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December 19, 2010
Pentax K-r にも最適ズームレンズ、DA 18-135 f3.5-5.6 ED AL
Pentax DA 18-135 f3.5-5.6 ED AL DC WR は、Pentax K-5 にレンズキットとして同梱される、新開発のズームレンズ。35mm フルサイズ換算で、約28mm の広角から、約 200mm の望遠までカバーする。以前 K-5 を Pentax Forum で見ていたところ発売前だった本レンズが装着されていて、その小型軽量さに感銘を受けたのだが、実はこのレンズ、単体でも発売されている。より Body が小型軽量な K-r との相性も良いのではないかと組み合わせてみたところ、K-5 装着時より多少前面の迫力が増すものの、悪く無いバランス。K-r との組み合わせでの総重量は、約 1kg。これ1本装着していれば、他の交換レンズを持ち歩かずに撮影画角の殆どをカバー出来るという、軽量装備への貢献は大きい。早速手に入れ、いつもの被写体での作例写真撮影を実施。非球面レンズを多用した本レンズ、想像より描写もキリリとしていて好感触。作例は、こちらの flickr set から御覧頂きたい。少し大きめ写真のスライドショーによる作例表示は、こちらからどうぞ。
WR (簡易防滴)構造となっているので、K-5 と組み合わせれば Body ともに小雨下での撮影を問題無く行えるが、さすがに K-r はそうでは無いので、その点は宝の持ち腐れになってしまう。しかし、役立つのは WR シリーズの特徴でもある、レンズ側面を覆う、広くて細かいラバーグリップ形状。多くのレンズを手にして来たが、WR シリーズの外装は本当に持ち易く、滑りにくい。安定した撮影ポジションを構築する上でも、実はポイントとなる点である。
18-135mm と望遠側がそれなりにある高倍率ズームなので、望遠撮影時にはレンズ全長はかなり長く伸びる。しかし、普段持ち歩く広角ポジションにすると、少し太めだがコンパクトサイズになり、携行には非常に便利である。
AF 速度も、なかなか速い。これならスポーツ撮影でも十分使えるはずだ。K-r では、当方は中央1点のみを AF ポイントに設定して利用している。広角から望遠までの全域で、最短撮影距離が 40cm というのも本レンズの利点。フルサイズ換算 200mm 望遠時にも、被写体にかなり寄れてしまうので、花やペットの撮影でも重宝するはず。
開放 f 値が 3.5 なので、夜間撮影での実力はどうかと心配したが、K-r では ISO 1600 でも新宿夜景写真の作例写真の通り、鑑賞に耐える。K-x でもそうだったが、感度の高い CMOS は、K-r にも伝承されている様で安心した。ノイズ除去機能も向上しているのだと思うが、夜景で望遠 200mm (換算)、手持ち、という状態でもサクサクと撮影を行う事が出来た。
この冬初めてデジイチとレンズを購入予定だが、出来るだけ軽量、出来るだけコストダウン、出来るだけ1本のレンズで多くのニーズを満たしたい、というユーザーには、K-r ボディ + 18-135mm のコンビは、使った実感からもお勧め出来る組み合わせであると思う。お店を選んで購入すれば必要金額は10万円ちょっと。K-5 レンズキットで購入する場合と比較し、トータル支払い額は約 2/3 で済む。望遠が少し足りない標準ズーム・キットを購入し、運動会の時等にあわてて望遠を買い足す位なら、最初からこのレンズを選択するというのも、一つの考え方である。総合携行重量で、圧倒的なメリットを出せる1本だ。
December 19, 2010 in Digicame Cabin, Pentax K-r Cabin | Permalink | Comments (0)
December 18, 2010
Pentax K-r と軽く明るい DA 35mm f2.4 ALレンズ、ファーストレビュー
