January 14, 2012

GX1 セカンドレビューは、Summilux 25mm f1.4

Lumix GX1 + m4/3 Lens

第一弾レビューに続く、Lumix GX1 レビューその2は、待望の(1?)名玉 Leica DG Summilux 25mm f1.4 との組み合わせ作例で。元 Six Apart US、現 dotCloudみやーんも愛用の本玉は、高感度撮影に強い GX1 という相棒を得て、昨年デジクマカメラオブザイヤーを受賞したその能力の高さを、東京・中野の裏路地フォトウォークにて示しまくるのである。



Panasonic Lumix GX1 + Pana-Leica Summilux 25mm f1.4

赤色光の再現も、なまめかしく、美しい。

Panasonic Lumix GX1 + Pana-Leica Summilux 25mm f1.4

青色は、あくまでクールに。

Panasonic Lumix GX1 + Pana-Leica Summilux 25mm f1.4

真夜中の毛並みの良い黒猫も、炭火と路地裏のわずかな明かりで、浮かび上がる。もちろん、手持ち撮影、このカメラボディとレンズの組み合わせでは、手ぶれ補正も無し。

Panasonic Lumix GX1 + Pana-Leica Summilux 25mm f1.4

子猫の頃から、居酒屋界隈の豊富な餌場で成長を見守って来た黒猫だが、極寒の1月の夜を、逞しく生きる。

Panasonic Lumix GX1 + Pana-Leica Summilux 25mm f1.4

黒い空間に浮かび上がる看板。

Panasonic Lumix GX1 + Pana-Leica Summilux 25mm f1.4

お気に入りのメキシコ風おじさんの絵も、肉眼では相当暗いのだが、GX1 の映像エンジンパワーと f1.4 でこの通り。背景のイルミネーションの美しいボケ味にも注目。

Panasonic Lumix GX1 + Pana-Leica Summilux 25mm f1.4

地上げにあっているのか、少しずつ店が消えて行くブロードウェイ横の45番街(といっても NY マンハッタンでなく中野)も、この界隈では有数の暗い場所なのだが、手持ちで手ぶれ補正が無くても、しっかりと撮影出来る。

Panasonic Lumix GX1 + Pana-Leica Summilux 25mm f1.4

思わずホッピーを飲みたくなる赤提灯写真と、美しい背景光源ボケ。

Panasonic Lumix GX1 + Pana-Leica Summilux 25mm f1.4

ピンポイント AF 機能を活用してフォーカスすると、手前の柵をすりぬけて、可愛いウサギの顔も室内撮影でこの通り。

より多くの flickr 作例写真は、こちらの set でどうぞ。やや大きめ写真で見る事が出来るスライドショーは、こちらから。GX1 + Summiluxの組み合わせ、かなり幸せであります。もうすぐ登場するフジフィルムの X-Pro1 と 35mm (フルサイズ換算 53mm) f1.4 レンズの仕上がりもかなり気になる昨今ではありますが。


January 14, 2012 in Bear's Micro FourThirds, Lumix GX1 Cabin, Panasonic Cabin | Permalink

December 05, 2010

Panasonic Lumix GF2 と RICOH GXR の 28mm f2.5 レンズ撮り比べ


Lumix GF2 vs GXR
Originally uploaded by digitalbear.

GF2 用の 14mm (フルサイズ換算 28mm) f2.5 パンケーキレンズを手に入れた時から気になっていたのが「GXR の A12 28mm f2.5 カメラユニットの写りとどう違うのだろう」という部分。高品質単焦点広角レンズで定評のあるのリコーが時間をかけて開発した 28mm なのだから、そちらが良いに決まっている、という先入観を持っていたのだが、デジカメはやはり、トータルバランスで判断しなければならない。写り具合で言えば、映像エンジンや JPEG 変換アルゴリズム(当方は JPEG 撮って出しを多用するお気軽スナップ派なので)等も作用する。撮影の前段階のフォーカシングを採り上げると、GF2 の AF 速度は高速で、GXR 28mm の AF は 50mm より格段に速くなったとはいえ、GF2 と比較すると遅く感じてしまう。さて、実際の写りはどうだろう。今日は GXR と GF2 に 28mm を装着、出来るだけ同じアングルで、同じ設定 (ISO はほぼ 200、絞りは f2.5 または f5.6)で撮影を行ってみた。結果はこちらの flickr set を御覧頂き度い。やや大きめ写真で違いを見るなら、スライドショーからどうぞ。(スライドショーでは、先に出て来るのが GF2、次が GXR という順番になります。)


