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May 29, 2010

iPad 用ケースの Incase Convertible Book Jacket は出張好適


Incase Convertible Book Jacket for iPad
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Apple 純正の iPad ケースは、極薄でも特殊ファイバー素材で出来ていて、iPad の薄さを損なわず、鞄に入れて運ぶ際にも嵩張らず具合が良い。最初の iPad ケースとしては、これを買うのが無難であろうと当方もiPad 購入と同時に入手し、愛用している。しかし、使い始めると多少の不具合を感じる事も。このケースは表カバーを裏側に差し込んで簡単な三角形のスタンドにする機能がある。内蔵ソフトキーボードを使う為に低い台にして利用する際は問題無いのだが、動画視聴等をする為に底面積が狭い方を下にしてスタンドとすると安定が悪く、ちょっとした前後バランスの変化で倒れてしまうのである。例えば出張時に飛行機内でこれを利用するには、このバランスの悪さで机の上で安定しないという問題がある。それを改善可能な iPad ケースを探していて発見したのが、Incase Convertible Book Jacket。動画視聴には柔軟に3段階の画面角度設定が可能で、ソフトキーボードを打つ際の低傾斜台としても使える。

Incase Convertible Book Jacket は、MOLESKINE ノートの様なゴムバンドで表カバーを閉じる仕様。鞄に入れずにこのケース + iPad で持ち歩く事が多い場合にはこのゴムバンドの存在は安心感あり。Apple 純正ケースと比較して、このケースは厚手なので、万が一落とした場合のクッション効果も多少期待出来そう。一方で、アメリカ製らしいこの厚みと重さ (365g) は、好き嫌いもありそうなので、実物を見てからの購入をおすすめしたい。

このケースの最大のポイントは、三段階に角度調整が可能となる様に、表蓋の裏側に彫り込まれた3筋の溝。素材が滑りにくく出来ているので、この溝にiPad が入ったインナーケースの角を差し込むと、相当大きな衝撃でも無ければ安定した角度の保持が可能になる。表蓋面積全てで支える構造となる為、飛行機内のテーブルに長時間載せても安心して使えそうである。USB カメラコネクターを使って Apple の USB キーボードを利用する場合にも、柔軟な角度変化が可能な本ケースと組み合わせると Note PC の様な使い勝手で利用可能となる。(その使い方が良いかどうかは別として、だが。w)

せっかくこの大きさにしたからには、名刺やオプション品を入れるポケットもつけて欲しかったところだが、とりあえずはスタンドとしての使い易さにフォーカスされたケースである。海外出張が多い方におすすめ。

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iPad x デジカメユーザーの必携オプション、SD & USB 対応カメラコネクションキット


Canon IXY 30S test photos
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iPad も遂に昨日から日本市場で発売開始。本体を無事手に入れた方はニコニコしながら iPad を楽しんで居られるはず。本体機能が一通りわかるとオプション製品に目が向く訳だが、Case、キーボードにドック系と、iPad 用製品は新しい市場を形成しつつある。数あるオプション品の中でも、デジカメ多用ユーザーにまず最初にお試し頂き度いと思うのがこの、「iPad Camera Connection Kit」である。iPad 底部に装着可能な小モジュールが二つ入っているこの Kit、カメラ用途だけでは無くかなり応用範囲が広い。

まずは SD カードリーダー。デジカメで写真を撮影した SD カードを入れて iPad に差し込むと、事前にアプリを起動する事なく自動的にフォトアプリが立ち上がり、iPad 本体への写真取り込み画面となる。後は右上のボタンを押して全てのファイルを取り込むか、サムネールから選択して取り込み写真を絞るかを行うだけ。転送速度も迅速で、待たされ感はあまり無い。取り込みが終わると、写真ファイルを SD カード内に残すか、削除するかを聞いて来て終了となる。

そして、iPad の美しく大きな液晶画面で撮影写真を鑑賞。重要な写真撮影時には、iPad とこのキットを持っていると、屋外で手軽に使える Photo Viewer として大変役立つ。多くの写真を撮影する人は、Mobile Photo Storage & Viewer として利用する為に、iPad は 64GB 等容量の大きいモデルを選んだ方が良いかもしれない。

