February 27, 2011
Nintendo 3DS は AR (拡張現実)ゲームが面白い、というレビュー
長女は誕生日に Nintendo 3DS が欲しいと言う。しかし、気付いたら量販店も Web Shop の予約も全て終了済み。さてどうするか、と、とりあえず発売日の昨日、地元の中野、新宿、そして秋葉原のショップを歩いてみた。予想通り、地元の小規模ショップには数台規模しかニンテンドー 3DS フリー在庫は入らなかった様で、早朝に並んだお客さんが購入。新宿量販店街は11時過ぎ現在ではどこも Free 在庫は無く、予約販売のみ。千台のフリー在庫が朝にはあったという秋葉原のヨドバシ Akiba に希望を繋ぐも、お昼前ではこちらも Sold Out。さて困った。どうしようと途方に暮れつつ帰宅。ダメもとで、地元の小規模店で「予約は出来ないですかね」と大手量販店では受け付けてくれなかった予約について聞いてみると、「そういえば一台、予約キャンセルが出て...」とブラック 3DS の箱が奥から突如出現!あきらめかけていた夕刻、やっとの事で1台無事確保したのでありました。ふう。
自宅に戻り箱を渡すと、長女は驚喜。午前中にはまず無理だ、と伝えていたので、喜びもひとしおだった模様。長女の笑顔で、探した苦労も吹き飛ぶ、と。さて、長女が一通り使ってみたところで、興奮気味に当方の書斎にやってきて、「これ凄い」と教えてくれたのが顔シューティングと AR ゲームズ。当方は 3D 酔いが強い方で、映画も 3D は出来るだけ避ける方だったのだが、とりあえずは機能チェックを兼ねて...と少し触るつもりが驚きのあまり長々とプレイしてしまった。Nintendo 3DS は3次元表示機能も凄いが、実は現実世界とゲーム画面を合成する AR (Augmented Reality - 拡張現実)機能がもの凄い。Nintendo の底力を感じる仕上がりに、しばらく言葉を失ってゲーム画面に集中してしまった。まずは簡単ながら動画、静止画で見た方が理解し易いので、未体験の方はこちらの flickr スライドショーを御覧下さい。いや本当に、すさまじい。
顔シューティングでは、カメラで一度だけ、顔の取り込みを行うのだが、2次元の顔から3次元の顔モデルを短時間で生成し、更に表情の変化までつけてしまう。怒ったり、驚いたり、舌を出してみたり、という表情が、あっという間にモデリングされ、その顔をめがけて単純なシューティングを行うデモ的なシンプルゲームに仕上がっている。超高速な CPU を備えた PC や XBOX, PS3 あたりで実現しても驚かないが、超小型の 3DS で何なくこれを実現されてしまうと、言葉が出なくなる。
しかし、驚きはそれでは終わらない。箱に同梱されているトランプ形状の AR カードから、「?」マークを机に置いて、35cm 離れてそのカードをカメラで写すと、立体の箱が机の上からニョキニョキと出現する。そのひとつひとつがゲームになっているのだ。
冒頭にお見せした写真はその中で、Nintendo のキャラクターを当該絵柄の AR カードを写す事でカード上に出現させ、ポーズを取らせて写真に収めるというもの。先のビデオでもお見せした通り、カードをカメラフレーム内に移動すると、カードに描かれたキャラクターがこれもシュッと 3D モデルで出現し、フレーム外にするとシュッといなくなる。そのスピード感に違和感が無く、リアルタイムに動作する拡張現実、なのだ。Wii 等でおなじみの Nintendo のアバター、Mii を 3DS 上で作成し、それをモデルに使う事も可能だ。複数のキャラクターを表示しても、処理が遅くなる事も無く、それぞれ稼働する。カメラの位置を移動すると、キャラクターを色々な確度で眺める事が出来る。小さなお子さんならきっと、本当に動くキャラクターがお家に現れたと勘違いして、大喜びされるに違いない。
ゲームとしての完成度が高いのは、ビリヤードゲーム、そして釣りゲーム。ビリヤードは、カメラで写している机などの模様をそのままテクスチャーマッピングして、立体的な玉突きクエストを作り出してしまう。机が盛り上がる様は圧巻だ。
一方で釣りゲームは、机の上に波がたち、浅いところに大小様々な魚が泳ぎ始める。釣り糸をうまくたらすと、引きがあって、あとは 3DS を上に引き上げると釣れる、という仕組み。タイミングがちょっと難しく、かつ「?」マークのカードをカメラフレーム内に収めたままで竿を上げるという動作に慣れが必要だが、これもそのうち出来る様になる。「?」マークのリアルカードを回転軸の中心に置いて、3DS を持った人間自身が手や身体を動かす、という全く新しい動きをもたらすゲームなのである。
多くの人が指摘している通り、ある程度の時間使うと、目が疲れて来るのだが、3次元酔い、という程ではなかった。また、上蓋右手の 3D スライドスイッチで、3D 効果を簡単に弱める事が出来る。AR 系のゲームは、3D でなく 2D にしても、カメラとゲーム画面のミックスが重要なので、あまり問題無く楽しめた。3DS は、2D 画面に切り替えても、AR の効果で十分楽しめるのである!これは予想外の驚き、だった。
3DS 本体に Nintendo がプリインストールしたゲームはベーシックなものばかりだが、これがそれぞれ新しい機能として、今後の各種新ゲームに導入されて行く事になるのであろう。いやほんとに凄い体験をした。手のひらに、21世紀がやって来た。是非皆様、実機でお試しを。