Pentax K-r の前機種、K-x は以前保有していたのだが、比較的すぐに手放してしまった。最大の理由は、AF 合焦ポイントを、光学ファインダー内で確認出来なかった事。背面液晶では確認出来るのだが、光学ファインダー側では AF がヒットしたポイントで LED 点灯が無く、「被写体のどこに AF が効いているのかわかりづらい」状況があったのだ。しかし、新機種 K-r ではその点が完全に改良され、光学ファインダー側でも赤色 LED で合焦点が表示される様になり、それ以外にも多くの新機能が投入された。カラーバリエーションの豊富さで、エントリー層にアピールする Marketing が中心の K-r だが、ある程度カメラをわかった人でも面白いと思える機能がてんこ盛りで、かつ装備重量が非常に軽く済むところがまた、 K-r の身上である。本体も電池込み 600g だが、新レンズの 35mm f2.4 も重量わずか 124g。レンズもつけて 750g 以下で持ち運べるのは腰が弱い人には嬉しい点だ。以下の作例写真を御覧頂きながら、このカメラの特筆すべき点についてお話ししたい。まずは、カメラ内蔵デジタルフィルターによる様々な画像編集効果も確認頂ける K-r 作例を flickr set から御覧あれ。(やや大きめ写真でフィルター効果を次々に確認頂けるスライドショーは、こちらからどうぞ。)
11点測距の AF をエントリー機種で揃えて来た事も評価出来るが、量販店店頭で本カメラを試していて更に驚いたのは背面液晶を利用した Live View が上級機種 K-5 の使用感と変らず革新的である事。Nikon, Canon の上級機種と言えども、コントラスト AF による背面液晶利用撮影のスピードは、AF が非常に遅い事が多いのだが、K-5 ゆずりの K-r のライブビュー撮影は実に快適。シャッターボタン、または背面右上の AF ボタンを一押しすると、合焦点がズームアップされ、即座に AF が効いて、ズームアウトする。この流れが実に自然で、高速。このライブビューを体感すると、他の方式が前時代のものに思えてしまう程だ。K-5 だけでなく K-r にも本機能を搭載した事に、驚くとともにメーカーとして勝負に出ている姿勢を強く感じた次第。これは支援せずにはいられない。(ということで買いました。)
K-x と比較して、他にも嬉しい点は多い。充電池が最初から付属している点も高評価。これまで Pentax のエントリー機は単三電池対応が基本で、本機も勿論単三での駆動も可能なのだが、4本も単三電池を入れるとせっかく軽い body 重量が大きく増加してしまう。充電池であれば軽くて済むし、しかも単三でも駆動するのでいざ充電池が放電してしまっても、コンビニで単三電池を購入すれば使い続ける事が出来る(その為には別途、単三型電池ホルダーを追加購入する必要はあるのだが)。
デジタルフィルターも、K-x と比較すると機能豊富になっている。当方が以前から気に入っている水彩画に加えて、白黒のデッサンフィルターがあったり、トゥインクルという名称の光芒を作り出すクロスフィルターに、星やハート、音符マークの光芒が加えられたり。軽いフィルターは撮影時からかけて、重いフィルターは後処理で再生画像を編集する方式は変らないが、これも K-5 に匹敵する面白い機能である。
それ以外にも、まだ利用していないのだが、おそらくデジイチ初の赤外線通信機能を利用した「通信型写真対戦ゲーム」まで内蔵している。汎用規格の赤外線通信機能を内蔵しただけでなく、メニューから「フォトチャレンジャー」機能を呼び出すと、選んだ写真の EXIF データから生成されるパラメーターで対戦が出来るというのである。それにより、どの写真が「最強か」を決める、仁義無き戦いが繰り広げられる事になる。他の K-r ユーザと一度対戦してみたくなる、口コミの起点にもなるユニークな機能だ。ゲーム性はともかく、K-r を持っている同士の話のきっかけになるところが秀逸なギミックである。そのうちに K-r フォトチャレンジャー全国大会が幕張メッセで開催される事になるのであろう。w
最後に、DA 35mm f2.4AL レンズ。軽い Body に似合う、カスタムペイントも可能な小型レンズで、大きさと外形は DA35mm マクロレンズに似ているが、プラスチック製で超軽量だ。フードは内蔵されていない。2万円ちょっとの低価格標準レンズだが、レンズ前面の SP コーティングも有り、f2.4 開放絞りでのボケ具合も作例の通りなかなかのもの。デジタル時代の新スタンダードレンズとして、十分な役割を果たしてくれそうだ。
K-5 のレンズキットにもセットになっている、18-135mm ズームも小型軽量で、K-r と組み合わせても総重量は 1kg 程度。単焦点の標準レンズ一本、ズームレンズ一本を揃えるだけで、かなり幸せになれそうだ。年末、初デジイチを購入するエントリー層に、そして普通のデジイチに飽きてデジタルならではの新機能を試したいハイアマチュア層にも、強いアピール力を持つ1台であると感じた次第。Pentax / Hoya 、頑張ってますな〜。
