June 29, 2008
Sony SRF-M97V、シンプル回帰の小型ラジオ
世の中複雑になればなる程、身近にあって日常利用する 道具はシンプルであって欲しい、と願う気持ちが強くなる。量販店で何気なく小型ラジオコーナーを見ている時に気になった商品がこの、Sony SRF-M97V。AM & FM、そして TV 音声を聴く事が出来るポケットラジオ。一見サイドにたくさんボタンが見えるが、下三つは日常利用する機会は少なく、一度設定してしまえば良く使うボタンは上部の角にある On/Off スイッチと、その下のジョグダイヤル型の選局ボタンのみ。通勤等の隙間時間にさっと取り出して耳から情報を。毎朝聴く FM 音楽チャンネルを、朝食を食べつつゆったり楽しむ。深夜ラジオを楽しんだあの頃を思い出させてくれる、通勤の友な逸品。
安価な製品故、地域毎のラジオ局周波数シークやプリセット機能も無く、最初は AM/FM/TV 毎にそれぞれ、自分が良く聴く局のセット(最大21局まで)を行う必要がある。しかし、一旦セットしてしまえばあとはジョグダイヤルで好きな局を選んで聴くのみ。ジョグダイヤルを押し下げる毎に、AM→FM→TV とモード変更が出来る。
Sony 自身が「ライターサイズ」と言っている、100円ライターを一回り太らせた程度の大きさがハンディで良い。背面にはシャツポケットやベルト等に固定可能なクリップも備えている。鞄に常時入れていても気にならない、乾電池込み重量 47g も魅力。
電池は単四1本で駆動する点もシンプル。毎日の充電を気にする必要も無い。1ヶ月程度ちょい聞きで利用しているが、電池が減る気配は殆ど無し。液晶丸窓にはラジオ局の周波数がデジタル表示されるが、電源オフにすると時刻表示が。腕時計を持たない派、には嬉しいかもしれない、常時表示の見易いデジタル時計機能も有る。感度については、電車の中や地下街では多少の雑音を覚悟する必要はあるが、小型携帯ラジオとして標準的な受信感度は持っている。地震など、いざという時の防災対策としてもおすすめの1台。
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April 06, 2008
デジクマのガジェット写真、2008年1Q版
1月から現在までに撮影した、ほぼブログ掲載用のブツ撮り写真を集めてみたら、結構な量になったので、flickr アルバムにまとめてみました。(尚、当方にとってガジェット類はほぼ流動資産ですので、現在手元に残っているものはこのうち少数ですが。)厳しい戦いを勝ち抜いて、固定資産化した秀逸なモノ達は、いずれ殿堂入りガジェット、として別途御紹介したいと思っています。2008年に殿堂入りしそうなガジェット候補は、最初の四半期が過ぎたところの感触では、Pentax K20D、Ricoh R8、BOSE M2、Pentax 16-45mm f4 ED AL 広角ズームレンズ、といったところでしょうか。高品質なだけではなく、プライスパフォーマンスが高いかどうか、が殿堂入りの重要なポイントになります。
それにしても、まだ最初の四半期を過ぎたばかり。あと9ヶ月で更にどの様な新機種が登場するのか、ワクワクするものがありますね。今年最大のガジェットの 話題は恐らく iPhone 日本語版がさらうのでしょうけれど、日本メーカーの精密機械・小型化技術にも期待大、です。
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March 27, 2008
Vixen Monocular H5 : 20cm から無限遠まで使える小型15倍ズーム単眼鏡
Oakland Athletics の熱狂的なファンで友人の吉川さんが San Francisco からやって来た。目的は勿論、東京ドームでの Athletics - Red Sox 戦の応援。松坂 x 岡島効果でにわか Red Sox ファンとなった観客が東京ドームを埋め尽くす中、ひたすら「Let's go Oakland!」と絶叫、 Athletics を強力バックアップする吉川さんの応援は残念ながら第一戦では実を結ばなかったが、本日は Athletics が Red Sox に 5-1 で快勝。吉川さんは機中の人となってしまったが、無事に想いは通じた様だ。グリーンに黄色の Athletics ファッションで固めた吉川さんだったが、もうひとつ気になったのが持参されたモノキュラー。小型の単眼鏡は、野球観戦にはなかなか便利そうだった。早速刺激を受けて同ジャンルの商品を物色結果、廉価で良い製品を発見。Vixen Monocular H5。5〜15倍までズームアップでき、最短距離で20cm 手前からピントが合う。手のひらサイズだが、なかなかのスグレモノ。
小型単眼鏡は最短合焦距離がもっと長いものと思っていたが、机の上のものまでズームアップできる実力はたいしたものだ。最近は、美術館等での利用が増えて きているので、こうした製品が開発された、というのが量販店店員氏の説明。なるほど。廉価な製品なので、レンズの明るさもそこそこではあるが、5〜15倍の ズーム倍率を備えた単眼鏡が、100g というハンディな軽さであるのも嬉しい。次のスポーツ観戦の機会には、かなり活躍してくれそうだ。
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January 18, 2008
DS 文学全集を、Steve Jobs にも触ってもらいたい
Macworld San Francisco 2008 では、事前の Wired での Leak 記事のスペックほぼその通りの MacBook Air が発表され、当方も早速予約した。ちょっと前に予約をしていた EeePC をキャンセルしてでもこれは欲しい、と、その極薄にこだわった Steve Jobs 哲学にまた心打たれる事に。関連し、NY Times の John Markoff 記者の Jobs インタビュー記事を読んでいて、この筐体にたどり着く迄に2年の歳月と100台の試作機による試行錯誤があった事を知り、到着が更に楽しみになった。
しかし、同じ NY Times 記事の中で、もう一点目を引いたのは、Amazonから発売されたばかりの電子ブックリーダー、Kindle に対する、以下の Jobs のコメント。
“It doesn’t matter how good or bad the product is, the fact is that people don’t read anymore. Forty percent of the people in the U.S. read one book or less last year. The whole conception is flawed at the top because people don’t read anymore.”
そうか、Kindle も Jobs にかかるとこんなものかな、とそのまま納得しかけて、しかしどうもこの一節が気になりながら帰宅した。電子ブックの未来は、そんなに明るくないのだろう か。確かに、iPhone では長い文章を読む気には到底なれない。面白いプロダクト・コンセプトと感じられる Kindle も、海外のレビュー記事では批判的なものも多い。大きさ的にも、電車通勤の日本ではこのサイズでは爆発的普及は無いだろう。携帯小説が人気だが、やや老眼 が出て来た当方には、携帯電話の画面とフォントサイズは正直つらい。日本ならやはり、「文庫本」「新書判」に近いサイズの方が良いのではないだろうか。
とそこで、購入しながら封を切っていなかった、「DS 文学全集」があった事に気づいた。DS の見開き画面が、実は電子ブックのフォームファクターとして最適ではないのか.....
