November 14, 2009

神田川沿い写真散歩ノススメ


Kanda River Photo Walk
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神田川逍遥」という素晴らしい手作りサイトに見惚れてから、二回目の神田川沿いフォト・ウォーク。高田馬場駅付近から出発した小さな旅の終わりは江戸川橋。日も暮れかかって夕闇迫る都市河川の川面に、小さな影が動いている。スズメにしては大きく、カラスにしては小振り。Canon PowerShot S90 のデジタルズームでかろうじて寄って見ると、頭が青い。家に戻ってあれこれ東京に来る鳥を Web で調べてみると、どうやら「ゴイサギ」であろうとの結論。餌を待ってじっと佇む姿は、小型デジタルカメラでもブレずに数ショットを捉える事が出来た。コンクリに囲まれた小さな川の散歩カメラマンには、いつもこうしたサプライズが用意される。先週の高田馬場〜江戸川橋の写真はこちらの flickr アルバムで。(Canon PowerShot S90, Panasonic Lumix GF1 + 45mm f2.8 で撮影)先月行った隅田川河口〜秋葉原迄の写真はこちらのアルバムで(Panasonic Lumix GF1 + 45-200mm f4-5.6 及び 20mm f1.7, RICOH GR Digital III で撮影)御覧頂きたい。流れる場所により、神田川は全く異なる表情を見せる。

神田川中流となる高田馬場から江戸川橋迄は、川の両岸に遊歩道が整備されて居り、明治通りと交差する場所以外はほぼスムーズに川沿いの道を辿って行く事が出来る。途中の見所は、神田川の守り神の水神社、新江戸川公園、椿山荘の庭園等。この区間には川の中に設けられた、渡り鳥が休める擬似的な岩魚道(勾配のある階段状の場所を斜面にして、魚が遡れる様にした場所)もあり、バードウオッチングを楽しむ事も出来る。神田川初級者には、このコースがイチオシ。

一方、中・上級者向けには下流コースがおすすめ。井の頭公園の池や善福寺池を水源とする神田川が海近くに辿り着く場所は、JR 両国駅近くの隅田川沿い。下町風情を楽しむなら、両国〜秋葉原ルートが面白い。両国駅から数分歩くと、河口近くの隅田川に掛かる両国橋に到着。まずは隅田川近辺のパノラマ撮影を楽しんで、河口付近から神田川を上流に向けて遡って行く。浅草橋近辺までは少しだけ川沿いの道がある。河口近くの柳橋近辺に係留された屋形船を撮影するも良し。柳橋の勇壮な姿を収めるも良し。

浅草橋を過ぎるあたりで、川沿いの道は無くなる。川からちょっと離れるが並行に走る道を歩いては、橋のある所で神田川風情を愉しみつつ秋葉原を目指す。昭和通りを交差した後で是非体験して欲しいのは、山手線/新幹線の橋梁手前にある、歩行者用の「神田ふれあい橋」。小学生の頃からラジオの部品を買いに秋葉原に通っていたが、この橋の存在は全く知らなかった。その橋から見える柳森神社も、小さなお社だが、「こんなに落ち着いた場所が秋葉原の街に」的な面白さがあるので是非お寄り頂き度い。そして、秋葉原のゴールは万世橋。夕暮れ時の万世橋は、川面に電気街のネオンが反射し美しい。f1.x の明るめの標準〜広角レンズを忘れずに。そしてしっかり歩いた後は、橋の近くの「肉の万世本店」で万世牧場直送のステーキやハンバーグを頂く、というのがおすすめである。

いつも目にしながらその全容を知らなかった神田川。井の頭公園から隅田川まで歩いても全長は約25km。冬が近づくと渡り鳥の姿も増える様なので、カメラ好きな方は散歩がてら是非お出かけ下さい。広角〜標準レンズで狙う画角が多いのですが、野鳥撮影用には 300mm 以上の望遠レンズも携行出来ると良いでしょう。中流の川沿い遊歩道は自動車侵入禁止の場所も多いので、お子さん連れの休日散歩やちょっとしたサイクリングにも好適、です。