December 18, 2010 in Digicame Cabin, Pentax K-r Cabin | Permalink | Comments (0)
December 12, 2010
Buffalo の「ちょいテレi」で、iPhone4 と iPad をワンセグ TV に変える
以前、Softbank Mobile から発売された、外部充電用電池にも使える iPhone 用ワンセグ TV チューナーを利用していたのだが、WIFI 経由で受信するという設定の面倒さもあって、いつしか携行しなくなってしまった。外部充電池も、 iPhone4 の筐体にマッチする Juice Pack Air for iPhone4 を導入した事で、常時携行用としては満足してしまった。しかし最近、Buffalo からより手軽に使えるワンセグチューナー DH-ONE/IP (通称「ちょいテレi」)が発売されたと、Amazon のトップページから知った。最近の Amazon のおすすめは、潜在ニーズにしっかり応える商品表示が増えて来て驚くばかり。iPhone だけで無く、iPad や iPod Touch 用にも使い回せるという事と、AppStore から無料の専用アプリ「ちょいテレi」をダウンロードさえすれば、後はちょいテレi ハードウェアを底部のコネクタに装着するだけという手軽さ。アプリは自動的に起動する。ガラケーを利用しなくなってから、「ワンセグTV」を利用する機会そのものが減ってしまっていたが、急に大事件が生じた時のニュース番組等、時々はモバイル環境で TV 視聴したいと思っていた。ちょいテレi は、そうした「ちょこっとモバイル TV 視聴」にはうってつけの優良オプション商品であった。
利用前に、まずはちょいテレi の充電。最近利用開始した Sony Reader と同じく、マイクロ USB で充電出来るのは良い。筐体前面の赤色 LED が緑色に変ると充電完了だ。Softbank Mobile の WiFi 版ワンセグ外部充電池と異なり、iPhone や iPod Touch, iPad 本体への充電機能は無いので、その点は理解しておくべき。本体側の電池を食わずに TV 視聴出来るというところが利点なのである。充電出来たら、あとはコネクタに差し込むと、ちょいテレi アプリが自動起動し、受信地域を設定(当方は関東→東京→23区)するだけでテレビが映る。主・副音声、字幕の有り・無しも簡単に変更出来る。
番組内容のテキストの読み込みと、視聴チャンネル変更には、やや時間を要する傾向。このあたりはガラケー内蔵のワンセグTV 機能よりも少し時間がかかるかもしれない。(最近のガラケー新機種を殆ど試していないので断言は出来ないのですが。)
感度については、アンテナが大きく無い事で、期待し過ぎてはいけない。ちょっとした電波の穴となる場所に入ると、途端に電波は減衰し、ワンセグ放送が途切れる、画面がジャギーになる、といった症状が現れる。当方の自宅では、MXTV やテレビ東京の電波の入りが特に弱かった。しかし、電波が安定している場所なら、問題無くデジタルワンセグ TV 視聴が可能だ。
iPad 用アプリは、画面を縦横で使え、画面サイズも 1x、1.5x、2x、横長、フルサイズと変更可能だが、iPhone / iPad 用アプリは横画面固定で、画面もワンサイズ。それぞれの画面サイズに応じた設定となっている。iPad では縦ポジションにして、横長サイズTV 画面を上部に表示し、下部に各チャンネルの番組表を表示しながら見るのが良さそうだった。ワンセグ画面は荒いので、iPad でフル画面にすると、ジャギーが目立つ為である。
録画機能が無いのは残念だが、ホームボタンと、右上部のボタン同時押しによる静止画面キャプチャーは可能だった。ボタンを押してからキャプチャーされるまでタイムラグがあるので、タイミングの予測は必要になるが、ちょっとしたメモ代わりには使える。
ともかく手軽に使える、のが利点のちょいテレi だが、アンテナ部分が少し華奢なのは気になった。引っ張ると取れそう、という程ではないが、この部分に力をかける事はメーカーからも推奨されていない。せっかくキーホルダーの様な外観にしたのだから、アンテナ部分の強度をしっかりと作って(金属コイルを巻く、など)、受信部にもアート・デザインを入れて、カラビナ等で鞄にぶら下げられるデザインにすると更に売れそうな気がする。とりあえずは、ステッカーでも貼って、そういう使い方をしようかな。
