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February 28, 2010
Canon EOS Kiss X4 の ISO 400 vs 3200 レビュー
EOS Kiss X4 を、じっくり考えた上で導入した。いつもの厳しいデジカメ一軍ルールに従い、既に他のデジイチは全て手元にはもう無いのだが、Kiss X4 はしばらくの間デジクマ・デジイチ・チーム一軍の主力選手としての活躍可能性を秘めた逸材だ。軽量ボディに新機能を操作し易く、バランス良く採り入れている。1800万画素 CMOS、フル HD 動画撮影機能は上級機種の 7D 譲りで、更に 7D より高精細な104万ドット液晶が奢られている。勿論、ボディ剛性や防滴性能、連写スピード等は 7D が勝る部分だが、ボディ重量では Kiss X4 が有利。7D は820gだが、Kiss X4 はわずかに 475g である。300g 以上も違うのである。大きさも、一回り小さく携行し易い。画面中央を7倍望遠を使った場合と同じ様に SD 動画(VGA サイズ)に切り取れる動画クロップ機能が当方的には最も気になるポイントだが、とりあえずはまず暗所性能のレビューから。ISO 400 / 3200 それぞれ切り替えながら撮影した静止画のサンプルは、こちらの flickr セットで御覧下さい。(スライドショーは、こちらからどうぞ。)
(2月28日追記:新宿の夜景サンプルで、ISO 6400 vs ISO 3200 の写真を flickr set に追加。ISO 6400 もシーンによっては実用的に使える。ノイズが目立つサンプルも。)
Kiss X4 に組み合わせるレンズは、キットレンズの3種類、そして外部ブランドとしては SIGMA 17-70mm f2.8-4 DC MACRO OS HSM を候補として、親切な地元カメラ店の店員さんにサポートを受けつつそれぞれ実際に取り付けて比較したのだが、どれも満足が行かず、結局は 7D のメイン・キットレンズともなっている EF-S 15-85mm f3.5-5.6 IS を選択する事になった。SIGMA のマクロ機能もある大口径標準ズームは最後まで候補だったのだが、広角側の描写が一部甘い感じがあり、フォーカススピード等も比較結果、Canon 純正レンズを選ぶ事に。Kiss X4 では Canon レンズであればデジタル的に周辺光量落ちを自動補整する機能も有り、それも EF-S レンズとする決め手になった。
Kiss X4 に取り付けると、ややフロントヘビーな重量バランスとはなるが、グリップのホールド感がしっかりしている事等もあって撮影は快適に行える。体型太めの当方には、やや太いこのレンズがしっくり来る様でもある。(笑)
さて、肝心の ISO 高感度性能だが、サンプル写真の通り、ISO 3200 は完全に実用域である。ISO 400 では手ぶれを誘発しそうな暗いところでも、3200 まで感度を上げると手持ちでも問題無く撮影可能であった。ISO 6400 はまだあまり試していないが、ISO 3200 辺りまではノイズを気にする事無く利用出来る感触だった。
画素が 1800万になった事で、ブレを誘発し易いのでは、ビギナー向け機種としてはオーバースペックなのでは、という声もあり、頷ける面もあるのだが、X4 は初級機〜中級機の間の位置づけで、むしろ中級機に限りなく近いハイスペック機だと考えると納得が行く。追ってレビューする予定の、画面中心部を切り取る動画クロップを有効に行う為にも、この高画素数は必要だったのだろう。
本日は利用一日目なのでここまでとするが、レビューし甲斐がありそうな、広く受入れられ得るポテンシャルを持ったデジイチなので、今後も複数回、機能レビューを行ってみたい。Canon EOS 7D 購入を悩んでいた方で、動画性能と携行性重視の方には、おすすめ出来ます。ただしその場合は、レンズにはある程度の投資をした方が良いと思われますが。
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RICOH CX3 (裏面照射型 CMOS 搭載10倍ズームコンデジ)レビュー