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April 05, 2009

Panasonic Lumix G1 で、中野通り桜フォトウォーク 2009


Sakura 2009
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冷たい雨・風の日を経て、今年も中野通りに桜のトンネルが出現。JR 中野駅から中野通り沿いに北上し、哲学堂迄の2キロ余りが桜吹雪に包まれる。この週末が満開若干手前の時期と重なった為、メインカメラの Panasonic Lumix G1 を手に、桜フォトウォーク。レンズは、Rollei Sonnar 40mm (マイクロフォーサーズ換算では 80mm 相当)f2.8 と Canon New FD 85mm (同 170mm 相当)f1.2 L。桜が被写体なので、オートフォーカスは必要無く、マニュアルフォーカスレンズだけで出掛ける。やや雲が多い、ほぼ晴天、の土曜日。明るい空をバックに桜の眩しさが映える様に、露出補正を1〜1.5段プラスに振りつつ撮影。桜フォトウォーク作例は、こちらの flickr アルバムからどうぞ。(スライドショーは、こちらを御参照。)

光線状態で淡い色味の表現が大きく変わる桜の花撮影では、Lumix G1 の EVF (電子ビューファインダー)が大活躍。撮影結果予測映像がほぼリアルタイムで EVF 内に投影されるので、桜の花びらの色が最も映える露出補正状態でシャッターを切れば良い。ややアンダー気味に桜がシャドウがかって撮影されてしまう状態が、EVF 利用でほぼ回避出来るのは素晴らしい。被写界深度の確認も EVF 上で出来るので、何層にも重なった桜の花の丁度良い部分にピントを合わせる事も可能だ。

これほどの精度の EVF が搭載されたデジイチはまだ G1 だけだが、今後は採用が進むのは間違い無いだろう。背面の液晶を覗きながらの撮影だけでは、晴れた日には太陽光の反射等で細部の確認がしずらいので EVF は有効。暗い場面でのノイズ発生をより抑える事が出来れば、全く不満は無い。製造コスト的にも、撮影時の利便性を考えても、EVF は今後のデジイチの新しい標準コンポーネントとなるポテンシャルを十分備えている事が、本日の桜撮影で実感出来た。

早稲田通りを通過する際に、中古カメラ専門店の日東商事 Voightlander Super Wide-Heliar 15mm f4.5 の優良中古を格安で手に入れ、30mm 相当の広角レンズも揃った。中野通りの大きな桜の全景を撮影するには、やはり広角が必須だ。Super Wide-Heliar は、f4.5 絞り開放にすると周辺減光が顕著になるので、出来るだけ f5.6 - 8 の範囲で絞りを調整すると、青空をバックにしてもそれなりの仕上がりを楽しむ事が出来る。

以前 F 君から借りて気に入ったレンズだったが、遂に自身でも手に入れた。満足。実質焦点距離が倍になってしまうマイクロフォーサーズでは、15mm を買う事でやっと快適な広角撮影を楽しめる。さて、日曜日午後は、新井薬師から哲学堂へ、中野通り後半の桜フォトウォークに出掛けるとしよう。新井五叉路の交差点近くで麺彩房のつけ麺を食べてから行くもよし。(尚、Pentax K20D で撮影した2008年の桜フォトウォークは、こちらを御参照。)

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February 22, 2009

松屋銀座で開催の、第31回世界の中古カメラ市で珍品発見


iPhoto snap
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Sasurau 師匠曰く、「中古オヤジ市」たる松屋銀座の吉例中古カメラ市に出掛けて来た。目玉商品は初日に押し掛けるカメラオヤジの大群がさらっていってしまう様だが、週末割引商品もあるというので土曜夕刻だが東西線→銀座線で現地へと向かう。銀座アップルストアの斜め向かいにある、iMac の様な白が基調の松屋1階に潜入。アウトドアなカメラオヤジには全く似つかわしくない、外国製香水の匂いに占領された化粧品売場を足早に抜け、エスカレーターで8階催事場へ。到着すると、真剣な眼差しで中古カメラ・ショウケースを凝視するオヤジの大群が。これはオヤジ市ビギナーには敷居が高い。(ちなみに当方は、渋谷東急のカメラ市以来、二度目の訪問体験。)