February 27, 2011 in Bear's Diary, Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)
February 17, 2011
電気自動車日産リーフは、小型スポーツカー並みの加速性能
生まれて初めての 100% 電気で動く自動車(EV = Electric Vehicle) 試乗機会は、思いがけず訪れた。銀座で日産リーフ試乗会があるよ、とは聞いていたのだが、平日のみ、ということであきらめていたら、突然 iPhone の SMS で呼び出しが入り、ブロガーの知人が見せてくれる、と。それならば、とビルの下に降りてみると、メタリックブルーの美しく、グラマラスな車体を発見。日産の小型車、マーチやティーダのイメージは少しあるものの、ヘッドライトも大型で、リーフ向けの全く新しいデザインとの事。充電は家庭用 200V 電源で8時間、今後日産の販売店等に設置される急速充電器なら、30分で容量の 80% 迄充電出来てしまう由。電動アシスト付き自転車の充電時間に、少しだけプラスする程度なのか、とまずは驚かされる。ボンネット前部、日産ロゴ下の蓋をあけると、コンセント差し込み口が普通充電と急速充電用に二つ出現。世界市場では、前方から駐車する事が殆どなので、この様な配置になった、との説明を受けた。少し走っても OK、との事だったので、短時間、近所を走ってみることに。
スタートはプリウスの様にスイッチを入れるのだが、全く音がせず、ダッシュボードだけがオンになる。パーキングの解除は、スイッチのみ。全く機械的な荷重は無く、電気的に解除される。次に丸みのあるシフトノブを Parking から Drive モードへ入れるのだが、これも操作感が軽く、航空機のインパネのスイッチを変えているといった風情。さて、出発準備は整った。
電気自動車的異次元世界は、アクセルひと踏みで訪れた。全く音がしない様な静かさ(とはいえ、時速 30Km までは安全の為、外部では音がする仕掛けになっている模様)の中、するするっと、まるでワープ速度に突然移行したかの様にスピードが上がる。通常のトルキーなガソリンエンジンとは違って、直線的に、鋭角かつ急激に速度が上昇するので、はっと気付いてスピードメーターを見ると、「えっ、もうこの速度が出ているのか!?」と驚く次第。まさに羊の皮を被ったオオカミ。スタートダッシュはスポーツカー並みと言えるかもしれない。
ガソリン自動車的なエンジンブレーキは無い訳だが、ブレーキが良く効くので不安は無い。コーナー前の減速も、通常の運転感覚とのズレを感じさせない安定感だ。ともかく、全体に走りがキビキビしていて心地良い。
一回の充電での走行可能距離は 140km 程度ということで、テスラの 300km には及ばないが、今後急速充電スタンドを増やす事で補って行くとの事。まずは近距離で乗るクルマ、というのが、充電スタンドが限られる現在の利用シーンとなる。
しかし、限定的な走行距離を、実は常時接続の、内蔵された 3G 通信機能が補っていると聞いてまた驚いた。日産 LEAF には、グローバルデータセンターとの通信機能が常備され、それにより近郊の急速充電スタンドをマップ上に表示する事も可能との事。充電完了を、メールで知らせてくれる機能や、リモートでエアコンのオンオフを行える機能も、この通信機能により実現されているとの事。単に電気モーターで走る、というだけではなく、リーフは電脳に直結するテクノロジービークルだったのである。21世紀が、やっと自動車にもやって来た感満載、なのだ。
実質400万円程の車両価格だが、昨年度同様の補助金が適用されると、70−80万円程度の割引となり、ガソリン車と比較し月々の出費も安価な充電で抑えられる為、5−6年乗り続ければ、トータル的にはガソリン小型車を買う場合のコストに近づく仕組みである様だ。
正直、初めて乗る国産 EV が、ここまで良く出来ていると思っていなかったので、非常に驚いた。初期コストは安くは無いが、テスラ等と比較すると、我々でも手が届く価格設定となっている。電源が無いマンションの駐車場では充電は厳しいが、一軒家なら家庭用電源で一晩で満タン(満充電?)に出来るのは魅力的だ。
まだ軽自動車サイズかな、と思っていた電気自動車が、普段の生活で使えるサイズになって来た。連続走行距離が 300 - 500km になると文句無しだが、新規開発の第一号車で 140km というのは頑張っているし、Early Adopter なら購入しても近隣走行で実用的に使えるスペックに仕上がっている。
いやー、良いですね、EV。現在は自家用車を所有して居らず、そろそろ1台欲しいな、と思っていた心の琴線を、激しく揺さぶられました。日産のお店で試乗車やレンタカーがある様なので、気になる方は是非、お試しを。自動車の未来は、すぐ手の届く場所にあります。
February 17, 2011 in Bear's Car Cabin, Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)
February 13, 2011
CP+ 2011 初訪問記。雪のヨコハマが、熱く燃えた4日間!