もう一方のカメラコネクターは、USB ケーブル経由でメモリーカードを取り出すこと無くカメラ内画像を iPad に転送する為のモジュールで、その通りの用途でも使えるが、USB コネクタとして他にも応用範囲が広い。Apple の USB キーボードを接続すると、Bluetooth で Wireless Keyboard をつなげた場合と同様に、iPad に接続可能となる。特別な対応ソフトの読み込み等も不要で、普通につなげる。Apple 社製以外の普通の Keyboard では、Keyboard からの言語切り替えが出来なくなったりするのであまりお勧め出来ないが、接続は普通に行えるものが多い。このあたりの試行錯誤は、自己リスクでトライ頂ければと。

本コネクタを海を越えて持ってきてくれた @sfyoshi さん直伝の裏技は、この USB コネクタと充電用ケーブルを介して iPhone を接続する、というもの。すると、iPhone 内のメイン写真ファイルの画像が、iPad に読み込み可能となる。カメラを備えていない iPad だが、こうすればデジカメを持たずに外出した場合でも、iPhone 経由で写真取り込みが可能となる。iPhone ユーザーは是非お試し頂き度い。

この他にも、USB カメラコネクタ経由で外部スピーカー接続が可能となったりもするらしいので、お持ちの方は接続テストを是非。当方は MacBook Air で利用していた Ethernet - USB コネクタ経由で Ethernet での Internet 接続をテストしましたが、さすがにこれはうまく行きませんでした。御参考迄。

May 29, 2010 in Bear's Apple Products, Digicame Cabin, e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (0)

May 28, 2010

Canon IXY 30S、黄色く輝くスーパーカー(メラ)試乗


Canon IXY 30S Yellow Body + Case
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いきなり駄洒落のタイトルで恐縮だが、Canon IXY 30S のカメラ本体外装は往年のスーパーカーの様な驚くべき高品位仕上げである。車の塗装会社が協力して実現したという三層コーティングは、デビューしたてのスポーツカーの様な輝きを放つ。Yellow、Red の2色が特に美しい。別売の専用ケースも、革製ながら光沢塗装が施され、カメラ本体との統一性がある。機能的にも面白い仕掛けが満載なのだが、まずは外観を気に入って買ってしまうという、珍しいジャンルのコンデジである。昨日、本日と二日間で撮影した作例写真は、こちらの flickr set を参照頂き度い。やや大きめ写真のスライドショーは、こちらからどうぞ。

Canon 的には、他社と比較すると遅きに失した面はあるが、裏面照射型 CMOS センサーを初めて取り入れたコンデジとなっている。その為か、作例からもわかる通り、暗い場面で無理矢理感度を上げているきらいもあり、やや明るすぎる程の不自然な写りとなるケースも夜間撮影作例では散見された。兄貴分の PowerShot S90 と比較するとセンサーの大きさが小振りとなるせいもあるのか、細部描写ももう少しだけ精緻であったら、と思う写真がいくつかあった。

普通にスナップを写すには問題無いカメラなのだが、裏面照射型センサーを早期に採用した RICOH CX3 Sony Cyber-shot HX5V と比較してしまうと、DIGIC とのチューニングをもう少し頑張って、夜間撮影の画像のキレをもう少し上げて欲しかった、というのが画質的には率直な印象である。

画質面で少し不満がありながらも、評価出来るのは秒間 240コマ撮影可能(再生は30コマ/秒)な高速動画撮影機能や、メモリー一杯まで撮影可能な秒間 8.4 コマの静止画連写機能。前者はカシオの高速動画撮影機能には及ばないが、これ位の速度が出れば普通にスローモーション再生を楽しめる。高音質 48kHz でステレオ音声撮影が可能で、撮影中も AF 出来る。

静止画連写も、HX5V の場合はより速い 10 コマ/秒もあるが、メモリー制限から10コマ撮り終わると暫く書き込み動作で撮影が続けられなくなる。IXY 30S は 250M の画像サイズにはなるが、メモリー一杯まで連写し続けられると、決定的チャンスで容量オーバー、撮影出来ず、という悲しい結果にはならなくて済む。


