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August 09, 2009
Sony Walkman W200シリーズで、究極の即起動ウェアラブル音楽プレイを愉しむ
新型 iPhone で、購入初期は音楽を楽しむのだが、やがては通勤電車の中では使わなくなってしまう、そういう状況が続いている。原因はひとつ、鞄から出し入れする際のステレオ・イヤフォン・コード処理。iPhone の場合、鞄収納時に本体にコードを巻き付けてしまうと電話機、ブラウザでの閲覧機として使えなくなってしまうので、どうしてもコードを別にしまうのだが、都度巻き取るのも面倒で乱雑に鞄の中へ。そして取り出す頃にはコードは見事に複雑に絡まって居り、それをほぐしているうちに電車は一駅、二駅と進んでしまう....という面倒さで、音楽そのものを聴かなくなってしまうのだ。鞄から出して利用出来る様になるまでの「取り出し起動所用時間」は重要で、絡まるコードは物理的にも心理的にも障害となっていた。そんな時、ふと量販店店頭で見かけた Sony Walkman 202。プレーヤーとステレオ・イヤフォンが一体化した奇抜な形状だが、即起動派には嬉しい仕様である事を発見、価格も 2GB メモリで1万円以下と手頃な為、早速入手。
普段 Mac + iTunes + iPhone の組み合わせで音楽を楽しんでいた Apple 遣いとしては、Sony Walkman シリーズは遠い存在と感じていた。しかし本機では付属ソフトを使わずとも、USB 接続するだけで大容量外部メモリとして Mac で認識される為、あとは W202 の音楽フォルダに iTunes の楽曲リストからドラッグアンドドロップで再生したい曲(勿論、DRM がかかっていない曲になるが)をコピーするだけで良い。これで準備完了。充電も、付属の専用スタンドで行うのでも、通常の USB ミニプラグで行うのでも、どちらでも良い手軽さだ。Sony も段々とオープンな世界に入って来ている感がある。
ウルトラセブンの変身メガネ(歳がわかってしまうな.....)の様なイヤフォン部を中央のマグネットから二つに割り、コード部分を耳の上にひっかける様に装着し、右耳イヤフォンユニット下部のロータリーボタンを押すだけで再生が始まる。もう一度押すと停止。ロータリーボタンを速めに前後に回すと、選曲が可能となる。やはり右耳下にあるシーソー型スイッチで音量調節を行う。操作はこれだけ。新型 iPod shuffle の様な曲名読み上げ機能や、フォルダ選択機能が付くと完璧だなあ、と思うのだが、まだそこまで高機能では無い。
主としてジョギング、エクセサイズ用に開発された耳掛け型プレイヤーと思われるが、「コードが絶対に絡まない」剛性と短さである為、通勤鞄からさっと取り出して音楽を、という用途にも向いている。再生機構を埋め込んだイヤフォン部が大きめで、装着感には個人差があると思うが、当方としては手軽さ優先で良い、との判断。音質も Sony だけあって文句無し。
曲のサビを次々に聴かせて選曲を容易にする Zappin 機能を活用するには付属ソフトを利用せねばならないが、普通の用途ではそれほど必要無し、と思われた。iTunes との併用でも、DRM 楽曲以外を楽しむ iPod / iPhone サブマシンとして、十分モトは取れそうである。手ぶらで出掛けたい夏にピタリはまる、真のウェアラブル音楽プレイヤー、と言って良いでしょう。
August 9, 2009 in Bear's Audio Visual Cabin | Permalink | Comments (0)
GR Digital III ファーストレビュー : 新宿の夜を切り取るスナップカメラ
街スナップに丁度良いコンパクトサイズの Olympus E-P1 を使い慣れると、もう普通のコンデジには戻れないだろうな、と思っていたのだが、RICOH GR Digital の三代目となる III が登場。嬉しいサプライズは、28mm f1.9 と明るい広角レンズを搭載した事。会社帰り、散歩がてらの都会夜景スナップを撮影する機会が多い当方としては、f1.9 というレンズの明るさは大歓迎。早速 GR Digital III を手に新宿西口の夜を切り取ってみる事に。手ぶれ補正機能が無い、ツウ好みの硬派コンデジの GR Digital III だが、f1.9 の開放絞り値のおかげで、速めのシャッターを選択できる。他のコンデジで何度も手持ち撮影に挑戦しながら、毎度大きな手ぶれで失敗に終わって来た因縁の被写体が、こちらに載せた、昭和の雰囲気漂う屋台ラーメン店と背景の未来的なコクーンタワーという、東京のブレードランナー的シーン。この写真で見るよりも実際は暗い場所なので、拡大すると多少のブレは残るが(何しろシャッター速度は 1/6 秒)、写真の出来映えとして許容範囲に収まっている。f1.9 の恩恵は大きい。暗部ノイズ発生も以前のモデルと比較し抑えられている印象だ。他の作例は、こちらの flickr set にて。(スライドショーは、こちらからどうぞ。)
