May 15, 2012

東芝 FlashAir WiFi SD カードで iPhone4S に写真転送

FlashAir by Toshiba

以前から注目していた東芝の WiFi サーバになる SD カード、FlashAir が、ちょっと目を離した隙に発売されていた。そうか、2ヶ月も前(3月10日)の発売だったのか。これはぬかった。競合製品の Eye-Fi カードによる iPhone への転送機能がやや手間だったので、もうちょっとシンプルなソリューションを探していて、FlashAir が良さそうだと思っていたのである。

FlashAir by Toshiba

Eye-Fi カードは、WiFi をつなぎに行くところで迷ったり、転送処理に時間がかかる事が多かった。当方の使い方では、手持ちのデジカメ(RICOH GR Digital IV) から iPhone4S に、数枚の写真を転送出来れば良いので、WiFi のセッションで毎回待たされるのには閉口していた。iPhone4S で専用アプリを立ち上げねばならない、というのも、アプリをその度に探すのでやや面倒だった。FlashAir の場合には、SD カード側が WiFi のファイルサーバになる。iPhone からは特殊な専用アプリを使う必要無く、サファリブラウザでアクセスするだけで良いのである。

FlashAir by Toshiba

SSID/Network Key をそれぞれ最初の接続で設定してしまえば、あとはそれを入力する必要も無い。指定の URLを選んでブラウザでカードに接続すると、DCIM のフォルダが見える。後はそれを展開して、サムネールを高速表示させ、必要なファイルだけ該当サムネールから写真を表示、ブラウザ上で写真を長押ししてiPhone4S の写真フォルダに保存する、これだけで WiFi 無線経由、デジカメ内の FlashAir SD カードから iPhone4S への写真転送が完了、となる。シンプルで、直感的な操作だ。

最近は Canon IXY1 等、スマートフォンとの WiFi 接続機能が最初から内蔵されているデジカメも発売される様になった。しかしその場合でも、カメラ側での転送設定、そして iPhone4S 側での専用アプリの立ち上げ、その上で接続が完了する迄少し待つ必要があったのだ。

これまでのどの Solution よりも、東芝 FlashAir は、一度設定してしまえば、軽快にファイル転送が行えるのである。デジカメ内の写真を一括で iPhone / iPad 側に転送したい、といったニーズには不向きだが、フォト SNS アップロード用に良く撮れた写真を数枚だけ、 iPhone へ転送したい、そういうニーズに最も向いている。そして構造がシンプルなので、よほど電波状況が悪い場所でなければ、接続を失敗する事も殆ど無い。セッションがうまくいかないストレス、というのは意外に大きいので、それが無いだけでも非常に有り難い。

FlashAir 内に置いておくべきファイルの関係で、デジカメでのカードフォーマットが出来ない点は少し残念だが、それも必要ファイル以外を PC/Mac 上やデジカメ上で選択消去する、という事で補う事が出来る。

第一製品で、コストを抑える為に Class 6 である点など、まだまだ改良の余地はあると思われるが、iPhone だけでなく WiFi / ブラウザを備えた製品なら、PC や Mac, Android でも特殊なアプリをインストールする事なく使える手軽さも評価出来る。デジカメとスマホをつなぐ、サクサク感覚の無線転送ソリューションを探して居た方、お試しあれ。

きっと近い将来には、iPhone4S とデジカメを Bump させるだけで無線写真転送が完了、なんていう誰でも使えて直感的な操作のソリューションが生まれてくるのでしょうけれど、それまでは FlashAir の様な設定は必要だが比較的シンプル、というソリューションを使って待っているとしましょう。


May 15, 2012 in Digicame Cabin, e-Gadget Cabin, WiFi Cabin | Permalink

November 26, 2011

ポメラ DM100 はテキスト入力専用軽量 Macbook Air だ、というファーストレビュー

Pomera DM100

かなり早いタイミングでアマゾンから予約をしていたテキスト入力専用端末、キングジムのポメラ(pomera) DM100 だが、さすがに実機に触らないと購入決断は出来ないな、とアマゾン予約をキャンセル、25日の発売日を楽しみに待っていた。そしてついに昨日販売開始。新宿の量販店閉店時間前に、実機に触れてみることにした。

Pomera DM100

前機種では二つ折りキーボードのたわみ感や、携行時に意外に厚みがあって鞄内でかさばるボディ、バックライトが無く暗い場所では使いにくい...各種欠点があったのだが、新機種 DM100 ではその全てに改善が図られている。