Sony Cyber-shot TX7 の暗所撮影性能が非常に良かったので、手持ちコンデジ資産を裏面照射型 CMOS に切り替える作業を進めている。ほぼ終了し、複数手放した結果、裏面照射でないコンデジはリコー GR Digital III (GRD3) だけになった。GR Digtal IV が出るのは時間の問題と思われるが、GRD3 には明るい f1.9 レンズが装着されているので、これはこれで利用可能。問題は比較的最近買い直したばかりのリコーCX2(つまり CX2 は黒/シルバーを両方、別の時期に購入した)だったが、ここは覚悟を決めて RICOH CX3 に切り替える事にした。その決断は正しかった様で、特に 300mm 望遠端を利用して夜間撮影した際の、ピンぼけでない写真の「歩留まり」が劇的に高まった。そもそも暗所撮影に強い裏面照射型 CMOS + 光学手ぶれ補整機能があるからと言って、小型ボディ・コンデジの 300mm 望遠端で、三脚も無しに夜景撮影する方が無謀だとはわかっていたのだが、電柱や手すりにカメラ底面を固定して撮影すると、CX3 の場合は手ぶれが無い or 最小限で、ピントも有った明るい撮影が夜間でも可能となる。CX3 作例/サンプル写真はこちらの flickr set を御参照。(スライドショーは、こちらからどうぞ。)コンデジとしての完成度が高く、オールマイティな前モデル、CX2 を越える新機種開発は大変だったろうと想像出来るが、裏面照射型 CMOS の採用効果で CX3 は CX2 を凌駕した。暗所性能は圧倒的に高くなった。しかし、逆の見方をすると、暗所撮影機会が多く無いユーザーであれば、CX2 を CX3 に変える動機は限定的かもしれない。ペット撮影モードが加わったり、マイナーな機能アップはあるが、大きな変化は裏面照射に限定されているとも言える。
また、これから10倍ズームコンデジ購入を検討される方なら、同じ価格帯で Sony Cyber-shot HX5V は重要な比較対象。CX3 的な機能に、更に GPS やコンパスの機能が追加される高機能ぶりだ。そして、TX7 同様に、カメラを垂直/水平に振るだけでパノラマ撮影可能なスイングパノラマ機能、6枚連写で夜間撮影のブレとノイズを低減する手持ち夜景モードも利用可能だ。CX3 より広角端が広い(フルサイズ換算25mm) HX5V の10倍ズームレンズも魅力だ。TX7 の使い勝手 + α が CX3 的な筐体に収まっている、と考えると、特に身軽に出掛けたい旅行等でのベストコンデジは HX5V となる可能性も十分にありそうだ。暗所ノイズの低減度合いは、Sony BIONZ エンジンが優秀な事も有り、今後は RICOH CX3 vs Cyber-shot HX5V のライバル争いからも目が離せない。
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February 15, 2010
Pentax K-x に明るい中望遠 D FA Macro 100mm f2.8 WR レンズを組み合わせる
一年に一度だけ、必ずステージ写真を撮影する日がある。長女の体操発表会が毎年、地元の中野サンプラザホールで開催されるのだ。そして毎回悩むのが暗いステージ+速い体操の動きをどの様にデジタルカメラで記録するか、なのである。連続する体操の速い動きを記録するには、どうしても連写機能に優れたデジイチと、出来るだけ明るい望遠レンズが必要だ。Nikon D3S や Canon 1D Mark IV 等、ISO 12800 の高感度を常用出来るデジイチで撮影出来れば最高だが、さすがに年に一度の撮影機会に50万円近くを出費する訳にも行かない。行きつけのカメラ店でどうすべきか悩んでいると、Pentax の入門機、K-x の高感度がそれなりに使える、との情報。Pentax K-x は全くノーマークだったのだが、明るいレンズと組み合わせれば活用出来そうだと考え、本来はマクロレンズの D FA 100mm f2.8 WR レンズと組み合わせる事にした。入門機とあなどるなかれ、K-x の機能は上級機の K7 に肉薄するものだった。連写速度も K7 に劣るとは言え 4.7コマ/秒が可能で、カメラ内でのエフェクトを存分に楽しめるデジタルフィルターは K7 同様の充実ぶり。早速中野サンプラザやその周辺で撮影した作例はこちらの flickr set を御参照。(より大きな画像で見る事が出来るスライドショーは、こちらからどうぞ。)