デジカメを収集する、というよりは、デジカメ新機種に搭載される先端技術評価を趣味とする当方だが、何故か国内最大のカメラ製品の展示会、CP+ (Camera & Photo Imaging Show) には行った事が無かった。パシフィコ横浜で開催、という事で、湘南新宿ラインに乗り、横浜経由でみなとみらい駅へ。横浜という場所は、どうも心理的に遠い場所という感じがあってあまり足を運んでいなかったのだが、東京の西部からは千葉の幕張メッセへ行くより気軽な距離だ。みなとみらい駅も東横線からは直通で、駅から会場への距離も遠く無い。国内最大イベントの割には、西独のカメラショー、フォトキナの方が開発の主眼となるせいか、新規に発表されるフラッグシップ級デジイチ等があまり無いのは残念だが、SIGMA SD1 は世界で初めて本展示会で触れるという事で、まずはこれが視察のターゲット。一方、コンデジ領域では新機種も多数で、その中から上級機種となる富士フィルムの FinePix X100、Olympus XZ-1 が今回要チェック機種である。雪がちらつく午後に到着したせいか、入場登録ブースも込み合って居らず、会場も大きめである為か丁度良い程度の人の入り。まずは純白の SIGMA ブースへ。
尚、当日撮影した写真は、こちらの flickr set にまとめたので御覧頂き度い。(多少大きめ画像でのスライドショーは、こちらからどうぞ。)
SD1 は、世界初公開ということもあってか、稼働実機の展示は二台のみ。南京錠での本体施錠もあり、慎重な公開が行われている雰囲気だった。実機に触れると、大きさ程には重量感は無く、ホールディングもグリップ形状が良くしっかりと握れる印象だった。RAW 画像は最大画像サイズでは7枚までバッファされる、という事だが、データ記録にはひと呼吸待たされる感じもある。春の発売前には多少改善されると嬉しいと思える部分だが、Foveon ファンにはじっくり撮影派が多いと思われるので、多少 RAW 画像記録で待たされても SD1 の美麗画像を求めて買ってしまうのでしょうね、きっと。公開された SD1 のスペシャルサイトの作例には、息をのむ美しさがあるので、こちらも御参考頂き度い。発売日と価格はまだ未定だが、引き続き注目して行きたい。SIGMA ブースは、白を基調として、開放感にあふれる、大人のデザインという印象。山木社長も、現場一線で熱心に接客をしていて好感が持てました。(というか、当方が会場到着時に Tweet したら、それですぐに会場内で当方を発見する、という Twitter Savvy 度合い。さすが。)
そして次は、Fujifilm のブースへ。こちらでの目当ては、レトロデザインで話題を呼んだ FinePix X100。20分程列に並んで、実機を触る事が出来た。まずは View Finder。電子的な EVF と光学的なファインダーがレバー操作で切り替わる様子を体験。EVF は144万画素と解像度が高いが、それよりも光学ファインダーの見え方を好感。一眼レフと異なり、レンジファインダー型なので、撮影範囲よりも広い視野で被写体を眺める事が出来るので、情報量が非常に多い。その光学視野の上に違和感無い色とデザインで、電子的な情報(シャッター速度や絞り情報等)が撮影枠とともに表示される。これは新しいデジカメ撮影体験である。シャッターを切ると、光学ファインダーはシームレスに(レバー操作をする事無く)撮影画像をそのままファインダー内で確認出来る状態になる。ファインダー倍率から多少画像の大きさの変化は出るものの、チューニングはきちんとなされていて違和感は無かった。MFによる撮影は、レンズ周囲のリングを回して調整可能。細かいピント合わせは EVF で、画面中央を背面右上部のボタンを押して拡大し調整する事になる。UI は各種、直感的に理解し易く設定されている。ボディ質感の高さと合わせて、これはミドル世代以上の層に売れそうな気配。ひとつだけ惜しいのは、背面の OK ボタンの押しにくさ。もうちょっとボタンが大きければ押し易いのだが、良く出来たカメラだけにここは惜しい部分。
最後に、明るいズームレンズを備えた XZ-1。オリンパスが力を入れた高級コンデジという事で注目し、ブースで操作を重ねたが、当初の期待に反する部分が二点。まずは起動してすぐに気付くのだが、液晶の色味が良く無い。やや青みがかっていて、被写体の本当の色を反映してくれない。個体の問題や設定の問題かと思って複数機種を試してみたのだが、どうも同じ状態だった。某氏情報では、有機EL を奢った事が裏目に出ている様だが、撮影画像は液晶で見るよりずっと美しい、という事なので尚更惜しい部分である。発売まであと1週間なのですぐの変更は無いと思われるが、ここは改善を望みたいと感じたところだ。もう一点惜しいと感じたのは、マクロ設定操作がやや煩雑である点。背面十字キーを押してから、もう一回別のボタンを押して初めて、マクロモード設定が可能になる。マクロ撮影は機会も多いので、もうちょっとシンプルにして欲しい部分だ。
以上、限られた時間内での各社ブースレビューなので、ベータ機も有り、実際に発売される最終製品では改善されて来る部分も多いと思われるが、当方が感じたところを素直に書いてみた次第。
CP+、なかなか面白いです。新機種展示以外にも、今や世界的(!)iPhone 写真家の三井 (Sasurau) さんによる、iPhone 写真を Epson プリンターで印刷してみるワークショップも開催されていたのでありました。当方は時間が合わず見学出来なかったので残念。本年度は土曜日で閉幕しましたが、4日間で約5万人の来場があったとの事。まだの方は、是非来年、中華街での食事プランと合わせて行ってみて下さい。カメラ性能を理解させる為の撮影用アトラクション(BMX でのジャンプ披露や、超美技けん玉の実演等)も多数なので、家族皆で楽しめるイベントですよ。
February 13, 2011 in Bear's Diary, Digicame Cabin, Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)
December 12, 2010
Buffalo の「ちょいテレi」で、iPhone4 と iPad をワンセグ TV に変える
以前、Softbank Mobile から発売された、外部充電用電池にも使える iPhone 用ワンセグ TV チューナーを利用していたのだが、WIFI 経由で受信するという設定の面倒さもあって、いつしか携行しなくなってしまった。外部充電池も、 iPhone4 の筐体にマッチする Juice Pack Air for iPhone4 を導入した事で、常時携行用としては満足してしまった。しかし最近、Buffalo からより手軽に使えるワンセグチューナー DH-ONE/IP (通称「ちょいテレi」)が発売されたと、Amazon のトップページから知った。最近の Amazon のおすすめは、潜在ニーズにしっかり応える商品表示が増えて来て驚くばかり。iPhone だけで無く、iPad や iPod Touch 用にも使い回せるという事と、AppStore から無料の専用アプリ「ちょいテレi」をダウンロードさえすれば、後はちょいテレi ハードウェアを底部のコネクタに装着するだけという手軽さ。アプリは自動的に起動する。ガラケーを利用しなくなってから、「ワンセグTV」を利用する機会そのものが減ってしまっていたが、急に大事件が生じた時のニュース番組等、時々はモバイル環境で TV 視聴したいと思っていた。ちょいテレi は、そうした「ちょこっとモバイル TV 視聴」にはうってつけの優良オプション商品であった。