電 源を入れ、最初の電子書籍、芥川龍之介の「羅生門」の1頁目を開いてみて、疑問のもやもやと肩の力が、すっと抜けた様に感じた。「これなら電子書籍でも気 楽に読める」、と安心したのだ。本というフォームファクターは、二つ折り。DS も二つの液晶のおかでで、縦位置に持つと本の様にホールドできる。頁めくりは、液晶画面をめくる方向にドラッグしても、十字キーを操作しても、あるいは背 表紙部分にある R/L ボタンを利用しても行える。電車の中で気楽に読むには、Rボタンに次頁送り機能を設定するのが便利である様に思える。
Amazon Kindle にも負けないのは、WiFi による書籍ダウンロード機能。基本的に50年以上が経過し、著作権が切れた100冊の本を青空文庫から収納しているのが DS 文学全集だが、それ以外にも、10数冊分の電子書籍をネットから入手出来るのだ。その中には著名作家による書き下ろし小説も含まれる。WiFi なので、Kindle が利用しているネットワークと比較すると使える場所は限られるが、本の追加も気軽に行えるというのは有り難い。
そ して、Kindle と比較しての最大の利点は、「電子書籍専用機」では無い、広く普及した携帯ゲームプラットフォームの Nintendo DS で利用出来る事。100冊で2800円という価格も、初めて使う電子書籍、としてのハードルを低いものにしている。日本では Kindle では無く、そして一画面液晶の iPhone / iPod Touch でもなく、DS こそが標準電子書籍プラットフォームに育つのだろうという思いが、実際に使ってみて強くなった。
当方にとって一番嬉しいのは、余計な荷物 を減らしたい海外出張の際に、荷物点数や総重量をこれで幾分減らせる事。今後は新刊の電子書籍が DS の小さなメモリー形式で提供される事を望みたい。ちょっと値段を高くして、1枚5000〜10000円程度の汎用電子書籍メモリーカードを提供し、そこ にユーザーがネットから選択ダウンロード可能な新刊書籍を常時50〜100冊程度収納出来る様にする、そんなサービスが生まれれば、更にユーザーの裾野は 広がる気がする。
UI ではまだいくつか改良を望みたい点もあるが、最初のプロダクトでここまで出来ていれば合格点。ジャズ喫茶、寝台列車の音など、創意工夫に富んだ BGM を設定してそれを聴きつつ本が読める、という機能もゲームメーカーらしい発想で面白い。
Jobs にも是非、DS の書籍リーダーを試してみて欲しい。そうすれば来年の Macworld San Francisco の Keynote Speech の最後に「One more thing」として、折りたたみ二画面液晶の新 iPod/iPhoneが登場する事になるかもしれない。(笑)
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November 26, 2007
Garmin nuvi 250 の GPS 歩行ナビとしての使い勝手
過去2エントリーで、Garmin nuvi 250 超小型 GPS ナビに関して、スクーターに取り付ける前提で利用経験をシェアして来たが、本日はたまたま上野の国立科学博物館の大ロボット博(来年1月27日まで開催)に出掛ける機会があり、徒歩ナビとして利用してみたのでインプレッションを。
結論から言うと、良い点・悪い点両方あるが、プラス・マイナスすると利用メリットが過半を占め、当方がこれまで利用したポータブル・ナビゲーションシステムの中では最も良い点を与える事が出来る。PSP のみんなの地図2を GPS で使うよりはずっと良い。(PSP+みんなの地図2を PlaceEngine で利用すればそちらの方が良いが、使える地域が限られる。)
利点をあげると、以下の通り。
・電池駆動 GPS ナビとしては驚くほど小型。厚みは標準 PDA より少しある印象だが、アンテナも内蔵で突起が無く、シャツのポケットにも収まりが良い。そして軽い筐体なので、携行は非常に楽勝だ。
・電池の持ちはカタログ値より良さそうだ。(4時間のみかと思ったが、1時間利用してもゲージが全く減らない。)
・USB 充電が可能で、USB 対応の標準外部バッテリにも別売コードで対応。
・タッチパネルによる UI が秀逸。説明書を読まずにすぐ使い始める事が出来る。
・SD スロットが側面に有り、ここから地図の追加や JPEG 写真の読み込みが可能(後述)。
しかしもちろん、欠点もある。
当方が人口密集度が日本一高い中野区(ちなみに、単位面積あたりの居住人口は日本一らしい。)に住んでいて細い道沿いに家屋が多くあるせいかもしれ ないが、スイッチオンからの衛星補足に時間がかかる。だいたい2−3分はかかるだろうか。より大型のカーナビは走り出してほぼすぐに衛星を捉えるので、こ のタイムラグは大変気になる。ハイエンド携帯型の 60CSx は衛星補足が新チップ採用で速いという評価が多いので、こちらの機種もいつか試したくなってしまう程。しかし、一度捉えるとその後は、トンネル通過でもし ない限り衛星を逃す事もなく、順調に動いてくれる。初期衛星補足までの所用時間は、課題だ。
中央線に乗車しながら使えるかなと試してみると、車両中央部に立つと衛星をロストするが、窓の近くに居ると再度 GPS 衛星をゲット。すると、電車の時速から移動距離まで、かなり詳細に表示される。これは面白い。かつて乗っている電車の速度を測る手段はあまり無かったの で、どこまで正確に出ているかはわからないが、興味深い。ただし、道路移動を前提とする本機は、電車で移動し始めて線路沿いの道がなくなると、すぐに角を 曲がる様に要請する。音声案内は消して利用することが前提となる。本機が本来の目的としていない電車利用はしかし、あくまで参考、だ。
電車内で、目的地検索→名前入力で「こくりつかがくはくぶつかん」を入力し(検索はちなみにひらがなで行う前提。)検索してみる。すると、この検索 が遅い!記憶している拠点数が小型ナビなのに2000万件(!)もあるせいか、検索に要する時間は気が遠くなるほど遅い。数分がかり、だ。これには閉口し た。(まあ、カーナビでも DVD ナビだと遅いのだが。)電話番号検索も可能だが、これも非常に時間がかかる。目的地入力は、住所を調べておいて、それを入れて行くのが一番速そうだ。これ なら速い。
ちなみに、nuvi 250 は基本は GPS ナビだが、PDA の様な機能もある。JPEG の写真ビューアー機能を利用すべく、試しに GR DIGITAL II の1000万画素カメラで撮影した大きなファイルを SD カードスロット(nuvi 250 には、60 CSx のマイクロ SD と異なり、フルの SD スロットがある。)経由読みこむと、写真の読み込み時間はかなり高速。表示もそれなりにきれいだ。これ以外にも、計算機、通貨レート・度量衡換算、世界時 計機能等もデフォルトで入っている。旅行好きな人向けの機能満載だ。