K7 と比較レビューを行うと、シャッター音はやや重く衝撃も強めで、かつての K10D, K20D あたりに似ている。ピントは11点で合わせる事が出来るものの、光学ファインダー上では合焦点が確認出来ない(=普通なら、ピントが会った所に LED ランプが点灯するが、コストダウンの為かその表示が無い)のはやや残念な部分。しかし、当方の様に中央一点でピントを合わせるスポット測距派なら、撮影しているうちに気にならなくなる。
ISO 100 - 12800 迄設定可能という感度設定の広さが売りの本機だが、暗所でテスト撮影してみると、ノイズを気にせず撮影出来るのは ISO 1600 あたりまでの様だった。そこで、高感度の上限を ISO 1600 に設定し、舞台撮影を試みる。席位置は大きなホールの丁度真ん中あたりであったが、スポットライトが当たる舞台上であれば、f2.8 と明るいレンズのおかげでコンスタントに 1/160 - 1/250 秒程度のシャッターが切れる。これなら、子供の体操であれば動きを止める撮影が可能と一安心。
組み合わせた D FA Macro 100mm f2.8 WR レンズも、簡易防滴構造を持つ、非常にコンパクトなレンズ。発売開始は昨年のクリスマスの日と新しいレンズだ。35mm 換算、153mm の f2.8 中望遠レンズとして利用したが、スペックとしては十分なものだった。AF スピードは暗所では速くは無いが、レンズ先端部分のマニュアルフォーカス機構も利用し易く AF を MF で補完しながらの撮影が可能だった。金属筐体で冬は表面がひんやりとするが、シンプルで美しいデザインは、カラフルな K-x ボディともマッチする。
K7 等 Pentax 既存機種のユーザーであれば、各機能を迷い無く使いこなす事が可能。小型ボディの入門機にこれだけの機能性を詰め込んだ事は賞賛に値する。単三電池4本を装填する重量感は軽量化指向の方には向かないかもしれないが、電池の持ちは非常に良く(付属電池を利用しているが、連写を多用して300枚以上撮影し、デジタルフィルターによる画像処理もあれこれこなして、まだ電池表示はフルのまま)、旅行等ではむしろ充電器もいらず携行荷物が減り、電池切れになってもすぐに買えるというメリットがある。
デジタルフィルターは、K7 で気に入った水彩画の他、パステルやモノトーン、魚眼等を試してみたが、カメラ内での処理速度も高速で十分実用的。K7 と変わらぬ操作感で、クイックにデジタルエフェクトを楽しむ事が出来る。撮影1枚毎に毎回、撮影映像の色味を故意かつランダムに変えてしまうクロス・プロセス機能もユニークな機能だ。これほど機能豊富とは知らず、高感度であるという事だけで飛びついた K-x だが、中身は期待以上だった。
凝縮された、中級カメラにも劣らないマルチ機能を備えたカメラ・ボディが、標準ズームレンズ込みキットで5万円程で購入出来てしまうのだから、デジイチも本格普及期に入った、という事なのでしょう。嬉しい限り。
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February 11, 2010
Sony Cyber-shot TX7 : 新世代裏面照射型 CMOS 搭載コンデジ レビュー
コンパクト・デジカメは、新しい次元の競争に突入している。それを強く感じさせてくれたのがこの、ソニー サイバーショット DSC-TX7。名刺よりひとまわり大きい縦横サイズで、奥行は Casio の Exilim Card シリーズよりは若干厚みがある程度。その中に、数多くの最新技術が凝縮されている。このサイズで、秒間60コマ、フルサイズ・ステレオ音声の AVCHD 動画を撮影出来てしまうのも驚きだが、新世代の裏面照射型 CMOS - ExmorR (エクスモアアール)と画像処理エンジン BIONZ は、静止画撮影でも驚きの新機能を提供してくれる。これまでのデジカメは銀塩アナログカメラの高精細な映像美を追いかける方向性であったが、新世代コンデジはアナログでは到底実現出来なかった数々の「映像マジック」と思える様な驚くべき新鮮な効果を、デジタル技術で与えてくれる。