Pomera DM100

ストレート型キーボードに生まれ変り、開いてから固定する、という面倒が無くなった。それにより本体強度も増して、旧型ではやりずらかった膝の上等平面でない場所に置いてのタイピング、にも問題が無くなった。薄いボディは、鞄からさっと取り出し易くなり、蓋を開けるだけで即入力が可能。小さい様で非常に大きな改善だ。そもそも Pomera を使う人種はせっかちである。テキスト入力したい、と思ってから書き始めまでのスピード感が非常に重要で、それをクリアしたのが DM100 なのである。

Pomera DM100

自宅やオフィスで Macbook Air や iPad を頻繁に利用していて、これ以上に良く出来たモバイル端末は無いと思いながらも、電池の持ち時間と重さ等から通勤時には iPhone だけを常時携行している、そんなあなたが pomera DM100 の対象ユーザーである。

蓋を開けてから入力可能となるまでの時間は Macbook Air より一瞬だけ遅い程度。キーボードのソリッド感は Air 程ではないが、長文入力にも耐えるキーボードの大きさ。iPad に Bluetooth キーボードをつないでテキスト入力をする際に頭が痛かった FEP のかな漢字変換辞書の出来の悪さの問題も、pomera DM100 の ATOK が見事に解決してくれるので、流れる様に文章入力を続けられる。モバイル環境、喫茶店等でiPhone で少し長いメール本文を打とうとするとソフトキーボードの反応の遅さが気になるが、pomera DM100 からさっと文章を打って、液晶左手にある QR コードボタンを押すだけで入力した文章が QR コードに一瞬で変る。あとは iPhone に QR コード対応アプリで取り込むだけ。このやりとりもスピーディだ。Bluetooth 接続のキーボードとしても使えるので、勿論その使い方もあるのだが、pomera 液晶の前に iPhone を置いて、画面を見やすい角度に蓋側を倒すと、重心が後ろに行ってしまうのであまり具合が良く無い。入力したある程度の長さの文章を pomera から iPhone に移すには、QR コード経由での転送が、QR 専用ボタンがついた DM100 ではより実用的かもしれない。一方で Twitter でのリアルタイムなやりとりの文章を打つには、いちいち QR 転送も面倒なので、スタンドのある iPhone ケースで iPhone 画面角度を机上で調整して、pomera 本体と切り離して横に置いて BT 接続し使うのが良いだろう。(または、眼鏡ケース等を pomera の蓋の後ろに置くと、支えになるので iPhone を置いても後ろに倒れにくくなる。)

辞書機能も、液晶右側のサイドキー一押しで、国語、英和、和英辞書が高速に立ち上がる。キーボードが打ち易い分、調べたい言葉の入力スピードも上がるので、実は電子辞書としても(ジーニアスの英和/和英で良ければ)かなり実用的であると言える。表示設定で、最初に立ち上がる画面を電子辞書にする事も可能となっている。

普通の大きさの SD カードに対応するのも良い。PC/Mac とのやりとりは Bluetooth でも出来るが、ペアリングの後で、PC/Mac 側から pomera に BT 接続してテキストファイルを吸い出す事になる。SD カードに常時ファイルを書き込む様にして置いて必要な時には SD 経由で移す方が楽かもしれない。

ともかくも、この端末のシンプルさと気軽さがいい。長い文章を打ってみようか、という気にさせてくれる。飾り気が無く、マットブラックな本体デザインは、"Zen of typing device" と呼びたくなる仕上がりだ。もし Steve Jobs がこのマシンを本気でデザインしたら、右上コーナーのストラップ穴を無くし、たわみ感ゼロのアルミユニボディに仕上げるのかもしれないが、実売3万円を切る端末としては、非常に良く出来ている。ブラインドタッチ・タイピングスピードが、出来る限り思考速度に追い着いてくれる事を願って止まない、全てのタイピング愛好家におすすめ出来ます。


November 26, 2011 in e-Gadget Cabin, Keyboard Cabin | Permalink

April 18, 2011

Sony Ericsson LiveView とAndroid携帯で体感する、腕時計型コンピューティングの世界

Sony Ericsson LiveView BT device for Android



海外製 Android 機器に詳しい同僚の T さんから、腕時計サイズのブルートゥースビューワ、Sony Ericsson LiveView を紹介されたので、早速導入、IDEOS とペアリングして動作出来る様に設定を行った。何しろ海外モノなので、付属する AC アダプターが日本使えない三つ又タイプのだったり、と多少不具合もある。しかし、Sony Ericsson の Firmware Updater は日本語対応で、Mac でなく Windows PC からのアップデートしかできないというソニーらしい欠点はあるものの、最新版ファームにアップデートすると、どうやら使える様になって来た。