上記以外にも、リアルタイムで魚眼やミニチュアエフェクトをかけるデジタルフィルター機能があったり、使い込むと面白い発見が多い。

色々書いたが、最初に説明の通り、このカメラの最大のチャームポイントは「光沢美塗装」であり、それゆえのスーパーカー(メラ)である。サーキットの狼世代のお父さんは、迷わずどうぞ(笑)。

May 28, 2010 in Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)

May 27, 2010

初夏に負けないスタミナをつける、非カレー店の特選カツカレー2点


Sapporo Ramen Yamada Katsu Curry
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雨の日が続くが、じんわり暑い夏は雲間の向こうから近づいて来る。夏のスタミナを養うには、やはりカレー+トンカツ、日本の芸術 B級グルメのカツカレー。普通のカレー屋では定番メニューだが、そうでない専門店のカツカレーを追求してこそ真の Bグルメ道。おすすめ店は実は多数あるのだが、その中から当方の独断で2店を御紹介。

1店目は恵比寿・代官山界隈では珍しい行列店の「札幌らーめん山田」から。駒沢通りに面した、槍ヶ崎交差点も近い同店は、12時過ぎると麺ず、いやメンズだらけの長い行列に。店主とおばちゃま3人で運営される良心的なラーメン店だが、昼間しか開いていない。名物は「とんかつみそラーメン」。西山製麺の黄色くてコシのある麺も旨いが、肉厚のトンカツが絶妙。人気精肉店で出す様な、少しラードの香ばさが漂うトンカツの衣と、柔らかロース肉のコンビネーションは、ラーメン店で出て来るトンカツとは信じられない美味。このトンカツならカツカレーも旨いのでは、と注文してみたところ、これがまた素晴らしい。

まず目を奪われるのは、特盛り状態のキャベツ。カレーの天井を平屋とすると、三階建て程の高さ。カレーも御飯を覆う様に、丁寧にお皿一杯に盛られ、二階に当たる高さに例の極上トンカツが鎮座する。そしてラーメン屋らしく、手前に添えられるのは味卵。これだけでも絶妙な組み合わせだが、同時に提供される味噌汁が、これまたラーメン屋の定食味噌汁の域を超えている。お袋の味がする美味しさで、新鮮なネギの刻みも入っている。ともかく全てに、手抜きが無い。ラーメン屋で B 級素晴らしいカツカレーを食べられるとは、夢にも思わなかった。さすが代官山、B 級グルメもひと味違う。

らーめん山田は、入口の列を見ると狭い混雑店に見えるが、実は店内は普通のラーメン店より広く、椅子間も広めで(大柄な当方でも)ゆったり座れる。お客さんの回転も早く、列待ちの間に注文を取ってくれるので、待っている間も苦は無い。初めて行く方には「とんかつ味噌らーめん+半炒飯」の王道メニューを試して欲しいが、その次の訪問時にはこのカツカレーを是非お試し頂きたい。B 級的に昇天レベル、です。

そして2店目は、大正創業、新宿伊勢丹近くのとんかつ「王ろじ」のとん丼(写真)。とんかつ店としては老舗であまりに有名なので多くは説明しないが、この店のとん丼とは「カツカレー」の事なのである。大きなフィレのトンカツが3等分され、丼ぶりに名古屋の金のしゃちほこ状態で盛られて出て来る様も圧巻。王ろじのトンカツの特徴は、サクサク食感が異常に高い衣。カレーの水分に負けず、そのサクサク感がいつまでも持続する。とん丼と一緒に必ずセットして欲しいのは、これまた同店自慢のとん汁。普通の豚汁と違うのは、豚肉が厚切りベーコンであること。ベーコンはあくまで柔らかく、サクサクのトンカツ衣の食感と好対照をなすのである。新宿通りと靖国通りにはさまれた小道で目立たない場所にあるが、未体験の方は、王ろじのとん丼も是非賞味頂き度い。

スタミナ満点のカツカレーを完食すれば、夏対策は万全でござるね。暑い盛りにも、痩せていられませんな(笑)。

May 27, 2010 in Gourmet Cabin | Permalink | Comments (0)