そしてその実現には、特殊な撮影テクニックは必要無い。誰でもシャッター一押しで映像マジシャン、になれてしまうのである。映像マジックの一つ目は、スイングパノラマとソニーが名付けた、自分が軸となって縦横にカメラを一振りするだけでパノラマ撮影が出来てしまう機能。そして二つ目は、暗所でも高速6枚連写により、ブレの無い明るい画像を自動構成可能な手持ち夜景モード、だ。作例は、こちらの flickr セットにて。(大きめ画像のスライドショーは、こちらを御参照。)カメラ歴が比較的長い当方でもびっくりする様な映像が、小さなコンデジから瞬時に生み出される様子は感動的ですら有る。
スイングパノラマ映像は、iPhone のカメラで風景を左右に順次数枚撮影し、AutoStitch という 3rd. Party 製ソフトで一枚のパノラマ写真に仕上げていた動作を、一瞬にして完成してしまう感覚。撮影中はスライドバーが表示され、撮影開始点から終点をリアルタイムに表示してくれるので迷いが無い。風景を水平に撮影すると、出来栄えは従来のパノラマ映像とあまり変わりは無いが、狭い部屋で撮影したり、縦スイングで高層ビル内の吹き抜け空間を床から天井まで連続撮影すると、魚眼レンズとも違った不思議映像を撮影出来て面白い。応用次第で変化のある画像を撮影出来そうだ。
手持ち夜景モードでは、闇の中から明かりが消えた高層ビルを浮き立たせたり、新宿西口の何気ない夜のシーンを (Twitter のユーザーさんが指摘してくれたのだが)ブレードランナーの映画風景の様に描写してくれたりと、これまでは f1.x の明るい高性能レンズ+高感度 CMOS を備えた上級デジイチの組み合わせで無ければ撮影不可能だった場所での撮影を可能ならしめてくれる。裏面照射型 CMOS センサーの高感度と新世代画像エンジンのノイズ除去能力は、作例写真の通り予想を越えるものだった。
以上2点以外でも、Sony 技術陣の本気が伝わる TX7 の長所はまだまだたくさんある。MemoryStick Duo だけでなく SD カードも利用可能とした事、広角 25mm - 望遠 100mm 相当のカールツアイス・バリオ・テッサー・レンズを小さな筐体内に収めてしまった点、秒間10コマをメカニカルシャッターで撮影可能な高速連写、3.5 インチ92万ドットの高精細液晶、AVCHD / MP4 を選択可能なビデオ撮影機能、録音だけでなく再生もステレオスピーカーで...実売価格4万円弱のコンデジでここまで手抜き無く実現してしまった事は、高く評価したい。
当方が購入したダークブルー色も、遠目には黒、目を近づけると濃紺という凝った塗装で高品位。機能がぎゅっと凝縮されたハードウェアを所有する喜びも満たしてくれている。
欠点は少ないが、あえて挙げるならレンズ蓋となるスライドスイッチ動作がやや固目で、表面光沢加工でツルツルなので撮影開始動作がスムーズで無い事、背面タッチ液晶に撮影時不用意に触れると間違った操作につながり易い事、iPhone と比較すると写真再生時のコマ送りがややひっかかり有り、と言った程度。これまでの Sony のタッチ液晶機種よりも操作メニューはこなれていて、反応も標準的だ。(タッチ液晶操作は、iPhone に近いもの迄を期待してはいけないが。)
裏面照射型 CMOS の実力を体感出来た事で、しかし今後発売される上位機種選択への迷いも生じた。10倍ズームを備えたコンデジは、今後 TX7 の兄貴分で DSC-HX5V の発売が予定されているが、その競合としては RICOH CX2 の後継機の CX3 も準備されている。両機とも、 CMOS は裏面照射型、だ。レンズは HX5V では 25-250mmで広角に強く、CX3 は 28-300mm で望遠が長い。当初は CX2 後継の CX3 に順当にアップグレードする計画だったのだが、デジタル撮影機能がほぼ TX7 と同等の HX5V は、GPS 機能と方位磁石迄が更にプラスされ、そしてGレンズ搭載である。CMOS 性能アップは大変嬉しいが、機種選定がますます悩ましい春となりそうだ。
February 11, 2010 in Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)