そうしているうちに上野駅に到着。階段から改札までは衛星電波をロストしたが、改札を出ると復活。再補足は速かった。科学博物館入り口迄は、歩行最 短コースより、自動車でアクセスする道を示していた。ナビモードでは自動車/自転車でなく歩行者を選択していたのだが、歩行ナビとしての完成度に付いての 細かい部分はまだ改善の余地がありそうだ。
以上の通り、問題点も多いが、携帯にラクな小型であることで、いろいろな場所に持って行ってみたくなるインセンティブが湧く。これがPND (Personal Navigation Device) としては重要な部分だろう。次回は、スクーターで利用した場合のバイクナビとしての使い勝手をレポートしてみたい。
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November 06, 2007
speck の黒カバーで iPhone/iPod nano をアウトドア仕様に
AT&T に正規登録しながらもなかなか電話としての利用機会が無かった iPhone だが、先日の米国出張でやっと携帯電話デビュー。Always On となった iPhone の機動力にはすさまじいものがあり、Contact に登録した住所をクリックすると自動的につながる Google Maps との連携による訪問先の場所特定、On the road でのメール送受信等、その威力を満喫した。Gmail なら日本語入力も可能で、iPhone を持っていれば Note PC を携行せずとも、これ一台で移動中でも仕事が出来てしまう。
もう一点試したかったのが iPhone からの SMS 経由 Twitter 利用。iChat 同様の吹き出し型インターフェースで、これまた便利さを実感。使い放題のデータ通信をどこでも利用出来る iPhone、米国で日々使っていれば当たり前の事かもしれないが、短期出張者にとっては涙が出そうになる程非常に有り難い環境が手に入った。
さて、SMS を起動した事で、iPhone 早期購入者向けの US$ 100 Refund 入手も可能となった。Apple Store で利用可能なクレジットを得る為には、パスワードを AT&T ネットワーク経由 SMS から入手する必要があった為、米国内で AT&T Network Activation させないと、iTunes 利用の Activationだけでは得られない仕組みとなっていたのだ。クレジットも無事入手出来、有効利用を考えた結果、Apple Store で入手したグッズが speck 社製のブラックカラーの樹脂製専用ケース。iPhone 用Tough Skin と iPod nano 3G 用 Tough Skin を入手したが、アウトドアで安心して iPhone / iPod nano を利用するには完璧なケースと言える。
まず iPhone 用ケース。iPhone の薄い金属筐体は、ホールディングするといつでも落としそうになる不安感があったが、スマートに凹凸をつけた本ケース装着で、ホールディング時の安定感が 増した。ブラスチックのベルトクリップケースも秀逸で、液晶面を隠す様にカバーを装着した本体を取り付ける事も、可能。また、クリップ部分は、机上に本機 を置いた際ちょうど良い角度に保つスタンドの機能も果たしている。非常に秀逸なデザインと言える。
iPod nano ケースも、同様のデザインでグリップ力がアップ。薄い nano を屋外で持ち歩く際に、カバーひとつでこんなにも携帯安心感が変わるのか、と感心する程。
カ バーを装着したままでは、iPhone / iPod 純正クレードルに接続することは厚みが増えるので出来なくなってしまうが、ケーブルを直接挿す事は可能で大きな問題は無い。それぞれ、国内のショップ では (iPod Touch用も含め)まだ見かけないものの、ほどなく輸入される事でしょう。アウトドアでの利用機会が多い方には、強力にお勧め、です。
p.s. ちなみに、帰国時の San Francisco 国際空港ターミナル内の名物高級自販機 Travel 24/7 では、商品の中に iPod Touch も含まれていました。さすが。
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October 29, 2007
Monster iFreePlay で iPod shuffle 再活用
iPhone や iPod nano 3G を入手してから、当方の iPod ポートフォリオの中でやや存在感が希薄化していた iPod shuffle だが、San Francisco で立ち寄った Apple Store で発見した小粋なオプション・グッズで復活した。デザインがクールな iPod 周辺機器で人気のある Monster 社の、iFreePlay for iPod shuffle。折りたたみの小型ヘッドフォンに、shuffle を直刺しして利用可能となる。
Bluetooth など先端技術は何も使っていないシンプルな製品だが、折りたたむと相当小さくなり、shuffle の製品コンセプトを崩さない。これが力を発揮するのは、飛行機の中。コードが必要なくなるので、映画用のヘッドフォン等、多種類のコードが散乱する狭い環 境下でもシンプルに使いこなせる。首の後ろに装着するタイプなので、仮眠時に邪魔になるかと心配したが、細身の製品なので気にならず。
shuffle は元々小さい製品なので、服に装着しても邪魔にならないが、ステレオ・イヤフォンのねじれや収納の面倒さが気になる方には便利な製品。出張必携グッズに、「小型」ルーキーが追加される事になりました。
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September 08, 2007
極薄ながら高機能、新 iPod nano の実力
Jobs により新 iPod ラインナップが発表されると、iPod touch の9月末発売へ向けての関心が高まっている様だが、同時に発表された新 iPod nano が一足先に発売開始となった。市中在庫はシルバー、ブルーの 4GB からだが、今後は8GBモデルも数日で出て来る、との Apple Store 渋谷店・店員さんからの情報。本日夜チェックしたところでは新宿量販店系には在庫が無かったので、この週末確実に手に入れたい方は Apple Store へ行く方が無難かもしれない。さて、自宅に戻ると早速 nano を Mac とシンク。4GBメモリーなので、アルバムカバー写真のある一部楽曲と、音楽ビデオと、iPhoto の写真等を同期してみる。
筐体は名刺の 3/4 サイズよりちょっと小さめ、と表現するのが良いだろうか。液晶サイズを大きくしたので、横幅は以前の nano より広がっている。しかし、厚みはずっと減って 6.5 mm になったので、シャツポケットへの収まりの良さはむしろこれまでの nano 以上。鏡面仕上げの背面には指紋がつき易いが、高品質ボディで、所有の喜びは大きい。電源を入れると、これまでの iPod にはない、スライドショー形式のアートワークに驚かされる。