以前の機種から大きな外観デザインや UI の変更は無いので、マニュアルをあまり読まずにいきなり GRD III を使い始める事が出来る。光学ファインダーの GV-2 も共通に使えるので、GV-2 を装着したまま本体を収納可能なRicoh 純正速写ケース GC-4 を同時購入。工作精度も高く、今回は割高な 3rd Party 製の対応ケースを購入せずに済みそうだ。
GR Digital II はしばらく前に手放してしまっていたので、久しぶりの GR 回帰となったが、起動から撮影までが高速なので、スナップ撮影にはやはり便利。シャッターを押し込むと、あらかじめ設定したピントで撮影可能なフルプレス・スナップ機構も、散歩中に訪れる突然のシャッターチャンスには有り難い。
GRD III を手にすると、多少露出補正をいじる程度で後はカメラ任せで撮影してしまう事が多いのだが、露出補正も右上の独立ボタンで簡単に設定出来る為、サクサクと撮影が進む。常時携行し易い小型サイズで軽量の GRD III を手に入れてからは、E-P1 の登板回数もやや減りつつある状況だ。まあ、それぞれ用途は違うのではあるが。
曇天下のマクロ撮影等で多少ピントを外す事はあったが、特に大きな不満は無い、優等生コンデジである。所有満足度、高し。
August 9, 2009 in Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)
August 05, 2009
新型プリウス、ハイブリッドパワーを 500km 走って体感
当方は、自動車を所有しないレンタカー族。駅から徒歩圏に居住している事、食品を購入する為のスーパーも近い事、ゴルフはしない(出来ない)事で、日常生活でクルマは必須ではない。そしてもう一つのポイントは、歩いて10分以内に、品揃え豊富なレンタカー店がある事。借りたい時に気軽に好きなクルマを借りられるので、段々と自家用車所有欲は薄れてしまう事に。以前所有していた時でも、結局年間5千キロ走るかどうか、という程度の月1−2回利用だったので、レンタカーで十分なのである。通常はファミリーカーで、移動できれば良い、程度のクルマを借りるのだが、今回の旅行では、春まで納車出来ない程売れていると話題の、新型トヨタ・プリウスを借りる事が出来た。モーターとガソリンエンジンのハイブリッド車の乗り心地を、八ヶ岳往復 500km で体感して見た。いや、これは確かに不況下でも売れるね。この車が2百万円ちょっと(定価)で買えるというのは、驚くべき事だと理解出来た。レンタカー派の当方でも食指が動く。価格、乗り心地、エコでもパワフル、といった複数次元でのバランスが良い、21世紀のハイブリッド電気自動車なのでありました。
クルマをスイッチオンする(鍵は非接触型で、鍵をポケットに入れてスイッチを入れるのみ)と、ブルルンという普通の車のエンジン音は無く、エアコンが動き始める音が聞こえる程度で静音起動するというのは、早朝の住宅街では嬉しい仕掛け。
上記写真の通りビジュアルな「エネルギーモニター」をハンドル手元の Display スイッチで設定すると、その表示内容に目が釘付けとなる。モニター右の電池マークゲージが、しばらくガソリンエンジン走行を続けると段々積み上がり、一定の充電容量となると電気自動車として走行可能に。するするっと静かにスタートする電気モーター発進は、自動車の重量を忘れる様な未来感覚。そして、ガソリンエンジンへのつながり方も、どこで切り替わるのか全くわからないスムーズさ。エネルギーモニターを見ていると、速度に応じて頻繁に動力配分が変わっている様なのだが、全てコンピューター制御になって居り、運転者は普通にアクセルを踏めば良い。
1800cc エンジンで、八ヶ岳に登る急な山道ではちょっと辛いかなと思ったのだが、"PWR" と表示のあるパワーモードボタンを押すと、エンジンが一回り大きくなったのかな、と錯覚する様な強力な推進力が発生。メーカーの広告でも "2400cc 並" と表現している様だが、それに偽りは無い力強さ。勿論このモードを多用しすぎるとせっかくの燃費の良さには影響(今回は山道が多かったせいか、500km トータルで 23.4km/litter の燃費)するのだが、それにしても 1800cc にしては燃費が良くて力強さもあり、エンジンのパワフルさは運転時の余裕にもつながっていた。