February 01, 2010
富士通新 Loox U 喫茶店レビュー
Sony VAIO Type P より小型で、きちんとブラインドタッチが出来る端末。それをしばらく物色していて、NetBook 派生の海外製マイクロノート PC をいくつか試してみた。しかしキーボードが小さすぎて、両親指でタイピングするなら可能だが、ブラインドタッチには厳しいマシンが多く、購入を見送る日々が続いていた。そこで突如発表されたのが、富士通の新 Loox U (Loox U/G90)。当方は Loox U の前機種を2世代試していて、そのキーボードはブラインドタッチにはやや厳しい事を実感、比較的すぐに手放してしまうケースが続いていた。3台目は当然慎重に事前調査することになるが、店頭で試してみると、回転液晶を止め、横幅を余分に持たせた事で随分使い勝手が良くなっている事に気付いた。しばらくテキスト入力を試すと、ミスタイプがゼロとはいかないものの、当方の太い指でも十分に速いタイピングが可能だった。500グラム弱の超軽量ボディで常時持ち歩きも可能であろうと早速一台入手し、恒例の喫茶店でのモバイルレビューを。このブログも、当然 Loox U で入力している。
マイクロノート PC で良いのは、さりげなさ。静かな喫茶店でも、その空気に溶け込む様に自然にパソコン作業が出来てしまう。画面もキーボードも小型なので長時間作業には向かないが、電池の持ちにあわせた2時間程度の作業までなら丁度良い印象。
電池消費はまだテスト中だが、標準バッテリでは普通に使って2時間程度か。長時間バッテリの在庫が出てくるのは2月後半の様なので、それまでは標準を利用するが、外出利用が主なら長時間バッテリは必須だろう。
上蓋を閉じてスリープさせ、蓋をあけて復帰させるのにも10秒程度。これなら実用的に使える。ただし、スリープのままでは電池消費もするので、移動時には電源オフにしておく方が長く使える様だ。
意外だったのは、キーボード手前側に USB コネクタが二つ備わっている点。スタンディングスタイルで両手でホールドした際に、左右側面に USB 接続された通信アダプタが来ない様に、という配慮だと思われるが、膝の上でタイプする際にはUSB通信アダプタが邪魔になることもある。これを解消するには、360度屈曲する USB コネクタが便利。90度曲げてしまえば、収まりが良くなる。
過去に発売された Sony VAIO U 等と比較しても、モバイル利用可能な端末としての完成度は非常に高い。単純にキーボードの打ち易さを比較するなら、VAIO P の方が便利で、画面の大きさと重量のトータルバランスからは VAIO X の方が優れている。当方としても、一台だけを購入、という事であれば迷い無く VAIO X をお勧めする。Loox U は、快適さ、を求めるなら選択肢では無い。
Loox U は、PCを使うかどうかわからないが、外出先でタイピングの機会があるかもしれないのでバックアップに鞄に入れて置く様な Emergency PC としての用途が当方には大きい。ツイッターで実況中継をする人なら、大容量バッテリを追加購入すれば、リアルタイムタイピングマシンとしては十分な性能を発揮するはず。ともかく小さくて高性能なガジェットなら手に入れずにはおけない、という世田谷廃人系ニーズも十分に満たすマシンだが、その場合は富士通のオンライン販売で、CPU を高速なものにした方が良いだろう。
VAIO Type P との比較でインプレッションを聞かれる事が多い本機だが、1台だけのマシンとして選ぶなら VAIO Type P、画面が大きい Netbook PC を一台保有していて、更に一台増やしたい、というパワーユーザー向けには新 Loox U をお勧めしたい。
Apple商品との比較をあえて付け加えると、iPad 登場も春に控える昨今、ブラウザを高速・快適に使うなら迷わず iPad を待つべきでしょうけれど、iPhone のフリック入力では脳内からあふれ出るツイートをテキストにする速度が間に合わない、という非コグレさん的(笑)ニーズをお持ちの方には Loox U、いいかもしれません!
February 1, 2010 in Bear's Windows PC | Permalink | Comments (0)