アルバムのジャケットやビデオの一部、iPhoto 写真の一部が、該当メニューを画面左半分で選択すると、右半分にスライドショーの様に表示される。もちろん、iPhone で採用された、アルバムジャケットをめくる様なインターフェースのカバーフローも、画面タッチでなくホイール操作だが、導入されている。ジャケット写真を確認しながら、流れる様な選曲操作が 可能となる。iPhone での指先でのオペレーションより、むしろ物理的なホイールによる操作の方が、カバーフローには似つかわしいかもしれない、と思える程、直感的な操作感。
前 機種では画面が小さすぎて楽しみきれなかった写真やビデオの表示が、新 nano の2インチ画面ならそれなりに鑑賞に耐える。さすがに iPhone や iPod touch の大きなディスプレイ程本格的には楽しめないが、通勤電車で気軽に楽しむには十分なサイズ、と言える。
その 他、エクストラメニューには世界時計やストップウォッチ、ゲーム等、機能充実。ひとつだけ残念だったのは、5G Video iPod 用に iTunes から購入したゲーム類が、iPod nano では使えないという事がわかった点。本日現在では、まだ iTunes から購入するゲームに、新 nano は対応していない様だ。将来的にこの点が改善されると完璧なのだが。
明日からは新 nano、常時携帯のモバイル機器一軍に昇格する事、間違いなさそうです。高機能な iPhone が重く感じられる様になってきました....。
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September 06, 2007
iPod touch & New iPod nano を求めて渋谷アップルストアへ....orz
昼休み、ランチがてら渋谷公園通りのアップルストアへ寄ってみたのだが、店が近づいても人だかりも無い。入口に近づいても、新製品案内広告も無し。恐る恐る店内に入ってみるが、デモ製品の影も無い。店員の方に入荷予定を聞いてみたものの、すまなさそうに、「まだわかりません....」とのお答え。
かつては米国での新製品発表後、日本の Apple Store でも即販売開始していた事も多かったが、Apple の流通戦略が変わってしまったのか.....いずれにせよ残念。
「Steve Jobs の新 iPod 発表のキーノートスピーチを iMac で御覧頂けますよっ」という店員さんの声を空しくかみ締めつつ、店を後にしたのでありました。
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August 06, 2007
秋葉原のモバイルプラザに、iPhone が大量再入荷!
秋葉原の外れ、というか銀座線末広町駅近くにあるツウ好みのモバイル端末ショップ、モバイル・プラザに iPhone が大量再入荷した、との情報。確かに6日午後11時45分現在、在庫アリ、の表示です。米国で US$ 599 + tax で売っている iPhone 8GB モデルが 144,900 円。米国内で AT&T に一旦正規(つまり2年契約か?)アクティベート後、キャンセル料金を払って、さらに日本まで Shipping して、とかなり手間もかかっているのでこの値段なのでしょう。ともかく今すぐ、きちんと動く iPhone を国内で手に入れたい!という向きには有り難い場所となるのでしょう。
今後の iTunes の iPhone Update の状況によっては、Firmware Update 後、AT&T からキャンセルした iPhone といえども一部機能が使えなくなるリスクもゼロではないかもしれないので、その点は自己リスクを覚悟での購入、が必要となるかもしれません。
それでも iPhone を手に入れたい!という方は、秋葉原に Go!
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May 02, 2007
Olympus E-410 を、GW の旅先でセカンド・レビュー
今回の短い旅の友カメラは、前出の Canon PowerShot TX1 に加え、Olympus E-410 も。通常、旅行に携行するカメラは、腰痛を再発させない様に一眼レフ1台 or コンパクトカメラ2台なのだが、今回 E-410 は 14 - 42mmズームを装着しても超軽量。本体 375g + レンズ190g で、電池を入れても総重量 600g 程度。これなら一眼レフ+コンパクトの2台を常時持ち歩いても大丈夫。10倍ズームを活かした望遠撮影は TX1 主体、広角は 28mm から使える E-410 で、という切り分け。伊東の南、城ヶ崎のピクニックコースを、吊り橋を目指し歩いて行く。コース途上森の中で発見した一筋の木漏れ日。ISO 100、露出補正をマイナス2段に振って、繊細な光を可能な限り精緻に浮かび上がらせてみる。ライブビュー液晶機能が有る E-410 なら、仕上がり状態を画面である程度事前確認しての撮影が可能。しっかり作画するには、両刀使いのこの一眼レフが良いなあ、と再認識。E-410 追加作例写真は、こちらの flickr アルバムでどうぞ。
実は E-410 を購入してから殆どマニュアルには目を通していないのだが、ユーザーインターフェースが良いのでそれでもほぼ全ての機能を理解出来た。必要なボタンが、必要な場所に配置されていて、迷いが無い。
電 池の持ちも必要にして十分。短い旅行で400ショット余り撮影し、何度も液晶画面で再生もしたが、2日間の旅行期間中、充電の必要は無かった。XD Picture カードと CF カードのダブルスロットもかなり便利。両スロットに一枚ずつ大容量カードを差し込んでおけば、ちょっとした旅行の記録は全てこの2枚に収める事が可能だ。
起 動も一瞬で、シャッターのレリーズタイムラグも無い。全体的に、きびきび動作する印象で、欠点を探すのはかなり難しい。グリップがないボディ形状は大きな 手の当方にはどうかと心配したが、手に馴染む曲面成形となっていて、全く問題無し。むしろ、かつてのアナログ名機 OM シリーズを彷彿とさせるサイズとフラット・デザインが美しい。フォーサーズはレンズ種類が少ないのが難点だが、マウント・アダプター等購入して、他社レン ズ装着のマニュアル撮影も、今後トライしてみる予定。
旅行に連れ出してみてその真価が腰と目にしみる、オリンパス渾身の名機と感じた次第。
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May 01, 2007
Canon PowerShot TX1、10倍ズームで見える世界