IDEOS 側では、Androidマーケットから、Live View アプリケーションをダウンロードし、ファームアップしたばかりの LiveView とペアリングを行うと、各種設定が可能となる。本来は Sony Ericsson Xperia との連携に最適化されている為、そのままでは使いにくい部分もあるが、Android Market から LiveView 対応のプラグインソフトウェアをダウンロードすると、天気予報や Gmail 等との連携も可能になる。



Sony Ericsson LiveView BT device for Android



Sony Ericsson LiveView BT device for Android



全く外部プラグインを導入しない状態でも、Android携帯の LiveView アプリから設定を行えば、Twitter, Facebook, ブログやニュースサイトの RSS の取得も可能である。



Sony Ericsson LiveView BT device for Android



Sony Ericsson LiveView BT device for Android



画面は小さいが、コントラストがはっきりした液晶で文字は読み易く、二つの物理ボタンと、液晶画面の4つの縁を利用したタッチ型方向キーの組み合わせで直感的な操作が可能になっている。電池持ちは1日という感じでは無いのが残念だが、普通の MicroUSB で充電出来るので、デスク上や移動時のこまめな充電を行えば使い続ける事は出来そうだ。



腕時計用のカバーとベルトも付属しているので、腕につけて利用する事も可能だが、モレスキンのノートのゴムバンド等にクリップで挟んで使う、というのも粋な使い方かもしれない。



Sony Ericsson LiveView BT device for Android



携帯側からデータを転送するだけでなく、双方向の仕組みになっていて、各種アプリケーションで LiveView 側からAndroid携帯をリモートコントロール可能、というのも本製品のユニークな部分である。LiveView 側から携帯を鳴らして置いた場所を探り当てる機能、オーディオリモコン機能、Web Content 閲覧時に該当 URL を LiveView 側からの操作でAndroid携帯のブラウザから立ち上げる機能などなど。



時計型の小型ガジェットは、冷静になってみると本当に使える機能が限られ、いつしか携行しなくなる傾向が強い。しかし本製品はアプリケーションの入れ替えで機能が進化し続ける為、用途も無限に広がりを見せる。なぜ日本で発売されていないのか、不思議な位。日本人プログラマーによるアプリ開発も進んでいるので、Android携帯で最近の OS にアップデートしたものをお使いの方は、お試しを。











Posted from iPad2 via dPad by drikin.

April 18, 2011 in Bear's Android Cabin, e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (0)

April 15, 2011

通勤鞄内ガジェットオーガナイザー、GRID-IT! は iPad2 にも好適

GRID-IT! by Cocoon





MacBook Air, iPad2, Lifetouch Note, コンパクトデジカメ... それぞれのガジェット個々には薄く、軽く便利。しかし、まとめて全部携行するとかなり重いので、通勤で毎日全て携行は不可能、というのは広く知られる「軽量ガジェットのパラドックス」問題である。



しかし、それだけでなく、実はガジェットオプション製品やビジネス必携ツールにも異なる問題が。ステレオイヤフォン、洒落た名刺入れ、超小型 Bluetooth Keyboard、スタイラスペンにボールペン、iPhone 用のワンセグレシーバーに iPad2 用の SD カードリーダー、そして小型デジカメ...常時携行極小ガジェットは鞄の中の内外ポケットに分散してしまい、必要な時にすぐに見つからない事もしばしば。長期間利用しない周辺機器は、携行している事すら忘れられて鞄の中の文鎮になってしまう事も。



そうした中で、Amazon にて iPad2 最適鞄を探していて、偶然発見したソリューションが、NY の鞄企業が開発した GRID-IT!。日本ではサンワサプライが扱っているので早速取り寄せたが、これがなかなか具合が良いので御紹介。写真の通り、縦横に伸縮自在で、表面が滑らないゴムベルトが貼られた、ガジェット整理用の一枚仕切り、が GRID-IT! の素性。直感的にわかり易く、そして細々としたものでも整理し易く、かつ携行しているものがまとめて一見してわかるところがポイントだ。鞄の中の多くのポケットを電車内でガサゴソ、という事もこれでサヨナライオン、アリガトウサギ、である。



GRID-IT! by Cocoon



この中仕切りと丁度サイズが同じ iPad 専用鞄とともに利用し始めたが、とても便利。目的に応じて鞄を切り替える場合でも、必須ガジェットオプションとビジネスツールを GRID-IT! に集約すれば、この中仕切りを別の鞄に移行するだけで同じ環境を手軽に切り替える事が可能となる。複数の通勤鞄を目的に応じて使い分けたい場合にも、ピタリとはまる製品だ。かなり、気に入りました。しかもお手頃価格で、言う事なし。















Posted from iPad2 via dPad by drikin.