May 15, 2010

CONTAX G レンズとマイクロフォーサーズのマウントアダプター、28mm Biogon にも対応


CONTAX G Lens 28, 35, 90mm
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先日購入した、京セラ Contax G Carl Zeiss レンズとマイクロフォーサーズ・カメラを組み合わせる為のマウントアダプターは、アナログ G1/G2 で気に入っていた Biogon 28mm f2.8 に対応していない点が残念だった。すると、先週のデジカメ Watch に、タイムリーな記事が。記事で登場した中国 CoYo 社製アダプターは、カメラ側が Panasonic でなくオリンパス製であれば Biogon 28mm にも対応し、しかもフォーカス・ダイヤルもアダプター外周沿いにリングを回す方式で大型化し、使い勝手も大幅に向上している様だ。大江戸線若松河田駅から近い中古コンタックス専門店、「極楽堂」に在庫があるというので、早速購入。これで 28mm Biogon, 35mm Planar, 90mm Sonnar と、手持ちの3本の ContaxG Carl Zeiss レンズが Olympus E-P1 で利用可能となった。追加作例写真については、28mm Biogon はこちら(大きめ画像のスライドショーはこちら)、90mm Sonnar はこちら(大きめ画像のスライドショーはこちら)で御覧頂き度い。

CoYo 製の新アダプターを利用すると、E-P1 での焦点合わせは格段に楽になった。大きなダイヤルは少しだけカメラ底面をはみ出すサイズになっていて、指へのかかりも良い。縦位置に構えた際には左右からダイヤルを操作出来、非常にラクに操作出来る。

28mm Biogon 装着が Olympus でのみ可能なのは、カメラ側でレンズの後玉保護用プラスチック部分が接触しない微妙な空間的余裕を、Panasonic 製フォーサーズカメラの CMOS 周囲には確保出来無いからの様だ。Olympus 製カメラでも、乱暴に取り付けるとカメラ内部の塗装に傷が付く危険も有り、注意が必要である。

さて、2種類の中国製 Contax G - m4/3 マウントアダプターを利用してみて、利用開始時に実は大変苦労した。特殊なマウントに対応させねばならない為、ちょっとした部分が、使い勝手の悪さにつながってしまう様なのだ。例えば、最初に購入した、ダイヤルが小さい初期型アダプターは、レンズ接続は容易だが、マウントアダプターからレンズを外す際にはコツが必要だ。最新版の CoYo 製アダプターも、試さずに買ったら最初のものは不良品で、ダイヤルリングが固くて回らない。取り替えたらやっと普通に使える様になった。しかし、最新型のものでも、装着時にはレンズ側を微妙に回転させて焦点合わせの軸部分の凹凸を合わせる様にする等、職人技的なノウハウが必要だ(装着方法は、極楽堂のマニュアル御参照)。

これから購入する方は、購入前に是非店頭に G レンズとカメラ本体を持ち込み、実際にレンズアダプターを介して取り付けて、レンズ着脱動作、フォーカシング動作に問題が無い事を十分確かめてから購入する事をおすすめしたい。かなりクセのあるマウント・アダプターなので、装着方法含め、カメラ店員さんの指導を受ける方が良いだろう。

しかし、一旦工作精度の高いアダプターと出会ったら、非常に重宝する。Biogon, Planar, Sonnar といった Carl Zeiss ブランドの明るい(f2 - f2.8) 高性能 T* コーティング・レンズが、中古良品でも1−2万円ちょっとで買えてしまい、フォーサーズデジタルカメラで枚数を気にせず利用出来てしまうのである。Contax G1/G2 といったアナログカメラで使う場合とは、焦点距離が倍になってしまう点が異なるが、それでも 28mm Biogon なら 56mm とほぼ単焦点標準レンズとして活用出来てしまう。Cosina 製の M マウント Carl Zeiss レンズ1本を買う値段以下で3本購入出来てしまうのはオールドレンズならではの楽しみである。

若松河田のコンタックス中古専門店「極楽堂」には、非常に多数の Carl Zeiss レンズ在庫が揃って居り、マウントアダプターも様々な種類から選択可能だ。Contax カメラ・レンズ好きの方には既に聖地と思われるが、そうでない m4/3 カメラ用オールド・レンズ好きユーザーにも、是非一度足を運んで頂きたいマニアックなお店である。