iPhone テレビ人類の @buzztum や @miyagawa (米国では使えないけれど東京出張時に)には、嬉しいアクセサリになるのでは無いでしょうか。
December 12, 2010 in Bear's Apple Products, Bear's Audio Visual Cabin, e-Gadget Cabin, Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)
Sony Reader Pocket Edition (PRS-350) を、Kindle3 と比較レビュー
金曜夜のヨドバシカメラは危険である。夜10時まで開いているので帰宅前にフラッと寄ると、ついつい興味深いガジェットを発見してしまう。ということで今回は、電子書籍リーダーコーナーを眺めていて気に入ってしまった Sony Reader の5インチ液晶、Pocket Edition を購入。Sharp の GALAPAGOS (プロダクト・ネーミングのセンスは不思議を通り越しているが)の5.5 インチ、10.8 インチタブレットも同時に店頭で触っていて、美しいカラー液晶とサクサク動作、豊富な新聞・雑誌コンテンツの量にかなり惹かれたのだが、既に持っている iPhone / iPad と用途が重なり過ぎる、という事で今回はパス。敢えて「Kindle3 と用途が同じ」Sony Reader を購入した最大の理由は小型、薄型、軽量(電池込み重量はわずかに 155g)である事。WiFi も 3G 無線にも対応しない Sony Reader は、電子書籍購入時の使い勝手に疑問符は付くものの、文庫本サイズの小型さは、通勤時や出張時の友として最適である。この大きさが欲しかった!と思えるサイズで衝動買い。家に戻り、早速 Kindle3 と大きさを比べるが、上記比較写真の通り、それほど大きく無いと考えていた Kindle3 を凌駕する小型サイズなのである。
小型さとともにもう一つ購入要因となったのは、タッチパネルの利便性。メニュー選び、書籍のページめくりを画面タッチで行える便利さは、これを使い慣れるとタッチ対応していない Kindle3 でもついつい画面を触ってしまう程。タブレット・スタイルながらタッチ液晶では無い Kindle の問題を浮き彫りにしてしまう位、タッチ液晶は一度使うとそうでない液晶に戻り難い。当面 Kindle3 は Amazon の Kindle Store 日本語版オープンを夢見て維持するものの、それが出るまでは Sony Reader を外出時の電子書籍リーダーとして優先して使う事になりそうだ。
Kindle の充電はマイクロ USB端子経由。本体には AC アダプターが付属していないので、パソコンの USB 端子経由充電するか、或いは同じ Micro USB 採用 の Kindle3 の AC アダプターを流用して充電する手もある。昨今は Micro USB で充電する機器が増えているので、独自規格路線を歩みがちだった Sony も標準規格を採用した事は喜ばしい。
一回り大きい 6 インチ Touch Edition では更にメモリーカードを使える様だが、5インチは内蔵の 2GB メモリー(うち、電子書籍に利用可能なユーザー領域は 1.4GB)を利用する事になる。しかしこれでも通常の書籍なら1400冊を入れられるという事で、不足は感じない。
書籍リーダーとしての主機能以外でも、ジーニアス英和辞書が内蔵されていて電子書籍の本文をなぞるだけで検索出来たりという機能は Kindle3 に負けず劣らず。そして Kindle3 に無い機能としては、タッチ液晶を利用した手書きメモ機能がある。反応速度が限られる電子ペーパーなので、紙の上にペンで書く様なスピードは期待出来ないが、意外に便利なのは読書中に気になった事を、電子書籍本文のフォントの上にオーバーレイする様に手書きメモを付加出来る事。(手書きメモ用に、スタイラスも標準で備わっている。)
フォントをハイライトするマーカー機能とともに、読書しながらの書籍本文上へのメモ機能は、紙の書籍に近い使い勝手で、なかなか便利である。マーキング、手書きメモした部分は自動的にリスト化され、まとめてその部分だけ見る事も可能である。語学学習などでも役立つ機能かもしれない。