ゴールデンウィーク。熱海から伊豆スカイラインに上がると、文字通りの日本晴れ。背景に相模湾、正面にはバランス良く雪を残した富士山の勇姿。360度のパノラマの風景と、上昇気流に載って無数に浮遊する、色鮮やかなパラグライダーとハンググライダーの群れ。超小型・手振れ補正付10倍ズームの実力を試すには格好の機会、という事で早速 Canon PowerShot TX1 を右手片手で構えてまずは富士山全景を収める。そして次は、10倍ズームでグライダーを追う。さすがに今度は左手を添えて両手でフレーミング。液晶画面とレンズ位置の微妙なズレで、遠くの物体をフレーム中央に持って来るのに多少の慣れが必要だが、コツをつかむと片手でも補足出来る様になる。そして、富士山の前を通過する赤いグライダーを10倍ズームでパチリ。390mm 望遠の迫力に脱帽。拡大すると、肉眼ではわからなかった、ヘルメットやウェアの色や形まで認識出来る。追加作例写真は、こちらの flickr アルバムからどうぞ。
TX1 の魅力は、小型10倍ズーム以外には、16:9、HD サイズ(1280 x 720) ・30fps で撮影可能な動画機能もあり、ギミックとしては面白いが、このサイズで撮影した場合、約30秒の動画ファイルの容量が100MB以上になってしまう。つま り、2GB のカードでも、撮影可能となる動画は7分にも満たない。動画撮影後即 HDD or DVD に書き出し、動画は短くしか撮影しない、というのなら良いが、動画をメインに使う場合には Sanyo Xacti や最近 Panasonic が発売した、MPEG4-AVC / H.264 で SD カードに記録する HD 対応ビデオカメラの SD3 等の方が良いだろう。VGA サイズをメインにするならしかし、TX1 の動画機能も、この手のコンパクトカメラの中では品質が高く、10倍ズームながらズーム作動音も静粛なのはうまく設計されている。
以上、 超小型ながら撮影品質的にも良く練られたカメラだが、後継機で変更を望みたいのは液晶画面サイズと、起動ボタンの配置。液晶は1.8インチでは、今時のカメ ラとしては小さすぎる。設計上、サイズの制約はあると思われるが、何とか2インチ以上には拡大して頂き度い。起動ボタンが左手側面上部にあるのは何とも不便。右手親指 で押してサッと起動を狙ったと思われるが、液晶を開いている時に液晶が邪魔になってこのボタンを押しにくくなる。起動ボタンは、背面への設定でも良いので はないか。
これらマイナーな点を覗くと、全体的には非常に良く設計された10倍ズーム・コンパクト・カメラだ。Panasonic のきみまろズームの様に一般層に訴求可能なスペックとは考えにくいが、個性的で手のひらの収まる縦型筐体デザインに一目惚れする方には、長期間愛着がわ く、趣味人向けのホビー・カメラとなり得る資質を備えている。当方はかなり気に入りました。
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April 28, 2007
Olympus E-410 でデジイチを気軽に携行
そもそも、アッパー・クラスのコンパクト・デジタルカメラを持ち歩いていたのは、旅行先では出来るだけ鞄の総重量を軽量化したいから。デジタル一眼レフカメラそのものが軽くなるのなら、レンズ交換可能な一眼レフを持ち歩く方が、撮影の応用範囲が広がる。Olympus が本体重量 400g を切る E-400 を地域限定で発売した時、何故日本国内販売は無いのだろう、と不思議に思っていたら、デジイチでは最軽量となる (Body のみの重量 375g)E-410 が遂に発売された。好敵手は 1000 万画素にアップグレードされた Nikon D40X だが、Olympus E-410 の差別化ポイントは、ダスト・リダクション・システムと、ライブビューと同社が呼ぶ、背面液晶をビューファインダーとして(コンパクト・デジタルカメラの様に)利用可能な仕組み。フォーサーズ規格なのでレンズ焦点距離は2倍となるが、それでも良いなら、気軽に常時携行可能なデジタル一眼レフとしてはベスト・チョイス。とりあえずの撮影サンプルは、こちらの flickr アルバムで。
光学手振れ補正機能が必要なら、今後発売される事になる上級機 E-510 を待つべきだが、ISO 1600 まで感度アップ出来る本機は、ISO 800 程度に上げると、ノイズもそれほど目立つ事なく夜間撮影も可能だった(サンプル写真集御参照)。ともかく、デジタル一眼レフを使うぞ、といった気負いが必 要無いのが良い、コンパクト・デジタル感覚で使える本機は、デジタル一眼レフユーザーの裾野を確実に広げる事になる気がする。
一方で、デ ジタル一眼レフを使い慣れたユーザーでも、ライブビュー液晶は便利に使える。シャッターを押してから実際に撮影可能となる迄のタイムラグは多少あるが、例 えば群衆の向こうの被写体を頭上から撮影する時等は、広い角度から見えるこの液晶が正確なフレーミングに貢献する。マクロ撮影時のピント合わせも、ライブビュー画面を立ち上げ、 4方向キーで緑色のピント枠を移動、背面の OK ボタンを押して枠部分の拡大 (7 / 10 倍)を行う事で、細かく行う事が可能。この操作感覚は、大型背面液晶を備えた高級コンパクトデジカメの様だ。
もう一点、ユーザー・インタ フェースとして優れているのは、右上に配置された、シャッタースピード、絞り、露出補正等を行う為のダイヤル。この種のダイヤルは、一部露出する形でやや 中心寄りに配置される事が多いが、E-410 は一番右上、かつ全てのダイヤルが露出する形で東南角に設置されている。この様に配置すると、親指をワンスライドするだけで背面から側面にかけてダイヤル を大きく回す事が可能なので、シャッター速度や絞りを迅速に変更可能だ。ちょっとした工夫だが、ユーザー本位のユニバーサル・デザインを感じる部分。
連写も秒 間3コマで、カード一杯に記録可能。そうそう、Olympus といえば XD Picture カード利用で、持っていなくて困る人も多いのでは無いかと思われるが、2007年6月10日迄に購入すると、2GB の XD ピクチャーカードがもれなくプレゼントされるキャンペーンが実施されている。CF カードも利用可能なデュアルスロットなので、XD が届く迄は CF で繋いで置く事も可能だ。
今後は更に、日中の撮影サンプル等を追加する予定。Golden Week 休みの旅行に持って行くには最適な、お気軽デジイチと言えましょう。
April 28, 2007 in e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (0) | TrackBack
April 22, 2007
Sony XDV-100 ワンセグ・ポケット・テレビ & ラジオ