しかし5分も会場を歩いていると、いつしか自身も真剣な商品見定めモードに入り、オヤジ市の空気に馴染んでしまっていた。(というか自分も立派な40台半ばのオヤジであるから当然か。)いつも週末に歩き回っている新宿界隈の中古カメラ屋の価格水準と比較すると2−3割高い商品が多い印象だが、その分中古品クオリティが高いのか、それとも中古市開催前半でコストパフォーマンスの高い商品は皆売れてしまったのか。

ただ、「サタデーサービス」と明示された商品に時々掘り出しものがある。100万円超の激レア珍品が並んでいても会場の客は眉ひとつ動かさないツワモノ揃いの中古市だが、人が多く集まる場所は割引商品のコーナー。

当方的にはアルプス堂で陳列されていたB級品の沈胴式 Elmar 90mm f4(1万5千円)と、千曲商会で発見した Contax Tvs Digital の棚ずれ新品(4万円)が気になり、その周囲を徘徊したあげく、まずは Elmar の実物チェック。外観は非常に奇麗な商品だったが、レンズ曇り有り、で Lumix G1 に装着、試写するとやや曇りの影響が大きい事が判明し候補落ち。2005年に一旦格安新古品で購入し、その後売却してしまって後悔しきりだった、2003年発売の Contax Tvs Digital を購入する事にした。

2005年のフジヤカメラ購入時はマニュアルやリモコンが欠落していたリファーブリッシュモノだったが、今回購入した商品は、外箱はややすすけているものの、中身はバリの未使用品。こんなものがまだ新品同様で残っているとは、と感動を店員のおばちゃま(普段は経理担当だが、中古市の時は販売員として借り出されている、との事。)にお伝えしつつ有り難く購入。

Tvs や T2 (そういえばこれも未使用新品を見つけて購入した)のアナログカメラを使い倒した上で手に入れる Tvs Digital (チタン色)の喜びはひとしお。このサイズで、Carl Zeiss T* の秀逸コーティング・レンズでスナップ撮影(作例は、こちらの flickr アルバムにて)が楽しめるのだ。1.6 インチと現在では極小の背面液晶だが、本機にはズームと連動する光学式ビューファインダーがあり、撮影はもっぱらそちらを通じて、という事になる。5百万画素 CCD も愛嬌。1GB SD カードなら ノーマル画質で、700枚以上を撮影可能だ。非常にコントラストが美しい写真撮影を、再び楽しめそうである。こうなると Tvs Digital のブラックも手に入れたい所だが、最近は中古屋でもなかなかお目にかかれない。

ネオンが眩しい夜の銀座4丁目交差点界隈の街角風景を撮影し、帰路。世界の中古カメラ市は、カメラオヤジには貴重な楽園なのでありました。

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January 03, 2009

中野フジヤカメラ、2009年は恒例新春福袋は無し


中野フジヤカメラ、2日はひっそり営業
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「諸般の理由」という事で、はっきりとした中止理由は示されていないのだが、恐らく「1月3日」予定だった恒例福袋+新品祭りの開催日を「1月2日」と誤って雑誌広告に記載してしまった事が理由だろう。店頭での混乱を避ける為なのか、今年は3日の中野フジヤカメラ恒例福袋は無くなってしまった(2008年はちなみにこんな感じだった)。本日2日はお休みのはずの同店だが、雑誌広告を見て訪れる人がいるかもしれないせいか、本店1・2階のドアを小さく開けて限定営業していた。新春セールは3日・4日予定だが、本日と勘違いして訪れたお客様にもしっかり対応。雑誌の誤植は残念だったが、こういう真摯な顧客対応には好感が持てる。新年の景気付けにと、Nikon の中古レンズ1本を購入。

今回は歳末・新年大売り出し、という事で年末から一部割引価格を提示しているフジヤカメラ、ざっと見たところでは Nikon D700, D300, D90 あたりの A 級・新品同様の Body 中古品の在庫の多さが目についた。価格.com の最低価格と比較してもかなりの安さなので、購入予定だった方は是非本店2階を3日〜4日に訪れて頂き度い。DX フォーマット用の標準ズームレンズの A 級品も相当数が揃っている。お得である。恐らく3日初日で相当売れてしまうのではないだろうか。