出来上がった写真を見ると、当初の予測に反して GF2 + 換算 28mm の 14mm レンズも健闘している。画面四隅の描写が...という評価も一部にはあるが、なかなかどうして悪く無い写りである。これは先入観念を変えねばならないかもしれない。

特に違いが出たのは、夜景撮影。ISO 200 に固定したせいもあって、開放絞りでも手ぶれが多く出たが、意外にも GXR の方が手ぶれ写真が多かったのだ。GF2 も本体手ぶれ補正は無いので、14mm 対決ではイーブンな条件のはずだが、夜のとばりが降りた状態の撮影では、GF2 + 14mm の方が粘って手ぶれが少ない写真を残した印象である。

グリップに関しては、グリップ部が大きく、ラバーコーティングになっている GXR の方が安定感があり、ツルツル素材の GF2 は握り易さはあるものの、GXR よりは滑り易い印象はあった。GXR にはタッチ液晶は備わっていないが、ボタン配置が絶妙で、設定変更は GXR の方が行い易い印象だった。

それぞれ一長一短あるが、当方として勝手に結論づけると、気軽にコントラストが効いた美しい写真を撮影するなら GF2 + 14mm も選択肢としては悪く無い。ボディの横幅、高さ、厚み、それぞれが若干 GF2 が GXR より小さい事もあり、携行性でも GF2 に軍配が上がる。AF 速度やビデオ性能まで含めると、GF2 が完勝してしまうのだ。

つい先日まで、お出かけスナップカメラは GXR + 28mm カメラユニットだったのだが、Nokton f0.95 レンズの加入もあり、今後しばらくは GF2 ボディを中心とした撮影が続きそうな予感である。Digitalbear チーム一軍カメラの争いは、師走に入って烈しさを増している。

December 5, 2010 in Bear's Micro FourThirds, Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)

Panasonic Lumix GF2 と Voightlander Nokton 25mm f0.95で楽しむ 3D 撮影


Panasonic Lumix GF2
Originally uploaded by db.

先日の Nokton 25mm f0.95 購入時には、ボディとの重量バランスや EVF でのピント合わせのし易さから組み合わせる Body は新古品の GH1 に決定、そのコンビネーションは非常に良いのだが、14mm の超軽量パンケーキレンズとともに手に入れた超軽量/超小型ボディの Lumix GF2 も、あえて Nokton で使ってみる事にした。Nokton 25mm f0.95 は金属銅鏡で重量があり、明らかにレンズ側が重くなってしまい撮影時のバランスは GH1 程良くは無いが、長めのレンズを左手のひらで下からしっかり支えるポジションにすると、比較的撮影はし易くなった。うん、これも案外悪く無いかもしれない。携行時の全体重量、全体サイズが小型化するのも、GF2 を組み合わせるメリットである。同じ事は、フォーサーズの大型レンズをアダプターで組み合わせて使う場合にも言えるだろう。このボディサイズの小ささは、武器である。GF2 に Nokton 0.95 を装着して、新宿御苑初冬の紅葉を撮影してみた。何層にも重なるもみじのグラデーションが、開放 f0.95 絞りの薄い被写界深度により、前面が浮き出す様に 3D になる。あえて 3D 対応レンズを買わずとも、3D 的効果(?)が楽しめるのもこのレンズの利点(?)かもしれない。という冗談はともかく、作例の flickr set はこちらから御覧下さい。やや大きめ写真のスライドショーは、こちらからどうぞ。


GH1 の EVF で撮影する場合に比べると、f0.95 あたりのピント範囲がはっきり見える明るい絞りならともかく、f5.6 位になってくるとピント合わせは少々つらくなる部分は正直ある。しかし、f0.95 で撮影する事が多いこのレンズは、GF2 でも十分快適に利用出来る、というのが小結論である。

それでは、GF2 を High Speed Nokton 0.95 と組み合わせる場合、ボディ単体での購入を選択すべきか、という問いには、当方としては No である。小型軽量な 14mm f2.5 パンケーキレンズの黒色は、現状 GF2 黒/赤ボディのレンズキットにのみ付属する。(白色ボディのキットには、従来単体発売されていた、黒/シルバーツートンの 14mm レンズが付属)これを手に入れる上でも、14mm レンズキットにするのが正解。W レンズキットには、14-42mm ズームも付属するが、実はこれは MEGA OIS 手ぶれ補正機能がついた 14-45mm の廉価版レンズで、光学手ぶれ補正機能が 14-42mm には無い(!)。(追記/訂正: 14-42mm には、レンズ側にスイッチが無いものの、光学手ぶれ補正機能はついてました。訂正します。某カメラ店でそう説明を受けたので W キットをシングルキットに変更して失敗!)GF2 では、14mm レンズキットの購入が正解、と思われる次第。あとは望遠までカバーするズームレンズを買い足せば良いだろう。標準画角 50mm (35mm 換算)はもちろん Nokton 25mm に任せる訳だが。