利用前に、まずはちょいテレi の充電。最近利用開始した Sony Reader と同じく、マイクロ USB で充電出来るのは良い。筐体前面の赤色 LED が緑色に変ると充電完了だ。Softbank Mobile の WiFi 版ワンセグ外部充電池と異なり、iPhone や iPod Touch, iPad 本体への充電機能は無いので、その点は理解しておくべき。本体側の電池を食わずに TV 視聴出来るというところが利点なのである。充電出来たら、あとはコネクタに差し込むと、ちょいテレi アプリが自動起動し、受信地域を設定(当方は関東→東京→23区)するだけでテレビが映る。主・副音声、字幕の有り・無しも簡単に変更出来る。
番組内容のテキストの読み込みと、視聴チャンネル変更には、やや時間を要する傾向。このあたりはガラケー内蔵のワンセグTV 機能よりも少し時間がかかるかもしれない。(最近のガラケー新機種を殆ど試していないので断言は出来ないのですが。)
感度については、アンテナが大きく無い事で、期待し過ぎてはいけない。ちょっとした電波の穴となる場所に入ると、途端に電波は減衰し、ワンセグ放送が途切れる、画面がジャギーになる、といった症状が現れる。当方の自宅では、MXTV やテレビ東京の電波の入りが特に弱かった。しかし、電波が安定している場所なら、問題無くデジタルワンセグ TV 視聴が可能だ。
iPad 用アプリは、画面を縦横で使え、画面サイズも 1x、1.5x、2x、横長、フルサイズと変更可能だが、iPhone / iPad 用アプリは横画面固定で、画面もワンサイズ。それぞれの画面サイズに応じた設定となっている。iPad では縦ポジションにして、横長サイズTV 画面を上部に表示し、下部に各チャンネルの番組表を表示しながら見るのが良さそうだった。ワンセグ画面は荒いので、iPad でフル画面にすると、ジャギーが目立つ為である。
録画機能が無いのは残念だが、ホームボタンと、右上部のボタン同時押しによる静止画面キャプチャーは可能だった。ボタンを押してからキャプチャーされるまでタイムラグがあるので、タイミングの予測は必要になるが、ちょっとしたメモ代わりには使える。
ともかく手軽に使える、のが利点のちょいテレi だが、アンテナ部分が少し華奢なのは気になった。引っ張ると取れそう、という程ではないが、この部分に力をかける事はメーカーからも推奨されていない。せっかくキーホルダーの様な外観にしたのだから、アンテナ部分の強度をしっかりと作って(金属コイルを巻く、など)、受信部にもアート・デザインを入れて、カラビナ等で鞄にぶら下げられるデザインにすると更に売れそうな気がする。とりあえずは、ステッカーでも貼って、そういう使い方をしようかな。
iPhone テレビ人類の @buzztum や @miyagawa (米国では使えないけれど東京出張時に)には、嬉しいアクセサリになるのでは無いでしょうか。
December 12, 2010 in Bear's Apple Products, Bear's Audio Visual Cabin, e-Gadget Cabin, Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)
November 06, 2010
いとうまい子さんは、Twitter を使いこなすガジェッティーヌ女優さんだった!
Twitter ユーザーとしてフォローさせて頂いていた、いとうまい子さんのツイート (@maimai818) に、突然弊社の受付付近の TwitPic 写真が。聞けば某誌の Twitter インタビュー企画で弊社オフィスに来社されているとの事。何気なく @mention で話しかけてみると、速攻でお答えが返って来た。しかもインタビューの場所に来ても良い、との御連絡。初代ミス・マガジンコンテストグランプリで、当方世代のスーパー・アイドル、伊藤麻衣子さん(その後、「いとうまい子」さんと平仮名に改名されている)からツイートを頂けただけでも嬉しかったのだが、直接お話し出来る機会を頂けるとの事、これは手ぶらで伺う訳にもいかないだろう、ということで、米国で手に入れた電子インクガジェットの Boogie Board を片手に階下へ。会議室では、ちょうどインタビューが終了したタイミングだったので、頃合いを見て Boogie Board をお見せする事に成功!すると、当方の短い機能説明で有用性をあっという間に理解される @maimai818 さん。
これは単なるアイドルさんではないな、という事でプロフィールをググらせて頂くと、驚きの事実が続々と...
当方学生時代はアイドル歌手というイメージが強かった、いとうまい子さんだが、実はもの凄く Net Savvy な電脳女優さんでいらっしゃる事が判明。Twitter 上でもしばしば iPhone によるストリーミングを実践されている様子は拝見していたのだが、それだけでなく、1995年(!)というインターネット黎明期に、自ら HP を立ち上げて居られるのである。ブログもまだ無い時代に、芸能人の中では圧倒的早期の HP 立ち上げ実績。そして、2009年12月には、本格的に Twitter を開始(関連ネタフル記事、御参照)。
勝手ながら尊敬をこめて、「ガジェッティーヌ」という称号を送らせて頂きたい。そもそも、ガジェット好きを総称して "gadgeteer" (ガジェッティア)と呼ぶのであるが、どこか男性的な響きがある。リアルタイム・ネット文化を深く理解され、初対面の当方とでも同じ目線でゆったりと話をされる、いとうまい子さんからは、鋭い技術理解の電脳視点と淑女のエレガントな雰囲気の両方が感じられる。女優オーラにプラスして、「ガジェッティーヌ!」と呼び度くなる様な、Net Savvy ユーザー特有の電子ガジェット好き側面、を広く、深く持って居られる様子なのだ。(2003年の iMode インタビューも御参照)
どこでも電子ホワイトボードの Boogie Board も、使われて数秒で、そのシンプルさが「どこか Twitter に似ていますね」と言われた。そう、Boogie Board はタブレット界の Twitter 的な超シンプル・ガジェット、なのである。その理解は正しい。さすがはガジェッティーヌ。
という事で今後とも、 @maimai818 さんを応援しつつ、 Twitter タイムライン上でのガジェット系発言の行方にも注目すると致しましょう。(本日のいとうまい子さんの弊社訪問写真は、こちらの flickr set を御参照下さい。肖像権を含む御本人からの掲載許可も、DM にて秒速で頂いて居ります。)
P.S. ちなみに本エントリー作成途上、懐かしいロッテリアの伊藤麻衣子さん TV CM 画像を、 YouTube から発見してしまいました。ぜひこちらから御覧下さい!