メイン機能である電子書籍リーダーとしては、文字サイズを6段階に変化させる事が出来、Kindle3 と比較しても問題は無い。ハードウェアキーボードが Kindle3 とは違って備わって居らず、文字入力が必要な時はソフトキーボードになるが、タッチ液晶での操作はもたつき感も無く、かな漢字変換候補の表示も電子ペーパーにしては随分高速で、驚く程であった。このあたりは、米国製の Kindle3 に勝る部分であろう。
オプション品では、Kindle3 同様 LED 読書灯付きの専用ブックカバーがあるのだが、せっかくの5インチの小型さを損なう大きさのカバーなのでこれは採用せず。普通の専用カバーのみを購入し、Kindle3 同様 クリップ型の LED ライトをカバーに挟みながら使うスタイルを採る事にした。実際には暗い場所で読書をする事は少ないので、これで十分との判断。Sony Reader の表面には強力なマグネットが内蔵されて居り、金属が埋め込まれたカバーがパタンと吸い付く用にしまるのは、Sony らしい芸の細やかさである。
以上の通り、小型で使い勝手の良い Sony Reader だが、現状の問題点は Sony が提供する「Reader Store」の品揃えと、購入動作の面倒さ。ともかく現状、買いたいと思える本が殆どまだ無い。仕方無く、見本誌が入っていた「スティーブジョブズ驚異のプレゼン」のフル版を @hokayan に敬意を表して購入する程度でまずは書籍物色をやめてしまった。
書籍ダウンロードも、My Sony Club に登録して行うのだが、Mac 対応はまだ無く、Windows PC に専用ソフトをインストールして行う事になる。前述の通り、無線が無い Sony Reader は、Windows PC 母艦無しには電子書籍を買えない。これも大きなネックだ。WiFi だけは備えている GALAPAGOS タブレットにも負けてしまう部分である。
とりあえずは非常に限られた電子書籍コンテンツと、PDF / Text リーダーとして、Sony Reader を使ってみるとしよう。ハードウェアが良く出来ているだけに、少しだけ足り無い機能が残念ではあるものの、電子ペーパーを利用した電子書籍リーダーとしては、小型筐体の携行性の高さから利用頻度は上がりそうだ。
December 12, 2010 in eBook Cabin | Permalink | Comments (0)
December 05, 2010
Panasonic Lumix GF2 と RICOH GXR の 28mm f2.5 レンズ撮り比べ
GF2 用の 14mm (フルサイズ換算 28mm) f2.5 パンケーキレンズを手に入れた時から気になっていたのが「GXR の A12 28mm f2.5 カメラユニットの写りとどう違うのだろう」という部分。高品質単焦点広角レンズで定評のあるのリコーが時間をかけて開発した 28mm なのだから、そちらが良いに決まっている、という先入観を持っていたのだが、デジカメはやはり、トータルバランスで判断しなければならない。写り具合で言えば、映像エンジンや JPEG 変換アルゴリズム(当方は JPEG 撮って出しを多用するお気軽スナップ派なので)等も作用する。撮影の前段階のフォーカシングを採り上げると、GF2 の AF 速度は高速で、GXR 28mm の AF は 50mm より格段に速くなったとはいえ、GF2 と比較すると遅く感じてしまう。さて、実際の写りはどうだろう。今日は GXR と GF2 に 28mm を装着、出来るだけ同じアングルで、同じ設定 (ISO はほぼ 200、絞りは f2.5 または f5.6)で撮影を行ってみた。結果はこちらの flickr set を御覧頂き度い。やや大きめ写真で違いを見るなら、スライドショーからどうぞ。(スライドショーでは、先に出て来るのが GF2、次が GXR という順番になります。)
出来上がった写真を見ると、当初の予測に反して GF2 + 換算 28mm の 14mm レンズも健闘している。画面四隅の描写が...という評価も一部にはあるが、なかなかどうして悪く無い写りである。これは先入観念を変えねばならないかもしれない。
特に違いが出たのは、夜景撮影。ISO 200 に固定したせいもあって、開放絞りでも手ぶれが多く出たが、意外にも GXR の方が手ぶれ写真が多かったのだ。GF2 も本体手ぶれ補正は無いので、14mm 対決ではイーブンな条件のはずだが、夜のとばりが降りた状態の撮影では、GF2 + 14mm の方が粘って手ぶれが少ない写真を残した印象である。