贅沢を言えばもう少しスピードダウン時のトルク感が欲しい所だが、燃費を良くする、という観点からはそうも行かないのだろう。多少のシフトダウン感覚は、レバーを一段後ろに "B" モードに入れる事で体感出来る。
高速走行時やカーブでの安定性、サスペンションとボディの剛性も良い味付けで、多少スポーティな走行をしても車の走行ラインが簡単にぶれる事は無い。高速走行時の風切音も、ティアドロップ型の車体デザインでほとんど聞こえない。エコノミーで、パワフルで、静粛で、そしてスポーティ。旅行荷物もハッチバックのドア下にかなりの量積載可能。こんなクルマが、売れないはずは無いですな。
August 5, 2009 in Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)
August 04, 2009
山のカメラ Pentax K-7、街のカメラ Olympus E-P1
短い夏休みを頂いて、蓼科の温泉宿へ。運良く発売されたばかりの新型トヨタ・プリウスをレンタカー出来、中央高速を快調かつエコに信州入りするも、雨時々曇り、という生憎の天気。初日は小淵沢の静かなリゾート・アウトレットを訪れたのに豪雨に迎えられ、翌日は晴れ間が見えた瞬間を狙って諏訪湖巡りをするも、午後の霧ヶ峰は文字通り霧雨模様。しかし、朝晩は滝川のせせらぎが聞こえる露天風呂で疲れを癒し、風林火山の勇猛な太鼓で耳を楽しませつつ、迎えた3日目。快晴。やっと今日は、念願の八ヶ岳の頂上を目指す事が出来る。ビーナスラインを昇り、ピラタス蓼科ロープウェイで、標高2237m の坪庭へ。白い雲が目線と同じ高度を時々通り過ぎ、空の青、森の緑の美しいコントラストが現れては消える。自然が織りなす鮮やかな色彩を、CMOS に焼き付けぬ手は無い。今回持参したメインカメラは Pentax K-7 と、広角 24mm 相当の DA 15mm f4 レンズ。防滴性能が高く剛性の高いボディは、山歩きの友には最高だ。今回撮影した風景写真は、こちらの flickr アルバムにて。(スライドショーは、こちらでどうぞ。)
以前も当ブログで御紹介したが、K-7 はカメラ内写真加工(デジタルフィルターによる後処理)も得意。水彩画エフェクトで、人間や動物の顔は黒目が白目に反転するのでやや怖いものになってしまうが、今回の様な風景を水彩画化すると、本当の絵の様に美しい仕上がりになる。興味ある方は、こちらの flickr アルバムを御参照。(スライドショーは、こちらからどうぞ。)
猫の目の様に変わる天候の変化を予測出来ない山旅行では、昨今登板頻度が高かった Olympus E-P1 ではなく、Pentax K-7 が頼もしい相棒となる。多少雨に降られても、カメラを過剰に保護する心配が無いというのは、想像以上に撮影マインドにプラスの影響がある。雨でも、良いシーンを探し続ける事が出来る。K-7 は低温にも強い設計という事なので、冬山でも更に強みを発揮するに違い無い。E-P1 ではそうは行かなかった事だろう。水に近い場所でも、手にするのは K-7。そういえば、先日の会社の屋形船イベントでも、別に雨が降っている訳でも無いのに、携行したカメラは K-7だった。
一方、信州から戻り、ちょっと近所へ、で手にするのは E-P1。軽量ながら一眼レフ画質を気軽に楽しめる E-P1 は、街角スナップカメラとしては最強であり続ける。小型になったと言っても K-7 の形状はやはり、一眼レフそのもの。街中で撮影していると「撮影しているぞ感」が強すぎる。その点、E-P1 なら背面液晶のコンデジ撮影スタイルで、構えると筐体も小さく、シルバー/ホワイトボディは街角風景に違和感無く溶け込む。K-7 と 15mm の組み合わせを初めて手にするとこれが街角最強、と思った時もあったが、E-P1 の軽量さと心の気軽さは、街ではより強みを発揮する。
同じ様な価格帯にある最新デジイチ二機種だが、撮影シーン毎にそれぞれ、得意分野が違う。アウトドア(山・海・川)のカメラ K-7、街のカメラ E-P1。撮影目的に合わせて、最強の相棒を選びつつ、2009年の夏を切り取って行く。
August 4, 2009 in Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)