通勤ラジオの老舗ソニーが、満を持してワンセグ・デジタル TV 機能をポケット・ラジオに付加した「XDV-100」を発売した。今や携帯電話ではワンセグ対応型花盛りだが、専用機では小型のものが意外に少なかった。ワンセグ機能付携帯電話の落とし穴は、携帯契約を終了してしまうと、単体でのテレビ視聴が出来なくなってしまう点。当方の様に短期間で携帯電話端末を更新するガジェット・フリークにはもったいなさ感が残ってしまっていた。
XDV-100 の競合機種として、東芝 Gigabeat V シリーズは HDD を内蔵、録画まで出来て素晴らしいが、ポケットに気軽に入れるには一回り大きい印象。シャツの胸ポケットに入る大きさなら、XDV-100 が良い。重量も、XDV-100 は Gigabeat V シリーズの半分以下の 110g。これなら、通勤電車の中で片手で持って視聴しても重さを感じない。録画機能は無いが、FM / AM ラジオ機能は充実、リアルタイム電波情報収集用携帯ツールとして、使い易さが徹底追求されている。
実際に使ってみると、携帯電話型で実験した時同様、首都圏の電車内でのワンセグ・テレビの映りは良好。乗り換え駅の地下街では電波が途切れて映らなくなるが、それはまあ仕方無いだろう。
プラスチック製の液晶カバーは、イヤホンをくるくると巻ける形状になっていて便利。裏側に装着するとスタンドになるアイディアも良い。本体のボタン類の数は少なく、出来るだけボタン毎に単機能としてシンプルな操作性を高める努力をしている様子が伺える。
ワ ンセグテレビの宿命として、チャンネル切り替え時には瞬時ではなく、ひと呼吸必要となるが、これはもう慣れるしか無いだろう。感心するのは、本体質感の高 さ。アルミ外装の贅沢 Body は、コスト競争が激しい携帯電話ではなかなか実現出来ないだろう。携帯電話の液晶画面より一回り大きい 2.8 インチも、近距離から見る事が多いテレビであるが故にわずかなサイズ・アップでも効果を実感出来る。携帯ワンセグよりも、「テレビを視聴している」という 気分になれるのである。15mm 程の薄型ボディも、テレビ気分に貢献しているのかもしれない。
Radio 機能への切り替えもシームレス。側面の TV/ラジオボタンで一瞬で切り替わる。ワンセグ TV の映りがビルの谷間などで悪くなった時には、このボタンひとつでさっと FM 放送に切り替え。切り替え前のチャンネルを記憶しているので、FM で J-Wave ばかり聴いている場合には、すぐに J-Wave を呼び出せるのも良い。AM Radio はしばらく聴いていなかったのだが、久しぶりにポケット Radio を手に入れて、時々聴いてみる様になった。携帯ネットやWeb から情報入手する事が多くなった今だからこそ、耳からの情報収集を新鮮に感じてしまう。リラックスしたい通勤時には、新聞を読み終わった後はこういう端末 がしっくり来る。
一方で Sony がまだまだ縦割り企業だなあ、と感じてしまったのは、この携帯端末に「Pocket BRAVIA」、 「TV-Radio Walkman」といったより魅力的なブランド名を与えていない事。シャープの AQUOS ブランド戦略の様に一般に浸透したブランドを付与すれば、優秀な機能を備えた端末故にもっと売れる気がする。価格的にも、録画機能を備えた Gigabeat と2万円程度の価格差を設定して欲しい。と、要望も色々あるのだが、常時持ち歩き通勤用端末として満足行く一台。
April 22, 2007 in e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (0) | TrackBack
April 21, 2007
Ricoh Caplio GX100 vs Canon PowerShot TX1 サンプル写真比較
と、性格の異なる2機種を直接比較するのはあまり意味が無い事なのだが、2日間の箱根での研修から戻って flickr を開いて驚いた。同じ日に作成した flickr アルバムなのだが、キャノン・パワーショット TX1 のアルバムの約10倍のアクセスを、リコー・カプリオ GX100 のサンプル・フォト・アルバムが稼ぎ出している....GX100、発売当初から、注目度が高い様ですね。最初のアルバムには夜間撮影サンプルしか載せていなかったので、研修中、朝の散歩で撮影した屋外写真もいくつか付加してみましたので、御参考下さい。
今回、ほぼフルオート撮影設定で GX100 を多用したのだが、フラッシュを伴う撮影、屋内でのズームを利用した撮影では、仕上がった写真がやや眠いピント / 画質になっていた。自動撮影設定で、ISO を上げてしまうからなのだろうか。フラッシュを利用した写真も、仕上がりにややシャープさが足り無かったので、少し気がかり。GX 100 では出来るだけ、自然光で撮影する方が良さそうだ。133倍速の Lexar SD カードを利用した割には、撮影直後のメモリー書き込み時間が長い時があったのは、映像エンジンでの処理に時間がかかっているのだろうか?いくつか、気になる点は出て来たなあ、という印象。
TX1 は、液晶画面が 1.8 型と小さく、細かいピントの確認等が不得手だが、片手で気軽に撮れるのは良い。なにしろ小さくので、すっぽりと片手に収まる。付属ストラップはホールド時の安全性アップの為だろうか、ちょっと大きすぎるかな、という印象。縦型カメラで片手撮影をすると、注意しないと水平方向がやや傾いてしまうので、その点は注意が必要か。光学手振れ補正は効果的。10倍ズームを行っても、殆ど手振れ写真にはならなかった。次は動画撮影に挑戦してみよう。
April 21, 2007 in e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (0) | TrackBack
April 20, 2007
Canon PowerShot TX1 ファースト・インプレッション
4月19日が発売日となっていたのは、Canon PowerShot TX1。手のひらに載る超小型で光学手振れ補正機能付き、10倍ズーム。D3 端子出力可能な HD 動画撮影が可能という事で、スチルカメラ+ビデオカメラとしてマルチに使える自由度に惹かれ、購入決定。早速夜間テスト撮影を10倍ズームも使って実行。結果は flickr のフォトアルバムにて。
夜間使ってみて少しがっかりしたのは、10倍ズームでの撮影時、遠くの夜景へのピントが合いにくかった事。ネオンサイン等、コントラストが比較的はっきりした遠方の対象物を 狙って焦点を合わせたのだが、オート・フォーカスの合焦は不正確。結局手動で遠景を設定し撮影する事に。昼間はきっと大丈夫なのだろうが、夜間はピント に注意が必要かもしれない。液晶画面が 1.8 型と、最近の機種にしては小さいのも気になるが、これは縦型で超小型化した事によるトレード・オフと考えると、あきらめがつく。
このカメラの良 さは、右手片手でホールドして気軽に使える事。形状はビデオカメラの様だが、2回りくらい小型なので、片手で長時間ホールドしていても疲れない。そして、 ボタン類はすべて背面・側面・上部に配置され、片手でホールドした際、全て親指の腹で操作が可能な位置にある。(スチル写真用のシャッター・ボタンのみ、人差し指の位置に配置。)Canon のビデオ系デザイナーが参加した痕跡が伺える、ビデオ・カメラの使い勝手を積極採用した仕上がりとなっている。