フジヤの福袋もそうだが、今年はどうも福袋に縁が無かった。昨年は午後に行っても少しは売れ残っていたヨドバシ Akiba の福箱もビデオの夢を除いて元旦午後には全て売り切れ。その後秋葉原周辺を散策するも、これといって購買意欲をそそる福袋には出会えず。

2日午後には新宿初売りを冷やかしに行ったが、これも午後なので良いものは殆ど売り切れ。新宿ヨドバシでは、5万円の一眼レフの夢箱が増箱されていたが、係の方に聞くとどのメーカー製とは特定されず、本体+レンズキットが入っているとの事。さすがにレンズマウントがわからずに買うのも....ということでこれもあきらめた。やはり福をつかむには、早起きと綿密な事前調査が肝心と再確認した次第。

毎年盛り上がる Apple Store の福袋も、モダシンさん情報では例年より中身が良くなかった模様。ということで、福袋に関しては鬼に笑われそうですが、2010年新年セールに期待、です。(苦笑)

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January 01, 2009

あけましておめでとうございます (2009年元旦)


A Happy New Year! 2009
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2008年は、世界に一瞬で伝播した不況の波、Change を掲げて米国大統領選挙で歴史的勝利を収めたオバマ氏、一方で機能不全に陥った日本政府の頼りなさが目立つ激動の1年となりました。わたくし事の世界でも、親の手術とその後の介護、そして仕事に於いては米国投資先の事業が拡大し、より責任ある立場で新規ビジネスの立ち上げを支援する事となり、変化の波を身を以て経験しつつあります。一方嬉しい "Change" は、中学生の長男に、背丈で抜かれた事でしょうか。高校生の頃には恐らく、と思っていた変化は、成長著しい息子に数年早く訪れました。

2009年は昨年の変化を、より良い方向へ発展させる1年とすべく、前向きな努力を継続する所存です。1ヶ月先の予測も難しい、複雑な政治・経済環境ですが、Closed だった世界が、ボトムアップ型の、知の共有を理念とする技術革新によって、急速に開かれつつある胎動も感じています。今迄は複雑な利権構造や政治力学で見えなかった世界の扉が開かれ、新ルールの形成に向けて、多くの分野でブレークスルーを目指す活発で激しい議論が巻き起こる年になる事が期待されます。

変革の時期には、時には痛みを伴う変化を進めざるを得ない事もあるかもしれません。予測が難しい環境下、必要な情報を多面的に収集し、3歩と言わず10歩先迄の世界観を先取りしながら、中長期視野で柔軟に対処すべき局面も必要な1年となる事でしょう。

しかし暴風雨を抜けた先には必ず、挑戦し甲斐のある、晴れやかな水平線が広がっているものです。希望に満ちた航海図を描きながら、充実した2009年を皆様と共有出来れば、と思っています。

本年も何とぞ、宜しくお願い致します。

B-log Cabin のデジクマこと、南 一哉

    (写真は千葉 鯛の浦に降り注ぐ陽光)

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December 29, 2008

鴨川シーワールドで、シャチと話せる青年と出会う


Kamogawa Seaworld
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さて、年末休み入り。まずはお手軽近場旅行ということで、外房へ。冬休みと言えば箱根、伊豆方面の温泉に行く事が多かったのだが、最近は外房・南房総方面を見直している。黒潮のおかげで、冬でも温かい海洋性気候。東京では寒い12月でも、太陽が出ると日中はジャケットを脱いでも大丈夫な程。東京からアクアライン、木更津経由なら、約120キロ走ると勝浦に到着。空気が澄んでいるので、夜間は太平洋上に広がる星の大パノラマ。数年ぶりに、流れ星まで見つけてしまった。そして海辺の町の静かな夜が開けると、400年の歴史を誇る日本三大朝市。お隣の鯛の浦では、断崖絶壁からのダイナミックな風景も楽しめる。家族で楽しめる観光スポットは数えきれぬ程あるのだが、その目玉は何と言っても、さらに南下した海洋リゾート鴨川にある、鴨川シーワールド。そこで偶然、凄い能力を持った青年と出会った。