May 15, 2010 in Analog Camera Cabin, Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)

May 09, 2010

ContaxG カールツァイスレンズを Olympus E-P1 に装着するマウントアダプター


ContaxG - Micro 4/3 lens adapter
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偶然、探し歩いていた希少なマウントアダプターを発見した。35mm アナログカメラの名機、京セラ CONTAX G1 / G2 用に製造されたカールツァイス T* レンズを、デジタルの世界で蘇らせる、マイクロフォーサーズ (M4/3) ボディ用マウントアダプター。CONTAX G1/G2 で精緻な描写のカールツアィス T* レンズに惚れ込み(アナログ時代の作例はこちらこちら)、その後 LEICA M マウント - M4/3 アダプターを利用してコシナ製のカールツァイスレンズは Olympus / Panasonic の M4/3 カメラ上で各種試して来たのだが、CONTAX G レンズの味とは微妙に違う気がして、マウントアダプターが登場する日を待ち望んでいたのだ。灯台下暗し。頻繁に寄っていた中野フジヤカメラが、中国のメーカーに発注する形でそのアダプターを取り寄せていたのである。Contax G レンズの中でも、レンズ後部に出っ張りが無い 35mm, 45mm, 90mm レンズのみ使用可、という事で、残念ながら 18mm Hologon, Biogon 21mm, Biogon 28mm, ズームレンズは使えない様だ。28mm Biogon 等は名レンズだったので惜しい限り。35mm f2 あたりが M4/3 の宿命である焦点距離2倍にした場合でも 70mm f2 の中望遠レンズで使い易そうだったので、新宿の中古カメラ屋でそのレンズを探し出し、早速 Olympus E-P1 に装着。G レンズはシャンパンゴールド、E-P1 は光沢シルバーだが、組み合わせ配色は想像以上に馴染んでいる。E-P1 の大きさや形状が似ている事から、まるで CONTAX G1/G2 がデジタル対応になって現代に蘇った様な、そんな錯覚すら覚えるコンビネーションだ。早速撮影した作例は、こちらの flickr set にて。大きめ写真のスライドショーは、こちらからどうぞ。

中国メーカー製、という事で、マウントとレンズの装着感がややきつく、外す時は一苦労したりするので、万人に勧める事は出来ないが、素晴らしいのはピント操作がこのマウント内の小さなダイヤルで出来てしまう事。Contax G レンズのマニュアルピント操作は、G1/G2 のボディ側のダイヤルで行う仕組みだったが、その操作は実はレンズの小さなマイナス凹ネジに、ボディ側のマイナス凸ネジスクリュー部を差し込み、回転させる事で、ボディからレンズに伝達されていた。E-P1 ボディにはフォーカス・アナログ・ダイヤルが無い為、マウントアダプター内にフォーカス操作ダイヤルを埋め込んでしまう、というかなり高度な技が使われているのである。こういうニッチな商品に取り組んでくれる販売店、メーカー、感激モノである。多少装着動作が固い点は、この製品を作ってくれた尽力に感謝し、許してしまえる程だ。


小さなダイヤルによるフォーカシングなので、無限遠から最短距離まではかなり頑張って回してやる必要がある。焦点合わせには、はっきり言って時間がかかる為、Snap 用に利用する事は難しい。しかし、じっくり絵づくりをしようとするなら、CONTAX G レンズのボケ味やシャープネス、その両方をじっくりと楽しむ事が出来る。マウントアダプター内部にまで、こだわり道具としてのギミックが隠れている、という点で、かなりマニアックなツールと言えるだろう。

G1/G2 と G レンズのペアでもそうであった様に、凝縮された高品質な金属外装の重みを楽しむ、そういう組み合わせが、ボディ側を E-P1 や E-P2 とするなら可能だ。このマウントを利用する際には、是非そのコンビネーションにて、お楽しみ頂き度い。

May 9, 2010 in Analog Camera Cabin, Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)