April 15, 2011 in Bear's Apple Products, e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (0)

December 12, 2010

Buffalo の「ちょいテレi」で、iPhone4 と iPad をワンセグ TV に変える


iPhone and iPad One Segment Digital TV
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以前、Softbank Mobile から発売された、外部充電用電池にも使える iPhone 用ワンセグ TV チューナーを利用していたのだが、WIFI 経由で受信するという設定の面倒さもあって、いつしか携行しなくなってしまった。外部充電池も、 iPhone4 の筐体にマッチする Juice Pack Air for iPhone4 を導入した事で、常時携行用としては満足してしまった。しかし最近、Buffalo からより手軽に使えるワンセグチューナー DH-ONE/IP (通称「ちょいテレi」)が発売されたと、Amazon のトップページから知った。最近の Amazon のおすすめは、潜在ニーズにしっかり応える商品表示が増えて来て驚くばかり。iPhone だけで無く、iPad や iPod Touch 用にも使い回せるという事と、AppStore から無料の専用アプリ「ちょいテレi」をダウンロードさえすれば、後はちょいテレi ハードウェアを底部のコネクタに装着するだけという手軽さ。アプリは自動的に起動する。ガラケーを利用しなくなってから、「ワンセグTV」を利用する機会そのものが減ってしまっていたが、急に大事件が生じた時のニュース番組等、時々はモバイル環境で TV 視聴したいと思っていた。ちょいテレi は、そうした「ちょこっとモバイル TV 視聴」にはうってつけの優良オプション商品であった。


利用前に、まずはちょいテレi の充電。最近利用開始した Sony Reader と同じく、マイクロ USB で充電出来るのは良い。筐体前面の赤色 LED が緑色に変ると充電完了だ。Softbank Mobile の WiFi 版ワンセグ外部充電池と異なり、iPhone や iPod Touch, iPad 本体への充電機能は無いので、その点は理解しておくべき。本体側の電池を食わずに TV 視聴出来るというところが利点なのである。充電出来たら、あとはコネクタに差し込むと、ちょいテレi アプリが自動起動し、受信地域を設定(当方は関東→東京→23区)するだけでテレビが映る。主・副音声、字幕の有り・無しも簡単に変更出来る。

番組内容のテキストの読み込みと、視聴チャンネル変更には、やや時間を要する傾向。このあたりはガラケー内蔵のワンセグTV 機能よりも少し時間がかかるかもしれない。(最近のガラケー新機種を殆ど試していないので断言は出来ないのですが。)

感度については、アンテナが大きく無い事で、期待し過ぎてはいけない。ちょっとした電波の穴となる場所に入ると、途端に電波は減衰し、ワンセグ放送が途切れる、画面がジャギーになる、といった症状が現れる。当方の自宅では、MXTV やテレビ東京の電波の入りが特に弱かった。しかし、電波が安定している場所なら、問題無くデジタルワンセグ TV 視聴が可能だ。

iPad 用アプリは、画面を縦横で使え、画面サイズも 1x、1.5x、2x、横長、フルサイズと変更可能だが、iPhone / iPad 用アプリは横画面固定で、画面もワンサイズ。それぞれの画面サイズに応じた設定となっている。iPad では縦ポジションにして、横長サイズTV 画面を上部に表示し、下部に各チャンネルの番組表を表示しながら見るのが良さそうだった。ワンセグ画面は荒いので、iPad でフル画面にすると、ジャギーが目立つ為である。

録画機能が無いのは残念だが、ホームボタンと、右上部のボタン同時押しによる静止画面キャプチャーは可能だった。ボタンを押してからキャプチャーされるまでタイムラグがあるので、タイミングの予測は必要になるが、ちょっとしたメモ代わりには使える。

ともかく手軽に使える、のが利点のちょいテレi だが、アンテナ部分が少し華奢なのは気になった。引っ張ると取れそう、という程ではないが、この部分に力をかける事はメーカーからも推奨されていない。せっかくキーホルダーの様な外観にしたのだから、アンテナ部分の強度をしっかりと作って(金属コイルを巻く、など)、受信部にもアート・デザインを入れて、カラビナ等で鞄にぶら下げられるデザインにすると更に売れそうな気がする。とりあえずは、ステッカーでも貼って、そういう使い方をしようかな。

iPhone テレビ人類の @buzztum や @miyagawa (米国では使えないけれど東京出張時に)には、嬉しいアクセサリになるのでは無いでしょうか。

December 12, 2010 in Bear's Apple Products, Bear's Audio Visual Cabin, e-Gadget Cabin, Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)