大きな水槽を泳ぎ回る魚たちの水族館、イルカ(動画その1、動画その2)/アシカベルーガクジラのショーを楽しめる鴨川シーワールド最大の目玉はシャチのショーWikipedia によると、イルカを越える高い運動能力を持つシャチの、数トンの巨体を水面数メートルまで持ち上げるジャンプは眼前で見るともの凄い迫力。シャチを自由に操り、水中を泳ぎ、水上を跳ねるトレーナーたちとのピタリと息の合ったパフォーマンスは一見に値する。会場 BGM の "You Raise Me Up" の神秘的な歌声がシャチと一体となり、息を飲む瞬間。PowerShot G1 が気に入って写真を撮りたがった長女のベストショットは、シャチがトレーナーをジャンプとともに水上に飛び立たせる瞬間。

ショーに満足し、会場下のレストラン・オーシャンへ。シャチが泳ぐ大水槽を地下のガラス窓から眺めつつ食事が出来るという趣向の、鴨川シーワールドならではのレストラン。窓際のテーブルを確保して食事し始めると、不思議な光景を目にした。

隣のテーブルで、デジタル一眼レフを片手に窓越しに写真を撮影している青年。テーブルで食事をしつつ、時折窓のすぐ横に立つのだが、すると遠くにいた大きなシャチが窓に寄って来る。手でサインを送ると、嬉しそうに目を開くシャチ。その青年は、勿論トレーナーでは無い。鴨川シーワールドを訪れた客の一人、なのだ。

もしかすると彼の黒いジャケット姿のせいか、と最初は思って当方も黒ジャンパーで同じ窓に寄ってみるが、全くシャチが寄って来る気配は無い。しかし、青年が再び窓際でカメラを構えると、大きなシャチが寄って来る

声もあまり聞こえないはずの厚いガラス窓越しで、超音波を発する特殊な笛を持っている訳でもなく、シャチと仲睦まじく心の会話を交わしている青年の姿を見て、どうしても理由が知りたくて話しかけてみた。すると、最近は仕事が忙しくてなかなか来園出来ないが、以前は毎週の様にシャチを見に来ていて、そのうちにシャチ達と仲良くなってしまった、との説明。彼が窓に寄ると、確かに大きなシャチが寄って来るだけではなく、窓に顔を近づけて数分静止し、目を窓に押し付ける様にして青年の様子を見ているのだ。

Wikipedia によると、シャチはクジラというよりイルカの仲間。高い知能を持ち、人間を襲う事も稀らしい。だからこそ水族館のショーで活躍しているのだ、というのはわかるが、熱心なお客さんとも仲良くなれるほど、知能が高かったというのには驚いた。10月に生まれたばかりの日本初の3世のシャチは、生まれたばかりでも体重が180キロもある事、大人になると5トン近くになってトラック一台分の体重にもなる事、子供が生まれたお母さんシャチ「ラビー」のお姉さんシャチと彼は親しいが、ラビーに子供が出来て嫉妬もあって、姉シャチは愛情に飢えている事、だから知り合いの僕が来ると遊びたがって窓まで呼びにくるのだ、と丁寧に教えてくれた。青年は、シャチを心から愛する、シャチの達人だった。食事を終えると、黒いジャケットの青年は、「シャチが僕と遊びたがっているので、スタジアムの方に行きます」と言ってカメラを手に階段を昇って行った。

鴨川シーワールドを訪れる機会があって、窓際で熱心に Sony αの一眼レフとミノルタのレンズで写真を撮っている青年を見かけたら、是非シャチの講義を受けて頂き度い。豊富な知識とシャチへの愛情に、きっと圧倒されるはずだ。短い時間だったが、良い出会いだった。

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イルカの四重奏

こちらも鴨川シーワールドで。イルカは超音波でコミュニケーションを取り合うのですが、実はリアルな歌も歌える、と知りました。(笑)

より高画質の動画像は、YouTube のビデオページにて。(画面右下の、高画質で表示する、をクリック。)