May 03, 2010

東京スカイツリー写真散歩、錦糸町駅から北上するというアプローチ


Sony Cyber-shot HX5V
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山手線の西側に長年住んでいるが、東側、つまり東京下町方面の地理には滅法弱い。建設が進む新電波塔、東京スカイツリーの所在地も、漠然と「浅草の東の方」程度の認識でしか無い。最近は諸事情で遠出が難しい為、ゴールデンウィークも近距離移動を繰り返すのみ。「東京スカイツリーは一体何処にあるのか」を確かめるにはしかし、良い機会である。早速公式サイトで、所在地チェック。おや、地図で見ると、浅草経由で無くとも、両国や錦糸町からフォトウォークがてら散歩で行ける距離の様だ。中央・総武線人類の行動原理は「駅から徒歩で気軽に行ける範囲」が基本。これなら心理的に遠い感じも多少、埋められる。鞄に最近手に入れた(フルサイズ換算) 36mm 固定レンズの LEICA X1、25mm - 250mm 10倍ズームが便利な Sony Cyber-shot HX5ViPad を放り込み、中央線お茶の水駅乗り換えで錦糸町へ。両国駅へ隅田川を渡る辺りで、白く巨大な東京スカイツリーが姿を現した。実物を目にするのは初めてで多少興奮しながら、錦糸町駅に降り立つ。駅からも遠くに、東京タワーの高さを超えたスカイツリーの勇姿が見える。錦糸町から両国方面に数本戻ったところには、少しずつ近づくスカイツリーの姿を眺めて写真撮影しながらアプローチ可能な南北に長い細道も発見。下町の裏路地風情と未来的なタワーの姿のコントラストが写欲をそそる。この道を北上しながら撮影した写真作例は、こちらの flickr アルバム御参照。大きめ写真は、スライドショーから御覧あれ。

住宅や小規模店舗、倉庫等が雑然と並ぶ小道なので、おじちゃんたちが立ち話をしていたり、猫が一応車道でもある(しかし通る車は少ない)この道を渡ったりと、のどかな下町の光景が続く。家のまわりの花や植木も、お約束の様に置かれている。

東京スカイツリーがあと 100m ほど、という距離に近づくと、ツリーの圧倒的な存在感が強まるが、それでも小道の周囲は下町そのもの。タワー周辺のごく限られた地域以外は、東京下町風情で、建設が進んでもしばらくそれが変わる事は無さそうだ。一方で御近所在住の @tucan さんから寄せられた情報では、この小道が「新タワー通り(仮称)」として数年かけて整備される計画も有りとの事で、今後は様相も変わって来るのかもしれない。計画では、電線を地中へ埋め込み、歩道を整備して、タワー周辺を回遊し易くしようとしている。

浅草通りを渡り、北十間川に到達すると、そこが東京スカイツリーのほぼ真下。高さ358m まで建設が進んだタワーを下から見上げると、まだ半分ちょっとしか完成していないのに、圧巻である。白いタワーは、赤い東京タワーと違って上品な美しさを備えている。多少膨らみを持たせた設計は、新宿西口のコクーンタワーを想起させる。ゴールデンウィークの人出は確かに多いが、タワー北側の押上、業平橋駅からの人が中心なのか、錦糸町方面・南側からのアプローチは少なめだ。多少距離はあるものの、穴場コースと言えるだろう。5月末には第一展望台の工事が始まるとの事。次回はそれが完成した辺りで訪れてみるとしよう。

東京スカイツリー工事現場訪問の前には、公式サイトWikipedia でツリー関連知識を頭に入れると数倍タワー見学を楽しめる。施工担当の大林組、デザインの日建設計、LED 照明を行う事になった Panasonic (Panasonic サイトは、音楽、CG が美麗仕上がりなので是非チェックを)の関連サイトも、「これ豆知識な」的情報満載で興味深いので是非。

当方的B級グルメ豆知識、としては、錦糸町駅前でふらりと通りがかって見つけた昭和48年創業の老舗洋食店、「斉藤」。ビーフシチューが旨い店との事だが、デミグラソースのハンバーグも絶品。タマネギとマッシュルームがたっぷり載った「ハンバーグ・シャッスール」は涙モノです。錦糸町から昼出発の場合には、是非お立ち寄り下さい。そしてお土産は、文化二年創業船橋屋の名菓、くず餅。4〜5人分で1000円。450日かけ、地下天然水で発酵、精製した小麦使用で、食べごろは2日間のみ。冷蔵庫に入れてはいけません。亀戸天神名物ですが、錦糸町駅で購入出来ますよ。