August 31, 2010

Kindle3 のモレスキン風革ケースと、LED 読書灯


Kindle Cover Arrived
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Kindle3 は極薄仕様。鞄の隙間にもスッと入れられる本体なので、クッションの良い鞄を使っている場合は、ケースに入れず使うのが良いかもしれない。メイン電源スイッチも本体底部にスライドスイッチとして配置され、移動中に鞄の中で不意に電源が入る心配も少ない。Kindle3 は裸のままで利用するのが一番快適、である。しかし、スリムに出来ている分、落下時の破損等の心配もある。軽量であるが故に持っている意識が薄く、落とし易いとも考えられる。当方も購入時に随分迷ったのだが、結局純正革カバーを購入する事にした。夜間読書に使える LED 内蔵カバーというのも選択肢にあったのだが、価格も高いので普通のカバーを購入。本体から遅れる事3日で到着した。本体と一緒に配送、というオプションも Amazon なので勿論あるのだが、本体を一日も早く手に入れたかった為、個別発送を指定。しかし米国からの商品輸入になるので、Handling Charge の20ドル余りは別々にかかってしまった。本体左側面の二つのラッチ穴を利用して、簡単に着脱出来る仕様になっていて、早速装着。
モレスキンのノートブックの様に、ゴムで右端を固定して蓋を閉めるデザインだが、ゴムを引き出し易い様に Amazon ロゴのノブが装着されて居り、使い勝手は良い。ゴムもモレスキンと比較するとしっかりと太い素材が使われていて、日々の利用にも耐えそうだ。表裏の皮革には、米国デザイン製品らしくしっかりとした、品質の高い素材が使われている。もうちょっと薄くするとケースを軽く仕上げられるのであろうが、落下時に本体のクッションになる厚み、としてはこれ位は必要なのだろう。装着し持ち歩くと、本体を裸で持ち歩く場合とは、安心感が全く違う。

LED 付きのケースを選ばなかった理由としては、価格もあるが、暗い場所での読書シーンが少ないから、という点がある。しかし、飛行機の中の読書には、LED もあると便利ではある。そこで引き出しの奥から引っ張り出したのが、クリップ型の LED ライト。これをカバーの上端に挟むと、簡単夜間照明付きカバーの出来上がり

iPad と同様に、今後 3rd Party から創意工夫あふれる Kindle3 用カバーやケースも多種登場すると思われるも、純正カバーもナカナカ悪く無い、というレビューでした。

August 31, 2010 in e-Gadget Cabin, eBook Cabin | Permalink | Comments (0)

August 30, 2010

第三世代 Kindle の、日本語表示とSocial Media 連携機能


iPhone4 vs Kindle3 vs iPad1
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新型 Kindle (Kindle3) は、日本語フォントを内蔵して日本語表示に対応した(日本語入力は、かな漢字変換の為の FEP (Front End Processor) が無い為に対応せず)。Twitter や Facebook 等、Social Service との連携もスムーズに行く様に設計されている。実際に利用して、その機能について試してみたので簡単ながら御報告。

まず日本語表示。PDF や Text ファイルは USB ケーブルで PC や Mac とKindle を直接接続すると、マスストレージ(大容量記憶デバイス)として認識され、Kindle 側の Document フォルダに Drag & Copy するだけで読めてしまう。これは非常に手軽。MS Word ファイル等の場合は、Kindle 側で設定される独自の Email アドレス (@kindle.com) に、Kindle で読みたいファイルを添付し、接続設定したメールアドレスからメール送信するだけ。送信後、Kindle をネットワークに繋げると、Kindle で読めるフォーマットになって Home 画面にファイルが表示される。

Kindle では、“Collection" というサービスでファイルをフォルダ分け出来るので、転送したファイルは目的毎に Collection フォルダを作成し分類、保存すれば良い。第三世代ではメモリ容量も 4GB と大きくなったので、テキスト系ファイルは容量を気にせず転送出来る。(追記:佐々木俊尚さんから Twitter で質問を頂きましたが、ファイル名の日本語表示も問題ありません。)

複数フォーマット・ファイルの Kindle 転送を試して、日本語 PDF ファイルのみ、理由ははっきりしないのだがうまく表示出来ずフリーズ、やがて自動的に Kindle がリスタートしてしまうケースが度々あった。画像ファイルが含まれているせいか、フォントの問題なのか、理由は判然としないが、今後も試行錯誤をしながら原因を調べてみる事にしたい。