(11月7日追記)なんとその後、いとうまい子さんが御自身の Twitter プロフィールを速攻更新。本ブログ・エントリーで勝手提案させて頂いた「ガジェッティーヌ (Gadgetine) 女優」を正式採用頂きました!!こちらから、@maimai818 のプロフィールを御参照下さい。いやー、さすがガジェッティーヌ、行動が光速、ネットスピードですね。いとうまい子さんの元気あふれる「大満足ビーム」写真もあっと言う間に(本日現在で)1,100 PV を突破!ますますの御活躍が楽しみです!
November 6, 2010 in Bear's Diary, Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)
August 21, 2010
夏休みに父娘で行く、大阪 / 京都2日間の旅
事情あって家族全員揃って旅行に出られない今年の夏休み、まずは父・長女の組み合わせで旅行をする事に。スケジュール調整から、期間は2日のみ。目的地を種々検討結果、関西方面への修学旅行が無い娘の為に、急ぎ足で大阪、京都を巡る事にした。本当は奈良にも行きたかったのだが、一日目が娘の希望で大阪の USJ (Universal Studios Japan) となった為、さすがに2日で3カ所は厳しい、と断念。2日目はじっくりと京の街を周遊する事にした。と言っても、当方も京都は中学の修学旅行以来、久しぶり。大阪は出張では時々訪れたものの、USJ は初訪問。インターネットで概要を調べるが、後は iPhone の道案内で何とかなるだろう、と軽装で長女と新幹線のぞみに飛び乗った。お盆休みの後だったので、自由席でも問題無く座る事が出来、ガイドブックをあれこれ読むうちに2時間半で新大阪着。さて、ここから父娘二人の珍道中の始まりである。到着は午後1時半過ぎ。まずは遅い昼食をとろうと、地下鉄御堂筋線でなんばへ。大阪のエスカレーターは左側で無く右側に乗るべし、といった基本ガイダンスは、実地に学ぶと娘もわかり易い様だ。関西訪問初の長女は、楽しげに雑踏を駆け抜けて行く。なんばの駅からは戎橋へ。おなじみのグリコのネオンサインが眼前に広がる。道頓堀は工事中だが、さっさと写真撮影を済ませて肝心のランチ場所探し。法善寺横町に旨い店が多い、という情報だけはガイドブックから得ていたので、戎橋から脇道を南下する。長女の希望は「二度づけ禁止を体験したい」。そう、大阪名物串カツ、である。何かないかな、と見渡すと、法善寺入口に串カツを両手に持った謎の人物像が。この近辺に店舗展開し、創業四代目の人気店、「だるま」がちょうど良く見つかったので、そちらでランチタイム。さくさく衣に長女も当方も満足。二度づけ禁止だが、どうしても追加でソースをかけたい時には、丸めのキャベツですくってかければ OK、という技も学んだのであった。
ランチの後阪神線で西九条経由、JRゆめ咲線に乗り換えると、すぐにユニバーサルシティ駅。ネットで予約した USJ 横のホテルに荷物を預け、午後3時から閉園の9時まで使えるサマートワイライトパスで入園。更に、エクスプレスパスを追加すると、指定された4つのアトラクションは待ち時間少なく乗れる(Disney Land のファーストパスが有料になった様なチケット)というのでそれも購入。午後4時入園なので、5時間で出来るだけ乗らねば、というあわただしいスケジュールである。
75分〜90分待ちといった、長い待ち時間のアトラクションにエクスプレスパスを利用すると、たしかにほぼ待ち時間無くいきなり先頭に出て参加出来てしまう。逆にこれが無いと、夏休み期間中は夜もそれなりの入場客なので、暑い中で長時間末のは結構つらそうだ。いくつか長女とアトラクション体験結果、ハリウッドドリーム・ザ・ライドは音楽と遊園地の夜景を楽しみながら乗れるジェットコースターで二重丸、そしてジュラシックパーク・ザ・ライドは最後に水をかぶるものの(USJ は水をかぶるライドがこの他にも多いので、夏向き)、大きな恐竜のロボティクス+最後の急降下で楽しめるという評価に。本当はフロリダで一番面白いと思えたターミネーター2・3D のショウを最後に楽しむ予定だったのだが、これは閉園時間よりもかなり早く終了してしまい、今回は見逃してしまった。残念。次回はもうちょっと早い時間に見るとしよう。忙しく回ったが、5時間で全アトラクションの半分は回る事が出来た様だ。残り半分は、次回ツアーの楽しみにとって置くとしよう。
USJ は、アトラクション以外にも、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフそっくりに作られた建物や、NY のマンハッタンを再現した地区等もあり、LA ハリウッドのスタジオだけでなくアメリカの多くの場所を一カ所でバーチャルに体験出来る様になっている。まだの方は、こうして夕方からでも楽しめるので、弾丸ツアーで楽しまれるのも手かと。
閉園後の夕食は、USJ からユニバーサルシティ駅までの間に広がる、ユニバーサル・シティ・ウォークというレストラン&ショッピング・モールが遅く迄開いているので色々選択出来る。エビ好きな長女は、ババ・ガンプ・シュリンプというアメリカンレストランを選択。東京にもあるけどまあいいか、と父もそれに同意して、エビとハンバーガーで大阪の夜を終えたのでありました。
USJ 横のホテル12階の窓からは、USJ 園内と、大阪の皆と風景が広がる絶景。ほら、見てごらん、と教える間もなく、遊び疲れた娘は先にスヤスヤ。一日目は USJ で遊ぶうちにあっという間に終了。
さてそして二日目。朝食を簡単にホテルで済ませて、ゆめ咲線→大阪環状線経由で大阪駅。ここからは在来線の快速で京都へ。ユニバーサルシティを出てからほぼ1時間で京都駅到着。
荷物は駅構内のロッカールームに預けて、まずは東寺の国宝、五重塔を目指す。地図で見ると近そう、ということで徒歩で歩いて行くと、途中AEON MALLで一休みしたものの、灼熱の太陽の下を歩いて行くには距離が有り、朝の10時過ぎから父は汗だくモードに。娘はそれでも元気一杯で、東寺着。広い構内を歩き回り、仏像拝観して五重塔の記念撮影を済ませると、今度はタクシーで金閣寺へ。遠いかと思うと、それほどでも無く、短い旅ではタクシーも効率的に利用せねば、とここで悟った次第。
娘は乗り付けないタクシー利用に反対したが、全行程の半分はタクシーで移動する事に。金閣寺への移動の後は、寺社の間は比較的近いので、ワンメータープラスアルファで移動出来る場合が殆ど。クーラーも効いているので、真夏はこれを利用しない手はない。途中で市バスも使ってみたが、待ち時間が結構あるので、たった1日で京都を回ろうとしている場合には効率的な移動手段では無い様だった。