グリップに関しては、グリップ部が大きく、ラバーコーティングになっている GXR の方が安定感があり、ツルツル素材の GF2 は握り易さはあるものの、GXR よりは滑り易い印象はあった。GXR にはタッチ液晶は備わっていないが、ボタン配置が絶妙で、設定変更は GXR の方が行い易い印象だった。
それぞれ一長一短あるが、当方として勝手に結論づけると、気軽にコントラストが効いた美しい写真を撮影するなら GF2 + 14mm も選択肢としては悪く無い。ボディの横幅、高さ、厚み、それぞれが若干 GF2 が GXR より小さい事もあり、携行性でも GF2 に軍配が上がる。AF 速度やビデオ性能まで含めると、GF2 が完勝してしまうのだ。
つい先日まで、お出かけスナップカメラは GXR + 28mm カメラユニットだったのだが、Nokton f0.95 レンズの加入もあり、今後しばらくは GF2 ボディを中心とした撮影が続きそうな予感である。Digitalbear チーム一軍カメラの争いは、師走に入って烈しさを増している。
December 5, 2010 in Bear's Micro FourThirds, Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)
Panasonic Lumix GF2 と Voightlander Nokton 25mm f0.95で楽しむ 3D 撮影
先日の Nokton 25mm f0.95 購入時には、ボディとの重量バランスや EVF でのピント合わせのし易さから組み合わせる Body は新古品の GH1 に決定、そのコンビネーションは非常に良いのだが、14mm の超軽量パンケーキレンズとともに手に入れた超軽量/超小型ボディの Lumix GF2 も、あえて Nokton で使ってみる事にした。Nokton 25mm f0.95 は金属銅鏡で重量があり、明らかにレンズ側が重くなってしまい撮影時のバランスは GH1 程良くは無いが、長めのレンズを左手のひらで下からしっかり支えるポジションにすると、比較的撮影はし易くなった。うん、これも案外悪く無いかもしれない。携行時の全体重量、全体サイズが小型化するのも、GF2 を組み合わせるメリットである。同じ事は、フォーサーズの大型レンズをアダプターで組み合わせて使う場合にも言えるだろう。このボディサイズの小ささは、武器である。GF2 に Nokton 0.95 を装着して、新宿御苑初冬の紅葉を撮影してみた。何層にも重なるもみじのグラデーションが、開放 f0.95 絞りの薄い被写界深度により、前面が浮き出す様に 3D になる。あえて 3D 対応レンズを買わずとも、3D 的効果(?)が楽しめるのもこのレンズの利点(?)かもしれない。という冗談はともかく、作例の flickr set はこちらから御覧下さい。やや大きめ写真のスライドショーは、こちらからどうぞ。
GH1 の EVF で撮影する場合に比べると、f0.95 あたりのピント範囲がはっきり見える明るい絞りならともかく、f5.6 位になってくるとピント合わせは少々つらくなる部分は正直ある。しかし、f0.95 で撮影する事が多いこのレンズは、GF2 でも十分快適に利用出来る、というのが小結論である。
それでは、GF2 を High Speed Nokton 0.95 と組み合わせる場合、ボディ単体での購入を選択すべきか、という問いには、当方としては No である。小型軽量な 14mm f2.5 パンケーキレンズの黒色は、現状 GF2 黒/赤ボディのレンズキットにのみ付属する。(白色ボディのキットには、従来単体発売されていた、黒/シルバーツートンの 14mm レンズが付属)これを手に入れる上でも、14mm レンズキットにするのが正解。W レンズキットには、14-42mm ズームも付属するが、実はこれは MEGA OIS 手ぶれ補正機能がついた 14-45mm の廉価版レンズで、光学手ぶれ補正機能が 14-42mm には無い(!)。(追記/訂正: 14-42mm には、レンズ側にスイッチが無いものの、光学手ぶれ補正機能はついてました。訂正します。某カメラ店でそう説明を受けたので W キットをシングルキットに変更して失敗!)GF2 では、14mm レンズキットの購入が正解、と思われる次第。あとは望遠までカバーするズームレンズを買い足せば良いだろう。標準画角 50mm (35mm 換算)はもちろん Nokton 25mm に任せる訳だが。