メール添付ファイルなら、JPEG 写真も送信出来、MPEG3 の音楽ファイルはUSB 経由で簡単に Kindle に送る事が出来る。マルチメディアプレイヤー機能はまだまだおまけで、シンプルな機能提供だけではあるが、第四世代の Kindle4 で、 e-Ink がカラー化、タッチパネル化すると、面白い事になって来るだろう。iPad のライバルは Kindle、という展開にも、小型さと価格の安さから、ならないとも限らない。

Social Media 連携は、設定 (Settings) の3ページ目、"Social Networks" の管理画面から、まずは Twitter と Facebook のアカウントを設定(本日現在、Kindle3 上から設定出来る Social Service はこの二つのみ)。それが済んだところで、ネットワークでつながる友人にシェアしたいと思う Kindle コンテンツを開き、Menu ボタンから、"Add a Note or Highlight" という機能を呼び出す。引用したいテキストは、4方向ボタンと決定ボタンを利用してHighlight し、キーボードから自分のコメント (Note) を入力した後で、“save & share" というボタンを押すだけで Twitter / Facebook に自分のコメントと引用がシェアされる事になる。

Twitter では自分のコメントがツイートされ、Amazon Kindle の HP にある、当該ユーザーのコメント/引用/コンテンツ紹介ページにリンクされる。Facebook のストリームには、文字数の余裕がある為か、コメントと引用の両方が表示されている。コメントや引用に興味を持ったユーザーは、オリジナルコンテンツへのリンクをクリックしてコンテンツを購入、そういう流れになっている。Kindle HP の Social Networks 連携ページには、新聞記事や雑誌記事、書籍へのコメントがユーザー毎に時系列に蓄積され、外部からの閲覧も可能となっている。

以上の通り、現状、端末から日本語入力を行えない欠点はありつつも、Kindle3 は日本語コンテンツの閲覧、ソーシャルメディア上での(英語による)記事評、書籍評の共有をすぐに行える設計がなされている。ここまで完成度が高いと、完全に日本語メニューや文字入力に対応したKindle 日本語版登場と、日本語コンテンツの Kindle Store 登場も遠くない気がするのだが。というか、出来るだけ早期にお願いします、Amazon.co.jp 関係者の皆様。

August 30, 2010 in e-Gadget Cabin, eBook Cabin | Permalink | Comments (0)

August 29, 2010

Kindle3 WiFi ファーストレビュー。外見通り、電子書籍リーダーの黒船だ。


Kindle Sleep Mode
Originally uploaded by db.

専用デバイス、なるものは余程の事が無いと買わないし、Kindle も第一世代、第二世代は気になったものの、見送って来ていた。しかし第三世代の Kindle は、即購入を決めた。それにはいくつか理由があるのだが、最大の理由は、汎用スレート端末代表格の Apple iPad で長い文章を読む事に、やや目が疲れた始めていた事にある。iPad は Web ブラウズをしたり、Email を読んだり、綺麗な写真入りの雑誌を眺めたり、という用途では良いのだが、長い文章を読むとバックライトが明る過ぎて目が疲れてしまう。バックライトの輝度を落とすと今度は暗過ぎてコントラストが失われ、それはそれで見辛い。iPad の筐体は重量があるので、iPad で電子書籍を読む場所は何故か、いつも深夜、自宅の机の上が定位置。その状況を、新たに日本語対応になった Kindle3 が改善してくれるのでは、と期待を抱いた事が最大の購買動機となった。

そして、WiFi 対応と筐体小型化、処理速度アップ等、新 Kindle は注目すべき機能アップが複数図られている。重量も 240g 程度と、iPad と比較し 1/3 近い軽量さ。iPhone よりはもちろん大きいが、iPad のサイズと比較すると格段に小さい。これなら鞄に放り込んで、通勤電車内で片手で読む事も出来る。製品発売がアナウンスされた直後、米国 Amazon.com サイトで予約・購入手配していたら、昨日遂に国際宅急便で本体が届けられた。早速使ってみる。

包装は非常に簡素。開けると、梱包されているのは Kindle 本体、充電用 USB ケーブルとアダプター、薄い説明書のみ、である。詳細な説明書は Kindle 本体内に電子格納されているので、これで問題無いし、殆どの操作が直感的に行える様になっていて、基本的にマニュアルを読む必要も無い。アダプターは超小型で、旅行時等の使い勝手にも配慮されている。