May 3, 2010 in Bear's Diary, Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)

May 01, 2010

防水デジカメ Pentax Optio W90 の顕微鏡撮影モードレビュー


Pentax Optio W90
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水深 6m で2時間迄撮影可能な強力な防水機能、1.2m の落下でも大丈夫な耐ショック機能とアウトドアに強そうな強靭な外装のボディが注目される Pentax の最新デジカメ Optio W90 だが、最大の付加価値は顕微鏡モードと同社が命名した、1cm の至近距離から10倍迄画像劣化の無い(そのかわり、本モードでは 2.1M の画素数になる)超マクロ撮影が可能な拡大撮影機能。レンズ前に3つの白色 LED が設定され、顕微鏡モードではこれが自動オンとなり、カメラの影で被写体が暗くなる事も無い。ゴールデンウィークで子供と出掛ける際には、この機能は重要。気になったものは花でも虫でも石でも、全て顕微鏡超拡大モードで撮ってしまえるので、予想外の発見をする事が出来るのだ。早速近所を歩きながらテスト撮影した作例はこちらの flickr アルバムを御参照。(大きめ写真のスライドショーは、こちらからどうぞ。)

顕微鏡撮影を行う上での若干の注意点は、LED の強い光量。夜間や暗所ではこの強力さが武器なのだが、1cm の至近距離で日中撮影すると、強すぎて被写体が白飛びしてしまう事もある。顕微鏡モードでも、1-30cm までピントが合うので被写体から距離を置いて撮影すれば白飛びを防げるが、それではせっかくの超拡大撮影機能が体感出来ない。しかし残念ながら、顕微鏡モード稼働中は、LED ライトをオフにする事が出来ない。

解決方法としては、露出補正機能の利用。室内ならマイナス1段、明るい屋外ならマイナス2段程度まで、撮影画面の様子を見ながら露出を補正すると、適正露出な顕微鏡写真が撮れる様になる。

しかし、顕微鏡撮影で露出補正を多用する場合、もうひとつ設定変更をしておいた方が良い。W90 の通常メニュー画面から露出補正項目を選び出すには、やや操作が煩雑。ショートカットするには、予め機能設定できる背面下部のグリーンボタンの機能割り当てを、「Fn設定」にしておけば良い。すると、グリーンボタン→上向き方向キー、この操作だけですぐに露出補正機能を呼び出せる。露出補正以外でも、画質、記録画素数、ホワイトバランスの設定機能をグリーンボタンからすぐ呼び出せるので、このボタンの機能割り当て事前設定は必須であろう。

他のレビューでも指摘されているが、W90 のスリムな電池は、電池消費はやや早めだ。すぐにバッテリーインジケーターが減って行く。当方が購入した F 店では予備バッテリーが無料サービスで販売されていたが、予備バッテリーの購入も必要なカメラである。

カメラ全般の印象としては、スイッチオンから立ち上がりもキビキビしていて、全天候型スナップカメラとしての便利さは買い、である。Pentax が得意とするインターバル撮影機能も充実、10秒〜99分の範囲で設定出来る。天候変化を気にせずベランダの植物の開花の様子を撮影したり、バイクや自転車に固定して移動中自動撮影をしたりと、応用範囲が広い。顕微鏡モード+インターバル撮影も可能なので、これ迄は撮影に根気が必要だった、アゲハ蝶の孵化の過程等も、三脚に固定すれば撮影可能となるはずだ。

耐寒性能も、これをスイス旅行に持って行った同僚が、マッターホルンの近くで利用しても結露しなかった、と言っていたので、実用的に使えそうである。

単なる防水性や耐ショック機能だけでなく、アウトドアで利用した際の実際の使い勝手やクリエィティビティーの翼を広げる様な設計がなされた万能コンデジである。GW の旅のお伴に、良いと思います!

May 1, 2010 in Digicame Cabin, Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)