世界遺産を出来るだけ回ろう、ということで金閣寺から北野天満宮を経て二条城と回る。当方修学旅行時代の懐かしい記憶が去来する。娘は京都の寺社の歴史に裏打ちされた荘厳さと美しさを、彼女なりに受け止めている様だ。昨日の USJ にいた時とは違う、神妙な表情を時折見せる。
さて、そして二日目もお楽しみのランチへ。先斗町の狭い路地を歩いて、ガイドも iPhone も見ずに美味しそうなお店の中を数件覗いてみる。最後にここだ、と決めたのは、有喜屋(うきや)先斗町本店。鴨川をどりの演舞場のすぐ横の落ち着いた蕎麦屋だ。エビ好きの長女は天ざるセット、当方はヘルシー志向で京豆腐の冷やし蕎麦。時間はもう午後3時、炎天下での移動の疲れをしばし休める。それにしてもこの店のせいろ蕎麦は美味しい。満足。
さて、この後はこの二日間の旅のクライマックス。祇園を抜け、京都霊山護国神社の坂本龍馬の墓、そして清水寺へ。夕方にもなりつつあったのでタクシー移動かと思いきや、娘は徒歩を希望。鴨川から祇園の裏道を歩き、八坂神社から坂を上り始める。特に、京都霊山護国神社への上りはかなりの傾斜。これは高尾山並みだと観念し、汗を流しつつ歩き続ける。スポーツ万能の娘は疲れを見せず、元気に坂を上って行く。父は後を追う様に急勾配を上る。
そしてたどりついた坂本龍馬の墓は、京都の街を見下ろす高台にあった。隣には中岡慎太郎の墓。京都の近江屋で刺客に教われた二人の墓は並んで立っていた。娘とともに、日本の恩人に深く感謝を示す為、しばし黙祷。体力のある娘は、山の一番上の桂小五郎(木戸孝允)の墓も見学すると上り続ける。父は龍馬の墓の前で一休み。龍馬由来のゆずソーダ水を飲んで、次に目指すのはゴールの清水寺。
京都霊山護国陣社のすぐ隣なのだが、一度山を下らねばならない。しばし、下り、そして今度は、ゆるやかだが長い、土産店が立ち並ぶ道を上って行く。娘は時折土産店に吸い込まれるが、すぐ出て来てはまた先を急ぐ。清水寺の入場は午後6時半迄。それまでに到着しなければならない。
到着は午後5時半。最後はゆっくりと、清水の舞台から京都の街並を見下ろす事が出来た。空も橙に染まり始める夏の夕刻。たった1日だが京都の大切な場所を巡る事が出来た喜びで、父も娘も感無量状態。記念写真を撮影し、清水寺に別れを告げる。
京都駅まではさすがに疲れてタクシー。修学旅行時の記憶には無かった、巨大な京都駅ビルにはデパートも入っていて、地下の食品街で京都料亭の特製弁当を買い込み、家と会社用の土産を買い込み、上りの新幹線に飛び乗る。午後7時16分発のぞみ号。平日なので、新大阪からの出張客が多かったが、無事自由席を確保。午後9時半過ぎに東京駅に戻り、2日間の夏休み父娘修学ツアー全行程終了。帰りの中央線内でも楽しかった旅行の思い出を語りつつ、帰路についたのでありました。
(長くなってしまいましたが、娘がいつか将来、このエントリーを読む時が来るかもしれない、という事でやや詳細な旅行記となりました。旅行写真の flickr set はこちら。最後までお読み頂いた方、是非関西弾丸ツアーへ!二日間でも、かなり回れますよ!)
August 21, 2010 in Bear's Diary, Entertainment Cabin, Gourmet Cabin | Permalink | Comments (0)
August 07, 2010
京橋の iPhonegrapher、日本橋の Maruzen、大人の散歩道
隅田川花火大会と予定がバッティングしてしまい、オープニング時には行けなかった三井さん (@sasurau) の iPhone 写真展「iPhonegrapher - around the water - 」。夏の日差しがやわらぐ午後5時過ぎに、京橋の Island Gallery へ。当方は東西線日本橋駅経由だったが、高島屋あたりから歩いても数分の距離。地下1階のギャラリーだが、太陽光が上手に採り入れられていて、柔らかな配色の空間に、iPhone により撮影された水辺がテーマの写真が浮かんでいる。到着すると熱心に写真を見ていたお客様が、早速1枚お買い上げ。iPhone で撮影された写真も、プロ写真家の視点、画角、腕、後処理を経る事で、スマートフォン内蔵カメラで撮影したとはわからない様な、素晴らしい芸術作品に昇華している。前回の新宿での写真展からの大きな変化は、500万画素の iPhone4 による写真が数点、追加されている事。どれが iPhone4 による撮影であるのかを、目を凝らして見つけ出すのもまた楽しみとなる。(なかなか全部を当てる事は難しいのだが。)発売開始されたばかりの写真集、iPhonegrapher も購入出来るので、会期中の8月15日迄に、訪問される事を強くお勧めしたい。三井さんが不在の場合でも、「美人過ぎる Gallery 店長さん」が、丁寧に写真を解説してくれるはず。京橋のギャラリーの帰り道は、銀座方面へ出て、写真ツウの間では通称「酸っぱいお店」で通っている、レモン社等中古カメラ店や、アップルストア銀座へ出掛けるも良し。日本橋方向なら、高島屋、そして文具・書店の丸善日本橋店が大人の散歩道としては楽しめる。実は改装後は今回初めて訪問したのだが、丸善地下の文具売場はかなり楽しい。銀座の Ito-ya を越えるほど、大きなフロアにユニークな文具が多数陳列されている。久しぶりに見る新型ステイショナリーに興奮、今回は Kokuyo の針が要らないホチキス、Harinacs (ハリナックス)ハンディタイプと、マウス型のセラミックカッター Harac Line、そして老眼対策に LED 照明付きの小型拡大鏡を手に入れた。それぞれ、中々の逸品である。
三井さん、Island Gallery のスタッフの皆様、本日はすっかり長居をしてしまい、恐縮でした。Gallery で偶然お会いした写真好きツイッターユーザーの皆様とも、良い交流が出来ました。そういえば本写真展は、@sasurau さんを @IslandGallery さんが Twitter 上で見いだして動き出したプロジェクト、との事。「プロジェクトは会議室でなく、ネット現場の Twitter で起こっている」を感じさせる出来事なのでありました。
京橋から日本橋へ、大人の散歩道を満喫した土曜日。(本日の写真は、こちらの flickr set からどうぞ!)