しばらく充電し、起動すると、まずは WiFi 設定。そして、 Amazon.com の ID/Password を尋ねられる。それを入力すると、即 Kindle Store から直接、書籍・雑誌・新聞等を購入出来る様になる。このあたりの設定導線はスムーズで、迷いが無い。しかし、当方の環境では、WiFi 設定が鬼門だった。自宅のメインの WiFi アクセスポイントが、Kindle 側から見えたり見えなかったり、という不安定な状況が、何度か試したが改善されなかった。当方の固体特有の不具合かもしれないが、内蔵 WiFi アンテナが弱いのかもしれない。今後 Firmware Update 等で改善されるのか、WiFi 不具合はしばらく注視してみる事にする。

ハードウェアキーボードは小さなキーだが押し易く、見かけよりは使い安い印象だ。しかし小型化で数字キー等が廃止されたので、数字・記号入力には Sym(bol) ボタンを押してソフトウェアキーボードを呼び出す必要がある。数字入力機会は多いので、出来れば Alt Key + 英字キー等での入力を用意しておいて欲しかった。(追記 : と思って試したら、キーボード付近に記載は無いが、Alt + 一番上の列の英語キーで左から順番に1,2,3...と数字が打てるのだった!さすが。)まあ本件は、今後の Firmware Update でいかようにも改善され得る要素ではあるが。

e-Ink の液晶表示は、高精細で美しい。第三世代 Kindle ではフォントも三種類使える様になり、 Aa 表示のテキストメニューボタンを押すと、表示文字サイズも8段階と細かく設定を変えられる。スリープ時に表示される絵柄も、人物(作家)の肖像画や鳥の絵等複数有り(e-Ink では、一度表示されると保持の為の電力が必要無い為、絵柄はずっと表示され続ける事になる。)、その表示精度の細かさとともに楽しめる。使い始めてまだ一日だが、電子デバイスというよりは、アナログとデジタルのハイブリッド端末的な使用感、馴染み感を覚えるのは、紙の様に表示される e-Ink 液晶の効果が非常に大きい。

e-Ink 液晶の表示速度の問題で、WiFi 経由 Web ブラウズをすると、日本語 Web ページ表示はフォント内蔵で問題無くこなすものの、画面書き換えに時間がかかる点は要注意だ。Web ブラウズの機能はあくまでおまけ的要素で、その部分を中心に使いたいなら iPad を選ぶ方が良い。ブラウズ速度は比較にならない。日本語入力の為のかな漢字 FEP も無いので、日本語入力も出来ず、日本語文章は Web やコンピューターファイルを「読むだけ」の端末に(少なくても現時点では)なってしまう点も要注意。勿論、本体のメニュー表示も英語である。

WiFi を利用しても2-3週間は充電せずに使え、WiFi を使わねば1ヶ月も電池が持つという本端末の使用感は、毎日充電を気にする iPhone, iPad 等とは別次元のものとなる。電源性能では、電子書籍リーダーとして非常に優れたパフォーマンスを示す様である。スペックの数値と実利用に差があるかどうか、今後確かめてみるとしよう。

電子新聞もかなり Kindle Store のメニューにあり、2週間無料お試しが可能というので、朝日新聞英語版他いくつか申し込んでみたが、購読解除を能動的に行わないと自動課金される仕組みとなっていた。購読解除はやや深い階層に入らないと行えず、表示も不親切なので、とりあえず新聞購読はやめにして、雑誌や書籍をいくつかダウンロードしてみる。キンドル・ストアはシンプルなナビゲーションで、処理速度が iPad 程早くは無い Kindle からでも目当ての本は探しやすく、購入もスムーズだった。

購入した本を読む時に、便利なのは Text-to-speech 機能。以前のロボット然とした Text 読み上げ機能と比較すると、発音もずっとこなれていて、違和感が無い。というより、ここまで読み上げ精度がアップしたのか、と驚くほど。目で Text を追いながら、耳で読み上げられる英語を聞くという作業をこなすと、ヒアリングの練習にもなる。難しい単語が登場したら、内蔵の Oxford 辞書が活躍。わからない単語の左側にカーソルを移動するだけで、画面下部に Oxford の英英辞書で意味が示される。これも英語の勉強にはもってこいの機能で、家族にいかに素晴らしい端末であるかを説明していると、英語学習に興味を示しつつある長男が、早速これを使いたいと言って来た。

目新しい機能として、本機は Twitter / Facebook などソーシャルメディアとの連携機能も持っている。読書中、気になる内容が出てきたら、メニューボタンを押し、Add a note を選択する。コンテンツへの注記や感想を記入したら、入力画面下部の「save & share 」ボタンを押せば良い。事前に Twitter, Facebook のアカウントを Kindle で登録していると、Kindle 上で記入した内容が、Twitter, Facebook 上でコンテンツへのタイトル、内容へのリンクとともに表示される。この機能はユーザーにとって便利というより、Kindle コミュニティ内外で面白いコンテンツをシェアし、コンテンツ販促をユーザー同士でさせる、という意味で設定されている様である。なにしろ、コンテンツそのものは Kindle Store 経由購入しないと読めない為。

以上の通り、ともかく薄く、軽く、高機能で液晶も見易く、今のところ WiFi がつながりにくい以外に特段の欠点も見つからない。あとは Kindle WiFi 側でのメニューや FEP の日本語対応、そして Kindle Store での日本語コンテンツ販売を、一日も早く実施して頂きたい。コストパフォーマンスに優れる(WiFi 版は US$ 139)本機を、英語電子書籍コンテンツの消費に使うだけでは、実にもったいない!!!