機能的には10倍ズームに注目が行く本機だが、もうひとつの魅力は金 属外装の仕上げの良さ。まるで金属工芸品の様に、つや消し・光沢シルバーの部品を組み合わせ、美しいラインで形成している。触覚が楽しい eGadget なのだ。手に持っているだけで、じわっと嬉しくなる、そういう一台。
広角ズームは Ricoh Caplio GX100 を活用、望遠ズームは Canon PowerShot TX1 でカバー。身軽に出掛けたい小旅行の時等は、重いデジタル一眼レフではなく、この2台の組み合わせで済ませるのも良いかもしれない。
April 20, 2007 in e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (0) | TrackBack
Ricoh Caplio GX100 ファースト・インプレッション
明日20日発売予定の Ricoh Caplio (リコー・カプリオ)GX100。しかし発売当日は研修で神奈川県に缶詰予定。これでは初日の店頭テストが出来ないだろうな、と発売日前日の本日、新宿に行くと、3店舗の量販店中ひとつだけ、GX100 を展示している店が。早速手に取って操作感を確かめてみる。気になっていたのは勿論、着脱可能な液晶小型ビュー・ファインダー VF-1。フラッシュの上に装着して利用する意欲的な新機能だが、果たして実際の見え方はどうなのだろう、とそればかりが発売前から気になり、予約購入には至らずにいた。
起動は予想よりクイック。ビューファインダー EV-1 も即時点灯。ファインダー内画像のピントは、接眼部分のリングを回して調整。小さな画像故、実画像の光学ファインダーと比べると勿論クリアさには欠けるが、 ちらつきも無く実用的には十分。GR Digital で使っていたオプションの光学ファインダーと比較し、視野率 100% で正確なフレーミングが可能となるのはやはり嬉しい。
直射日光下での撮影では当然威力を発揮するだろうが、夜間のスロー・シャッター撮影 でも、両手と顔で3点支持する為カメラが安定し、ブレを軽減出来る効果が有る。画面の小ささから、細かいピントを確認するには大きな背面液晶画面を利用し た方が便利かもしれないが、普段はこの小型 EVF で十分スナップ撮影等に対応出来る。
GX100 の楽しみは、なんと言っても 24mm 広角レンズ。28mm 広角と比較して、あまりの画角の広さに当初はフレーミングに迷うが、慣れて来ると街のスナップショットにはこれしかないな、と思えて来る。サンプル写真 は、こちらの flickr アルバムをどうぞ。という事で、ネタフルのコグレさん同様、正式発売日の前日に無事入手、です。Twitter でのコグレさんとの情報交換が刺激になって結局買ってしまいました....
April 20, 2007 in e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (5) | TrackBack
April 16, 2007
Canon PowerShot G7 と Pentax K10D その後
池をバックに、春の花を接写。コンパクト・カメラでも Canon PowerShot G7 なら望遠ズームと組み合わせてこういう表現も可能。もうすぐ発売される Ricoh Caplio GX100 に乗り換えるかなあ、と考えてもいたが、この写真の出来映えを見て、とりあえず G7 は継続保有する事に。G7 は、望遠系の柔軟な使い勝手が魅力。6倍光学ズームでそのまま使うのも良いが、画面中央部を切り出し、大きな画像劣化を起こさずに最大 480mm 相当のズーム効果が得られるデジタル・テレコン機能は予想以上に実用的。ISO をアナログでスピーディに設定出来る ISO ダイヤルとともに、多用する機能のひとつだ。
一方、Pentax K10D は最近、子供の卒業式・入学式で大活躍。いずれも大きな講堂・ホールで、電灯による暗めの照明の下で実施されるので、写真撮影は一苦労する事が多いのだ が、今回は K10D の高感度設定が役立った。ホワイトバランスを白熱灯に調整後、ISO は思い切って最大の 1600 に設定。コンパクトで軽量な 50-200mm f4 - 5.6 ED ズームレンズと組み合わせ、K10D 本体に内蔵された手振れ補正機能を活用すると、かなり遠くに座っている息子の表情までしっかり手振れ無く撮影が可能となった。K10D はシャッター音が大き目で静かな式ではそれが響くのは少々難点だが、写真の仕上がりは良好だった。
ということで、デジタル一眼レフは Pentax K10D、ハイエンド・コンパクト・デジカメは PowerShot G7 という使い分けが、最近しっくり来る様になりました。悩ましいのは、所有台数が急増してしまった、ポケットサイズのコンパクト・デジタルカメラ。日常利用に耐え るタフさで Olympus μ770SW の利用頻度が増えつつありますが、さて、どうなる事やら。
April 16, 2007 in e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (0) | TrackBack
April 08, 2007
10m 防水デジカメ、Olympus μ770SW と、沖縄の海に潜る
防水・防寒・耐衝撃性能をコンパクト・デジカメ史上、これまで無かった程高めているオリンパス・ミュー 770SW を、沖縄の海に潜らせる為に購入。カチッと固いボディは、軽量だが華奢な筐体が増えているコン・デジの中では際立っている。一般のコン・デジでは、アウトドアに連れ出す際には丈夫なケースでしっかり保護して携行する事が多かったのだが、μ770SW の最大の持ち味は、タフ外装のおかげでネイキッド・スタイルで利用出来る点。カバンの中でも、ポケットでも、ともかくむき出しのまま放り込んで一緒に出掛けられる、その気軽さが身上だ。
アウトドア仕様として、Menu ボタンの長押しで点灯するかなり明るい LED ライト、圧力センサーの搭載も目を引く。撮影時の高度等も表示されるが、地上での計測は 200m 単位で、正確さにはやや難有り。これはある程度の目安として使うにとどめた方が良さそうだ。一方の LED ライトによる撮影は、フラッシュと異なり被写体を常時明るく照らす事が出来る為、暗所や海の中ではかなり重宝する。また、普通の懐中電灯がわりにもなるの で、旅行の時には便利に使える。カメラの電源オフ時に Menu ボタンを短く押すと背面 LED に時刻が表示される仕様、海外で役立つデュアルタイム、スヌーズ付アラーム時計(音色が3種類もある細かさ)機能は、出張・旅行用コン・デジとしての魅力 度の高さにもつながっている。