しかし、GH1 でも時々目立ったが、Nokton 開放 0.95 で撮影すると、強い光の周辺にはパープルフリンジが散見される事がある。この点は、このレンズを買う上で理解しておくべき欠点であろう。
December 5, 2010 in Bear's Micro FourThirds, Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)
December 04, 2010
Panasonic Lumix GF2 と極小パンケーキレンズ 14mm f2.5 レビュー
Lumix GF2 は、実機に触れると良くわかるが、GF1 の部品を小型化しただけの焼き直しデジタル一眼では無い。Panasonic がマイクロフォーサーズ・プラットフォームに注ぎ込む意欲の強さを各所で感じる事が出来る。Sony NEX では見送られた内蔵フラッシュを、このサイズで実装して来たところもそうだが、全体を小型化しても操作性を犠牲にしない、そういう配慮が各所に感じられるのである。GF1 にあった撮影モードダイヤルを無くしたスリムなデザインだが、モード変更はタッチパネルからテキパキと行える。そして、このカメラのターゲットユーザーが最も利用するであろうフルオートの iA モードは、上面にある専用ボタンを押す事でいつでも瞬時に起動する。モードダイヤルが無い事への不満は、利用していて殆ど感じなかった。ISO、ホワイトバランス、AF モードには十字キーに専用ボタンが割り振られて居り、こちらの操作性も高い。それ以外のメニューにも、ショートカットメニューを呼び出す Q.Menu ボタンでアクセス出来、さらにQ.Menu に割り当てる設定項目もタッチパネルでアイコンをドラッグするだけでカスタマイズ可能だ。半日カメラをじっくり触って、各種設定の容易さにまず驚かされた。ビギナーだけではなく、中上級者でも、このカメラのコンパクトさを秀逸な UI で自由に操る事が出来ると思われた。本日、新宿御苑を回って撮影した紅葉の写真、そして昨晩撮影した夜景写真を含む作例は、こちらの flickr set を参照頂き度い。やや大きめの写真を見る事が出来るスライドショーは、こちらからどうぞ。
ボディ表面素材はツルツル系だが、質感が高く、そしてグリップ形状が絶妙なので、撮影時のホールディングはしっかりと行える。タッチパネルで触った場所にピントが合うインターフェースは、普段 iPhone 撮影に慣れたユーザーなら違和感無く使いこなせるだろう。写真再生時に写真を1枚1枚送る操作も iPhone 同様フリックなのだが、こちらは iPhone の様に画面を弾くだけでは反応せず、じっくりと指を置いて左右にスライドする感覚が必要だった。
しかし、このカメラの Auto Focus は非常に高速だ。シャッター押し下げであっという間にピントが合うので、タッチパネルを使うまでも無く、シャッター側で AF 操作を行うケースが多かった。最近 Panasonic は AF 高速化に力を入れている様だが、GF2 にもそれは十分に実現されている。
GF2 カメラボディのコンパクトさはもう殆どコンデジの領域に入っているが、カメラキットの 14mm パンケーキレンズを組み合わせると、ぱっと見ではもはやレンズ交換式の本格一眼だとはわからない程。しかし作例写真の通り、GXR 用の A12 28mm カメラユニットほど隅々まで高画質、とは行か無いかもしれないが、開放絞り付近ではボケ味を生かした撮影も楽しめる。普通にスナップで使うには十分な性能を持っている。夕陽を受けたもみじの色も、きちんと再現されている。
まだ試せていないが、このサイズで Full HD のビデオも撮影出来てしまうので、これ一台あれば、もうサイズが大きなカメラやビデオは要らないかな、と思えてしまう程だ。予想以上に内外ともに練られたカメラである。
この次のエントリーでは、マニュアルレンズの Voightlander Nokton 25mm f0.95 での撮影の感触をお伝えしたい。
December 4, 2010 in Bear's Micro FourThirds, Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)