August 29, 2010 in e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (0)

August 23, 2010

出社すると机の上にガジェット雑誌が!!!

flick! 有難うございます。楽しみに拝読します。おお先日の tweetup の模様も出ている。

August 23, 2010 in e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (0)

July 04, 2010

Rboard for Keitai で、iPhone4 を超高速モバイル入力端末に


iPhone4 and iOS4 options - BT Keyboard
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iOS4 が発表され、念願の Bluetooth Keyboard 対応が開始された。早速iStand と Apple Wireless Keyboard の組み合わせで、iOS4 にアップグレードした iPhone 3GS を Bluetooth で無線接続、iPhone を小型・高速メモマシンとして利用開始する事に。これが非常に快適。実は iPhone4 にせずとも、3GS なら十分、BT キーボードによる入力用途には使えてしまう。iPhone4 にアップグレードしても、本機能ではそれほど使用感は変わらないので、3GS を古い OS で利用している方は、iOS4 を入れて、サクサクと使える無線キーボード入力を是非お試し頂き度い。iPhone の背中側に吸盤で装着する iStand は、手軽に iPhone を横位置・縦位置で机上で利用できる、手ごろで洒落たデザインのiPhone オプションである(iPhone に装着した様子は、こちらの写真御参照)。

純正の Apple Wireless Keyboard は、iPad で利用する場合と同様に、音声大小、画面輝度明暗、音楽再生停止、ソフトキーボードのオンオフといった制御をキーボード上段のキーから直接行えるので便利だが、一方で毎日持ち運ぶには少し重く大きい、携行中にキーに触れると iPhone の誤動作が起こる事がある(静かなエレベーター内でうっかり音楽再生キーに触れ、意図せずiPhone 内蔵の音楽全開になるケース等、当方も体験済み)といった小さな欠点がある。打鍵感は純正なのでこれが一番良いのだが、携行用には別の、コンパクトな折りたたみキーボードを揃える事にした。それが本日手に入れた、REUDO Rboard for Keitai RBK-2000BTII (ver. 2) である。7月から製造開始された Version 2 では、以前のモデルで生じた、「自動再接続が出来ない問題」も修正され、快適な使い心地になった。(まだ市場に多少 Version 1 の在庫が残っている可能性もあり、今後購入の際には必ず Version 2 のシールが貼ってある新モデルの入手をお勧めする。)
本キーボードは、iPhone を置く為のスタンドも内蔵されて居り、キータッチも非常に良い。本来 Windows Keyboard なので多少の制限はあるものの、慣れれば全く問題無く使いこなせるだろう。(詳細はこちらの「対応機能」御参照)電池も普通の単四電池2本を利用し、電力消費もミニマムなので、電源オンオフを行う必要も無い点も使い勝手にプラスに働いている。

唯一文句を言うとしたら、本体内蔵式のスタンドがやや華奢な作りという点。安定度を高める為には、iPhone 用スタンド、iZel (商品詳細はこちらの iZel サイト御参照)等の利用もおすめしたい。携行時はフラットな形状だが、利用時は簡単な組み立て作業で、横置き縦置きそれぞれに対応可能な安定したスタンドになる。背面のバーを伸縮させる事で、画面角度を自由に変えられる設計で、何より背面から見た時のデザインが未来的である。iPhone4 なのだから、背中側迄クールさを徹底したい、というデザイン志向の方には良いスタンドであろう。

という事で試行錯誤の末に、iPhone4 + iOS4 + Rboard for Keitai Bluetooth キーボード + iZel スタンドによる最強・最小の iPhone メモ取りシステム完成。iPad のモバイル利用頻度がますます落ちる今日この頃、です。この環境は、高速入力しすぎると、ひらがなが意図せず漢字の後に付け足されるマイナーな問題点はあるものの、普通に使うとツイッターや SMS、email の高速入力でも大活躍するのでお試しを。

July 4, 2010 in Bear's Apple Products, e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (0)