がシャドウがかって撮影されてしまう状態が、EVF 利用でほぼ回避出来るのは素晴らしい。被写界深度の確認も EVF 上で出来るので、何層にも重なった桜の花の丁度良い部分にピントを合わせる事も可能だ。

これほどの精度の EVF が搭載されたデジイチはまだ G1 だけだが、今後は採用が進むのは間違い無いだろう。背面の液晶を覗きながらの撮影だけでは、晴れた日には太陽光の反射等で細部の確認がしずらいので EVF は有効。暗い場面でのノイズ発生をより抑える事が出来れば、全く不満は無い。製造コスト的にも、撮影時の利便性を考えても、EVF は今後のデジイチの新しい標準コンポーネントとなるポテンシャルを十分備えている事が、本日の桜撮影で実感出来た。

早稲田通りを通過する際に、中古カメラ専門店の日東商事 Voightlander Super Wide-Heliar 15mm f4.5 の優良中古を格安で手に入れ、30mm 相当の広角レンズも揃った。中野通りの大きな桜の全景を撮影するには、やはり広角が必須だ。Super Wide-Heliar は、f4.5 絞り開放にすると周辺減光が顕著になるので、出来るだけ f5.6 - 8 の範囲で絞りを調整すると、青空をバックにしてもそれなりの仕上がりを楽しむ事が出来る。

以前 F 君から借りて気に入ったレンズだったが、遂に自身でも手に入れた。満足。実質焦点距離が倍になってしまうマイクロフォーサーズでは、15mm を買う事でやっと快適な広角撮影を楽しめる。さて、日曜日午後は、新井薬師から哲学堂へ、中野通り後半の桜フォトウォークに出掛けるとしよう。新井五叉路の交差点近くで麺彩房のつけ麺を食べてから行くもよし。(尚、Pentax K20D で撮影した2008年の桜フォトウォークは、こちらを御参照。)

April 5, 2009 in Bear's Diary | Permalink | Comments (3) | TrackBack

April 01, 2009

iPhone Bold with Poken、ファーストレビュー


New iPhone with BlackBerry
Originally uploaded by db.

iPhone 3G を利用していて大きな不満は無かったのだが、2点だけ改善を望んでいたのは、ソフトウェア・キーボードの押しにくさと SNS アプリケーションがデフォルトで搭載されていない点。途方に暮れていると、docomo チャネルで発売開始された BlackBerry Bold の思わぬキーボード発熱問題から、1ヶ月以上も「販売一時停止」(発熱理由については、docomo / RIM 両社から未だ正式発表は行われていない)となっている事態の打開を図りたいカナダの Research In Motion (RIM) 社が、ライバル Apple 社との電撃提携を発表。iPhone プラットフォームに対し、BlackBerry の UI ソフトウェア・ライセンス提供を実施する事に。

更に Apple 社は、先頃日本市場への商品投入を本格化した、物理的ハイタッチ Social Networking 製品開発のスイス Poken 社からノウハウ供給を受け、 4月1日より日本市場限定の新 iPhone 「iPhone Bold with Poken」を Softbank Mobile 経由で発売する事を決定。直前の製品発表で、当方は残念ながら購入予約を逃したが、発売前日にフライング販売を行っていた新宿の某量販店で無事1台確保、早速製品レビューを行ってみる。

iPhone Bold with Poken は BlackBerry で好評の物理キーボードやトラックボールをソフトウェア的に 3D 化、更にはホログラムで Poken のハイタッチセンサーとなる手/腕を空間投影する事にも成功した。携帯ゲーム機の世界では3年前から始まっている、最先端技術の標準化・オープン化による、メーカーの垣根を越えたマッシュアップの結晶とも言える意欲的新 SmartPhone 製品。さてその使い勝手は.....。

本製品で最も気になる新機能は、ホログラム Poken の使い勝手。知人の Voodoo Poken とのハイタッチを試してみると....腕が交差した瞬間に、確かに手のひらが光り、利用している SNS データが一瞬にして交換される。これは便利、だが、物足りない部分も。Poken の楽しみとしては、データ交換相手と「確かにハイタッチした」という物理的感覚も重要。相手側がプラスチック製 Poken の場合、iPhone 側がホログラムであっても、精密な位置センサーによりハイタッチ動作を行う事でデータ交換は確実に実行されるのだが、肝心の手と手は空中ですれ違ってしまう。アナログ的ヒューマンタッチも重視する当方としては、このスルー感は頂けない。次の機種では、プラスチック Poken Hand を接続可能な USB ポートも、iPhone 側面に装備願いたい。実物と見間違う程のホログラム技術は見事だが、デジタル技術過剰投入の罠にはまっている感もある。

その後も各種機能を試そうと思い、うとうとしつつも時計を見ると、4月1日午前2時....そこで春の夜の夢から覚める、と。

それにしても docomo と RIM の関係者の皆様、BlackBerry Bold の販売一時停止理由説明、出来るだけ早めにした方が良いと思いますよ〜。(熱心な BlackBerry ユーザーの1人として、これはエイプリルフールでなく、真剣にお願いする次第。w )

April 1, 2009 in Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0) | TrackBack