Venture Now の記事「記事見出しに著作権はない。コンテンツ業界を震撼させた判決の波紋 」に注目。CNET Japan 社長の御手洗さんのコメントも、取り上げられている。
Web 上の記事にリンクを張る事が多い Weblogger にとっても、この裁判の行方は気になるところ。読売新聞社は徹底抗戦の構えで、今後の判決の行方を注視する必要があるだろう。
個人的には、短い記事タイトルであっても記者の独創性が活かされている事が多いと思うので、一定の著作権を認めてあげても良いのでは、とも思うのだが、本件から派生して、Publisher/Portal 毎に Weblog への記事見出し引用ルールが千差万別に異なるものになってしまったりすると、それを全ての Weblogger がチェックするのは難しいし、現実的にはかなり困った事態になってしまうのでは、と心配してしまう。
Publisher/Portal にとって不利益になる様な事態が生じなければ、ある限度内の自由な記事見出しの引用は認め、一方で著作権も一定範囲で保護する、そういうバランスの取れた最終判決になって欲しいものです。
個人の Weblog は基本的に商用目的のサイトではないのだからあまり本裁判の結果は関係無いのでは、と思う所もある一方、今後Google の広告表示等で個人 Weblog でもある一定の収益が上がる状況にもなるので、Weblogger としても推移を良く見て置くべき問題なのでは、と思います。