しかし、GH1 でも時々目立ったが、Nokton 開放 0.95 で撮影すると、強い光の周辺にはパープルフリンジが散見される事がある。この点は、このレンズを買う上で理解しておくべき欠点であろう。

December 5, 2010 in Bear's Micro FourThirds, Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)

December 04, 2010

Panasonic Lumix GF2 と極小パンケーキレンズ 14mm f2.5 レビュー


Panasonic Lumix GF2 + 14mm f2.5
Originally uploaded by digitalbear.

Lumix GF2 は、実機に触れると良くわかるが、GF1 の部品を小型化しただけの焼き直しデジタル一眼では無い。Panasonic がマイクロフォーサーズ・プラットフォームに注ぎ込む意欲の強さを各所で感じる事が出来る。Sony NEX では見送られた内蔵フラッシュを、このサイズで実装して来たところもそうだが、全体を小型化しても操作性を犠牲にしない、そういう配慮が各所に感じられるのである。GF1 にあった撮影モードダイヤルを無くしたスリムなデザインだが、モード変更はタッチパネルからテキパキと行える。そして、このカメラのターゲットユーザーが最も利用するであろうフルオートの iA モードは、上面にある専用ボタンを押す事でいつでも瞬時に起動する。モードダイヤルが無い事への不満は、利用していて殆ど感じなかった。ISO、ホワイトバランス、AF モードには十字キーに専用ボタンが割り振られて居り、こちらの操作性も高い。それ以外のメニューにも、ショートカットメニューを呼び出す Q.Menu ボタンでアクセス出来、さらにQ.Menu に割り当てる設定項目もタッチパネルでアイコンをドラッグするだけでカスタマイズ可能だ。半日カメラをじっくり触って、各種設定の容易さにまず驚かされた。ビギナーだけではなく、中上級者でも、このカメラのコンパクトさを秀逸な UI で自由に操る事が出来ると思われた。本日、新宿御苑を回って撮影した紅葉の写真、そして昨晩撮影した夜景写真を含む作例は、こちらの flickr set を参照頂き度い。やや大きめの写真を見る事が出来るスライドショーは、こちらからどうぞ。


ボディ表面素材はツルツル系だが、質感が高く、そしてグリップ形状が絶妙なので、撮影時のホールディングはしっかりと行える。タッチパネルで触った場所にピントが合うインターフェースは、普段 iPhone 撮影に慣れたユーザーなら違和感無く使いこなせるだろう。写真再生時に写真を1枚1枚送る操作も iPhone 同様フリックなのだが、こちらは iPhone の様に画面を弾くだけでは反応せず、じっくりと指を置いて左右にスライドする感覚が必要だった。

しかし、このカメラの Auto Focus は非常に高速だ。シャッター押し下げであっという間にピントが合うので、タッチパネルを使うまでも無く、シャッター側で AF 操作を行うケースが多かった。最近 Panasonic は AF 高速化に力を入れている様だが、GF2 にもそれは十分に実現されている。

GF2 カメラボディのコンパクトさはもう殆どコンデジの領域に入っているが、カメラキットの 14mm パンケーキレンズを組み合わせると、ぱっと見ではもはやレンズ交換式の本格一眼だとはわからない程。しかし作例写真の通り、GXR 用の A12 28mm カメラユニットほど隅々まで高画質、とは行か無いかもしれないが、開放絞り付近ではボケ味を生かした撮影も楽しめる。普通にスナップで使うには十分な性能を持っている。夕陽を受けたもみじの色も、きちんと再現されている。

まだ試せていないが、このサイズで Full HD のビデオも撮影出来てしまうので、これ一台あれば、もうサイズが大きなカメラやビデオは要らないかな、と思えてしまう程だ。予想以上に内外ともに練られたカメラである。

この次のエントリーでは、マニュアルレンズの Voightlander Nokton 25mm f0.95 での撮影の感触をお伝えしたい。

 

December 4, 2010 in Bear's Micro FourThirds, Digicame Cabin | Permalink | Comments (0)