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イルカのオーバーヘッドキック

見事に決まった、イルカのオーバーヘッドキック。千葉の鴨川シーワールドにて。

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December 20, 2008

新宿小滝橋通り、ラーメン&カフェの絶妙舞台装置


Ramen & Cafe
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最近、酒量は減りつつ有り。ビール一杯+焼酎 or シングルモルト の2杯で、アルコールは十分摂取した感じになる。その代わり、カフェインの摂取量は増えた。朝、昼の珈琲はデフォルトだが、夜も夕食後の珈琲が旨い。しかし、冬の夜9時過ぎに困るのは、拉麺の後に喫茶店を探すケース。せっかく美味しいラーメンで身体の芯から暖まっても、夜遅く迄開いている珈琲店の数は多くは無い為、暖簾をくぐって路頭に迷っているうちに、冷えきってしまうのだ。だから、この写真の様な並びは実に有り難い。人気ラーメン店の横が、本格カフェというレア・ケース。新宿小滝橋通りのらーめん小江戸と、右隣の COZZO (コッツォ)

tabelog で3点台後半のらーめん小江戸、カウンターだけの小店舗だが、名前の通り粋な味。あじたま、チャーシュー入りの特製ラーメンを注文。tabelog 評価の通り、スープはインスパイヤ系で青葉を想起させるが、深みがある。青葉より美味しいと思ったのは、北海道小林製麺の腰の強い麺と、香り豊かなネギ。チャーシューは個人的にはあとひと頑張りして欲しい所だが、合格点である。嬉しいのは、鳥とごぼうの鳥飯を250円でセットに出来る事。大食漢の当方でもこれで大満足、まいう。

すっかりホカホカになり、店を出て左方をふと見ると、9時過ぎなのに珈琲店、COZZO の看板。ドア越しに見えた店内は木目調の好みの内装だったので、入ってみる。カウンター形式の落ち着いた珈琲店。夜はお酒も飲めるが、ケーキセット等もあり、本格的な喫茶店だ。美麗なコーヒーカップを各種カウンター奥の棚に並べていて、それを眺めているだけでも楽しい。COZZO は、夜11時まで開いているとの事。(ちなみに隣のラーメン小江戸の営業は、夜10時迄。)

薄い壁ひとつ隔てるだけで、雑然として素朴なラーメン店から、シックでレトロな喫茶店へ。「8時だヨ!全員集合」並の(メタファーもレトロ、苦笑)、絶妙で瞬時の舞台転換を味わえる。ブレンドコーヒーのカフェインで再度胃を温めつつ、週末へ突入。師走忘年会ウィークを終了して、ほっとするひと時。「はぁビバノンノン」、である。

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November 14, 2008

新宿コクーンタワーのブックファーストで、蟻になる


Summilux 25mm f1.4
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まさに繭そのもの、のユニークな外観のコクーンタワーが新宿西口に完成。ビル全体の開業はこれからの様だが、地下1階、2階に西口最大の書店、ブックファーストがオープンした。開店直後、長男が早速チェックしていて「面白いのでパパも絶対行くべき」とのアドバイスを得て訪れてみると....繭の下は「蟻の巣」になっていた!

そう表現したくなるほど、ユニークなフロアデザインの店内。まるで迷路に迷い込んだ様な錯覚を覚えるフロア構成は、地上のビルデザインに負けず劣らず個性的だ。地下に複雑な形で通路が広がり、上下フロアを結ぶ導線も外階段を利用せねばならない等、四角いフロアの本屋に慣れた身には不思議探検感漂う店内。

陳列方法も、表紙を見せる形で置いてある書籍が多く、ぶらぶらと歩きながらカラフルな本の書棚ブラウジングを楽しめる。迷路構造を楽しみながら、普段は行かない様なジャンルの棚までついつい眺めてしまうのは、蟻の巣構造ならでは。

都庁や新宿西口高層ビル街の入口にあるので、ビジネス書籍の充実は勿論だが、ギークな皆さん向けにコンピューター・プログラミング本も豊富。オライリー出版だけで、洋書1本、和書2本の棚を占有している充実度だ。

この他にも、超科学、スピリチュアルなどなど、書棚のカテゴリー分けもイマ風で興味深い。1階には雰囲気が良い Cafe (上の写真)もあるので、コクーンタワー未体験の方は是非週末にお出かけ下さい。営業は、夜10時迄。

当方的には、量販店 Y & B の丁度中間に位置するので、便利に使えそうです。新宿に行くべき理由がまたひとつ、増えました。

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