防水機能も本格的。以前購入した Sanyo Xacti DMX-CA6 は生活防水仕様だったので、水中撮影は出来ず、水洗いも推奨されていなかったが、μ770SW は世界で初めて10m (気圧、ではなく、m でした。訂正します。)防水機能を特別なケース無しで実現した。防水ケースはサイズもかなり大きく、本格的なダイビングをしない当方にとって、旅行に携行 するにはやや躊躇いがあったのだが、μ770SW であれば首からさげてそのままビーチに、シュノーケリングに直行出来る。沖縄での水中スナップのサンプルはこちらで。深さ 3m 程度の場所での撮影だが、シーン・モードの中の、水中スナップ・モードを選択するだけで、簡単に本格的な水中写真を撮影する事が可能だ。更に感心するの は、各種パッキンを入れて防水処理をきちんとしながらも、電池・XD カード・コード脱着を行う為の蓋の開閉にストレスが無い事。ネジ式の脱着装置は無く、普通のデジカメ同様にスライド・ボタンで簡単開閉。見落としがちな部 分だが、こういう点でもかつての仰々しい装備の防水カメラから、大きな発展を遂げている。
上部写真の様に、砂や泥に埋めても大丈夫。後で真水に浸して、レンズシャッターを何度か開閉すればそれで洗浄終了。アウトドアでカメラを扱う自由度がこれほど高いデジカメは、Pentax の Optio 等いくつかの製品以外には、あまり無かった。
こ れまでの防水カメラ製品との最大の差別化ポイントは、対衝撃性能の高さ。Shock Resistant というと Casio の腕時計 G-Shock シリーズが思い浮かぶが、コン・デジ分野では Olympus が先行。1.5m からの落下、100kgf 荷重にも耐える強さを備えている。金属製ボディを全ての方向から押して見ると、非常に剛性が高く、その強さを実感出来る。その分多少重量は増すが、 155g 程度の乾燥重量で微増のみ。ポケットに十分収めておける。つるつると滑り易い金属筐体も、グリップ部の非常に小さなプラスチックにより、ホールディングの安定度が向 上している。
欠点はあまり見当たらないが、あえてあげると、高感度撮影を行った際の粒子の粗さは映像エンジンでもう少し補正出来る様な気 がする。また、AF の精度として、Canon / Nikon あたりのコン・デジと比較すると外れるケースもいくつか見られた。しかし、致命的では無い。電動開閉のレンズ・カバーは便利だが、Olympus がかつての μシリーズで実現していた様に手動開閉のカバーにして、電源スイッチと連動させる方が、長く使うアウトドア・デジカメとしては安心出来るかもしれな い。電動レンズ・カバー機構だけが、全てがタフなμ770SW のデザインの中で唯一華奢に見えるので、将来的には再考して欲しい部分だ。また、ハイパークリスタル液晶という、コントラストと視野角が向上した液晶を採用しているが、強い太陽光の下では撮影・再生の液晶画面は見辛い。簡易型でも良いので、光学式 View Finder があれば、夏のビーチ・サイドでの撮影がずっと楽になるはずだ。内蔵が難しい場合は、着脱式のオプション等で、用意してもらえると有り難い。
今 後はきっと、超広角レンズを備えた機種、ズーム倍率がより高い機種、手振れ補正機能を強化した機種等も出る事になるのだろうが、μ770SW は現時点でかなりの完成度の高さを備えている。アウトドアが楽しくなる GW 以降の常備携帯用タフ・デジカメとして、かなり強くお勧め出来ます。
April 8, 2007 in e-Gadget Cabin | Permalink | Comments (2) | TrackBack
March 17, 2007
Nikon Coolpix S500 - 名刺サイズの多機能ミニ・デジカメ
冷え込む週末。しかし、暖冬のおかげで自宅近くの桜が一部咲き始めていたのを見かけた。新しい桜には、新しいデジカメを。ということで春の新機種を新宿の量販店で店頭チェック。今回のテーマは、常時ポケットに入れておける小型軽量。来店前に購入候補として考えていたのは2機種。アナログ IXY デザインの復刻、スクウェア・ボディの Canon IXY Digital 10か、10気圧防水のタフネス・デジカメ Olympus μ 770SW。どちらかにしようと店頭でじっくり両機種を動作チェックしていたところ、Nikon の新機種、Coolpix S500 が目に入った。手に取ってみて、初期の IXY Digital の様なステレス製で剛性が高いボディ質感も気に入ったが、魅了されたのは背面右下に設定された回転式ダイヤルの、ロータリーマルチセレクター。小型ながら多機能な本機の使い勝手を良くする、優れたユーザー・インターフェース(UI)。ライバル機種も素晴らしい出来だったが、この UI と、この大きさでは S500 のみ光学手振れ補正機能が内蔵されていたことで本機に決定。早速撮影したサンプル写真は、こちらの flickr photo album に。
ロータリー・マルチセレクターは、以前購入した Canon PowerShot G7 の背面のコントローラー・ホイール同様、ジョグ・シャトル的使い勝手を発揮するが、Nikon / Canon でまた微妙に異なる味付けが施されている。メニュー項目が多い時にクリクリと回して中央ボタンで決定する素早い操作のアシスト、静止画像再生時に回しなが ら画像を探せる機能等は同じだが、Canon PowerShot G7 ではこのホイールを微妙なピント調整にも利用出来る様にしていた。Nikon Coolpix S500 で面白いのは、このロータリー・ボタンで、動画再生時に早送り、巻き戻しが出来る点。ビデオ編集マシンにはジョグシャトルボタンがあって、こうした動画の 操作が出来る事が多いが、ミニサイズ・カメラで同様の操作が出来るのはなかなか面白い工夫だ。無機質なデジカメが、用事が無くてもくるくると回してしまう このロータリー・ボタンのおかげで、アナログな、愛着のわくツールに様変わりしてしまうのである。携帯電話等でも最近は採用が少なくなっている回転ボタ ン、人間が直感的に操作するには具合が良いので、是非復活させて頂き度いものだ。
ボタンばかりを強調したが、S500 の機能はこれ以外にも、フェースクリアと呼ぶ顔にオートフォーカスが出来る機能、小型カメラで一番威力を発揮する VR (光学手振れ防止)機能、動画・静止画両モードで可能なインターバル撮影機能、ISO 2000 まで対応の高感度撮影機能、クレイアニメを撮影可能なストップ・モーション機能等、かなり豊富だ。
これに高速起動 0.6 秒(店頭でスイッチを入れるとわかるが、本当に速い。)、レリーズタイムラグ殆ど無し、というスピーディな操作性。常時携帯するスナップ・マシンとしての素質も十分。
さてそろそろ、桜の撮影に出掛けるとしますか。
March 17, 2007 in e-Gadget Cabin | Permalink |


















