« 神田川沿い写真散歩ノススメ | Main | »

November 14, 2009

RICOH GXR 銀座レビュー、50mm マクロは素晴らしい


RICOH GXR at RingCube Ginza
Originally uploaded by digitalbear.
リコーの新デジカメ GXR は、レンズと撮像素子が一体化し、レンズ交換の際には CMOS or CCD 迄取り替えるという独自の仕様で12月上旬から発売開始となる。新システムの使い勝手を体験すべく、実機の先行展示が行われている銀座三愛ビル9階の RICOH ショールーム、RING CUBE へ。狭い場所なので混雑を心配したが、土曜の夕刻は幸いにも空いていて、GXR 実機をしばらく触る事が出来た。鳩居堂/三越前の交差点を見下ろす場所で、新技術を堪能。

本機で一番気になるのはやはり、横にスライドさせて脱着するカメラユニット。回転させてねじ込むという従来のレンズシステムとは全く異なる感覚。しかし想像以上にスライドマウントはしっかりしていて、初回から不安感無くユニットの脱着が可能だった。グリップの上部にあるレバーを押す事でユニットを外せる。これなら、暗い場所やホコリが気になる場所でも Speedyに、間違い無く脱着出来るだろう。端子部は多少デリケートかもしれないが、ガイドレールに沿って付け外しする事で確実な場所に収まる感覚だ。ユニットは今後外部 Partner と協力しながら、オープン思想で開発が行われる事になる、との係員さん御説明。残念ながら Web で一部に情報が出回っていた m4/3 マウントユニットは現在まだ予定は無い様だが、今後の可能性としてはゼロでは無い、とも。

ユニットを装着してカメラを構えると、GR Digital シリーズ操作に慣れた人ならすぐに機能を理解出来る。細かいところではマクロが独立ボタンになっていたり、4方向キーが8方向対応になっていたりとあるが、ほぼ同じ感覚で使えるのは有り難い。電子水準器もほぼ同じ表示方式だ。ホールド感覚は、GR Digital が分厚くなりずしりと重みを増した、というもの。GF1 や PEN はデジイチから降りて来たカメラだが、GXRはあくまでハイエンド・コンデジからの継続進化の延長にある。

@shiology さんがブログで指摘されていた通り、シャッター音はレンズシャッターで静か。これなら確かにブレも少なかろう。ただし、一眼レフ的な、重厚なシャッター音を求める向きには、音質的には満足出来ない可能性もあるので、その点はこのカメラへの正しい理解が必須となる。本機は前述した通り、コンデジからの進化機なのである。

液晶ビューファインダー VF-2 の画像は、92万画素なので 20万画素のGF1 のそれよりも見易い感じだが、GH1 (そして Olympus EP2も?) の144万画素の素晴らしい EVF にはやはり敵わない。GXR + 50mm だったらむしろ、汎用の 50mm 用光学外部ファインダーのクラシックなものを探して来て装着した方が良いかも、とふと思ってしまった。ズームレンズユニットを装着するなら勿論、常に視野率 100% の VF-2 の方が良いと思われるが。


悩ましいのは、GF1 + 20mm f1.7 パンケーキ + 45mm f2.8 マクロレンズ、そして GR Digital III の 28mm f1.9 と Canon PowerShot S90 のコンパクトズームで相当満足出来るマイクロカメラ環境を手に入れている当方として、本システムにも踏み込むべきか否か、という点。今回、GXR + 50mm f2.5 レンズの描写は、強い説得力を持ってアピールする美しい画質(メーカー作例は、こちらにて)であった。一方、マクロ撮影時のフォーカシング速度は、やや迷いがある様にも感じられた。最近のマクロ AF レンズがそうである様に、マクロ含む全域/マクロを含まない限定焦点距離をマクロボタンで切り替える必要があったのかもしれず、その点は再度チェックが必要か....12月の発売まで、更に悩める日々は続く。@shiology さんは購入決定の様なので、背中を押されますが。

November 14, 2009 in Digicame Cabin | Permalink

Comments

The comments to this entry are closed.