August 7, 2010 in Bear's Apple Products, Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)
June 06, 2010
大船軒、日本初のサンドイッチ弁当に歴史有り
東京在住の当方でも、「鎌倉ハム」のブランドは良く知っていたのだが、お恥ずかしながら「大船軒のサンドイッチ」は昨日まで知らなかった。LA からの出張長旅のあと、NEX 内で小腹が空いて、車内販売で手にしたのがこれだった。パッケージもレトロで目を引くが、当方的には「鎌倉ハム ボンレスハム使用」に惹かれて、いつもなら久しぶりの日本でおにぎりを買い求めるところ、何故かこのサンドイッチを手にしたのだ。5百円と車内弁当にしては廉価だが、食べてみるとハムのクオリティはコンビニ等で売っているハムサンドイッチ等を凌駕。しっかりした厚みで、食べ応えがある。マスタードの味わい、パンのしっとりしたやわらかさも絶妙だ。ハムサンドが4切れ、チーズサンドが2切れ入っているが、このバランスも飽きさせぬ様に良く考えられている。ハムを2切れ食べては1切れチーズを、という塩梅である。これは旨いねぇ、と感心して、帰宅してググってみると思わぬ歴史が。本製品は明治時代に日本初の駅弁サンドイッチとして一世を風靡し、更にはサンドイッチが売れて売れて、それにより鎌倉ハム社が誕生したという、意外な歴史があったのだ。詳細は同社の歴史御参照。
鎌倉ハム誕生の経緯は、まるで Apple の iPhone が売れたのでコア部品となる A4 CPU メーカーを買収した(メタファーが IT 業界)、という具合で良く理解出来る。原料となる品質の高いハムの供給が足りないと、いくらでも作るだけ売れる製品の販売が止まってしまうのだ。
しかし、その後日本中の駅でサンドイッチ弁当が出現し、差別化の為に大船軒は、今度は「鯵の押し寿司」弁当を開発する、という歴史の推移も興味深い。ひとつの製品の成功に寄りかかっていては他社が追随するので日々の研究開発が重要、という点も IT 業界と同じなのである。
旨い有名弁当の裏に、苦闘の歴史有り。各地の駅弁の歴史を知りたくなった。それにしても日本では、こういう廉価な製品も品質が高く、美味しい。政治も経済も不振の我が国だが(わずか5日間米国出張している間に首相が鳩山さんから菅さんに変わってしまったのには驚愕した。)、海外に住めない理由は、これに尽きる。
June 6, 2010 in Entertainment Cabin, Gourmet Cabin | Permalink | Comments (0)
May 03, 2010
東京スカイツリー写真散歩、錦糸町駅から北上するというアプローチ
山手線の西側に長年住んでいるが、東側、つまり東京下町方面の地理には滅法弱い。建設が進む新電波塔、東京スカイツリーの所在地も、漠然と「浅草の東の方」程度の認識でしか無い。最近は諸事情で遠出が難しい為、ゴールデンウィークも近距離移動を繰り返すのみ。「東京スカイツリーは一体何処にあるのか」を確かめるにはしかし、良い機会である。早速公式サイトで、所在地チェック。おや、地図で見ると、浅草経由で無くとも、両国や錦糸町からフォトウォークがてら散歩で行ける距離の様だ。中央・総武線人類の行動原理は「駅から徒歩で気軽に行ける範囲」が基本。これなら心理的に遠い感じも多少、埋められる。鞄に最近手に入れた(フルサイズ換算) 36mm 固定レンズの LEICA X1、25mm - 250mm 10倍ズームが便利な Sony Cyber-shot HX5V と iPad を放り込み、中央線お茶の水駅乗り換えで錦糸町へ。両国駅へ隅田川を渡る辺りで、白く巨大な東京スカイツリーが姿を現した。実物を目にするのは初めてで多少興奮しながら、錦糸町駅に降り立つ。駅からも遠くに、東京タワーの高さを超えたスカイツリーの勇姿が見える。錦糸町から両国方面に数本戻ったところには、少しずつ近づくスカイツリーの姿を眺めて写真撮影しながらアプローチ可能な南北に長い細道も発見。下町の裏路地風情と未来的なタワーの姿のコントラストが写欲をそそる。この道を北上しながら撮影した写真作例は、こちらの flickr アルバム御参照。大きめ写真は、スライドショーから御覧あれ。住宅や小規模店舗、倉庫等が雑然と並ぶ小道なので、おじちゃんたちが立ち話をしていたり、猫が一応車道でもある(しかし通る車は少ない)この道を渡ったりと、のどかな下町の光景が続く。家のまわりの花や植木も、お約束の様に置かれている。
東京スカイツリーがあと 100m ほど、という距離に近づくと、ツリーの圧倒的な存在感が強まるが、それでも小道の周囲は下町そのもの。タワー周辺のごく限られた地域以外は、東京下町風情で、建設が進んでもしばらくそれが変わる事は無さそうだ。一方で御近所在住の @tucan さんから寄せられた情報では、この小道が「新タワー通り(仮称)」として数年かけて整備される計画も有りとの事で、今後は様相も変わって来るのかもしれない。計画では、電線を地中へ埋め込み、歩道を整備して、タワー周辺を回遊し易くしようとしている。
浅草通りを渡り、北十間川に到達すると、そこが東京スカイツリーのほぼ真下。高さ358m まで建設が進んだタワーを下から見上げると、まだ半分ちょっとしか完成していないのに、圧巻である。白いタワーは、赤い東京タワーと違って上品な美しさを備えている。多少膨らみを持たせた設計は、新宿西口のコクーンタワーを想起させる。ゴールデンウィークの人出は確かに多いが、タワー北側の押上、業平橋駅からの人が中心なのか、錦糸町方面・南側からのアプローチは少なめだ。多少距離はあるものの、穴場コースと言えるだろう。5月末には第一展望台の工事が始まるとの事。次回はそれが完成した辺りで訪れてみるとしよう。
東京スカイツリー工事現場訪問の前には、公式サイトや Wikipedia でツリー関連知識を頭に入れると数倍タワー見学を楽しめる。施工担当の大林組、デザインの日建設計、LED 照明を行う事になった Panasonic (Panasonic サイトは、音楽、CG が美麗仕上がりなので是非チェックを)の関連サイトも、「これ豆知識な」的情報満載で興味深いので是非。
当方的B級グルメ豆知識、としては、錦糸町駅前でふらりと通りがかって見つけた昭和48年創業の老舗洋食店、「斉藤」。ビーフシチューが旨い店との事だが、デミグラソースのハンバーグも絶品。タマネギとマッシュルームがたっぷり載った「ハンバーグ・シャッスール」は涙モノです。錦糸町から昼出発の場合には、是非お立ち寄り下さい。そしてお土産は、文化二年創業船橋屋の名菓、くず餅。4〜5人分で1000円。450日かけ、地下天然水で発酵、精製した小麦使用で、食べごろは2日間のみ。冷蔵庫に入れてはいけません。亀戸天神名物ですが、錦糸町駅で購入出来ますよ。
May 3, 2010 in Bear's Diary, Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)
May 01, 2010
防水デジカメ Pentax Optio W90 の顕微鏡撮影モードレビュー
水深 6m で2時間迄撮影可能な強力な防水機能、1.2m の落下でも大丈夫な耐ショック機能とアウトドアに強そうな強靭な外装のボディが注目される Pentax の最新デジカメ Optio W90 だが、最大の付加価値は顕微鏡モードと同社が命名した、1cm の至近距離から10倍迄画像劣化の無い(そのかわり、本モードでは 2.1M の画素数になる)超マクロ撮影が可能な拡大撮影機能。レンズ前に3つの白色 LED が設定され、顕微鏡モードではこれが自動オンとなり、カメラの影で被写体が暗くなる事も無い。ゴールデンウィークで子供と出掛ける際には、この機能は重要。気になったものは花でも虫でも石でも、全て顕微鏡超拡大モードで撮ってしまえるので、予想外の発見をする事が出来るのだ。早速近所を歩きながらテスト撮影した作例はこちらの flickr アルバムを御参照。(大きめ写真のスライドショーは、こちらからどうぞ。)顕微鏡撮影を行う上での若干の注意点は、LED の強い光量。夜間や暗所ではこの強力さが武器なのだが、1cm の至近距離で日中撮影すると、強すぎて被写体が白飛びしてしまう事もある。顕微鏡モードでも、1-30cm までピントが合うので被写体から距離を置いて撮影すれば白飛びを防げるが、それではせっかくの超拡大撮影機能が体感出来ない。しかし残念ながら、顕微鏡モード稼働中は、LED ライトをオフにする事が出来ない。
解決方法としては、露出補正機能の利用。室内ならマイナス1段、明るい屋外ならマイナス2段程度まで、撮影画面の様子を見ながら露出を補正すると、適正露出な顕微鏡写真が撮れる様になる。
しかし、顕微鏡撮影で露出補正を多用する場合、もうひとつ設定変更をしておいた方が良い。W90 の通常メニュー画面から露出補正項目を選び出すには、やや操作が煩雑。ショートカットするには、予め機能設定できる背面下部のグリーンボタンの機能割り当てを、「Fn設定」にしておけば良い。すると、グリーンボタン→上向き方向キー、この操作だけですぐに露出補正機能を呼び出せる。露出補正以外でも、画質、記録画素数、ホワイトバランスの設定機能をグリーンボタンからすぐ呼び出せるので、このボタンの機能割り当て事前設定は必須であろう。
他のレビューでも指摘されているが、W90 のスリムな電池は、電池消費はやや早めだ。すぐにバッテリーインジケーターが減って行く。当方が購入した F 店では予備バッテリーが無料サービスで販売されていたが、予備バッテリーの購入も必要なカメラである。
カメラ全般の印象としては、スイッチオンから立ち上がりもキビキビしていて、全天候型スナップカメラとしての便利さは買い、である。Pentax が得意とするインターバル撮影機能も充実、10秒〜99分の範囲で設定出来る。天候変化を気にせずベランダの植物の開花の様子を撮影したり、バイクや自転車に固定して移動中自動撮影をしたりと、応用範囲が広い。顕微鏡モード+インターバル撮影も可能なので、これ迄は撮影に根気が必要だった、アゲハ蝶の孵化の過程等も、三脚に固定すれば撮影可能となるはずだ。
耐寒性能も、これをスイス旅行に持って行った同僚が、マッターホルンの近くで利用しても結露しなかった、と言っていたので、実用的に使えそうである。
単なる防水性や耐ショック機能だけでなく、アウトドアで利用した際の実際の使い勝手やクリエィティビティーの翼を広げる様な設計がなされた万能コンデジである。GW の旅のお伴に、良いと思います!
May 1, 2010 in Digicame Cabin, Entertainment Cabin | Permalink | Comments (0)









