米国市場では来年春、3月発売予定の Sony PSP。その頃 Manhattan の J&R や Bay Area の Fry's あたりでは先週末の新宿ヨドバシカメラ、ビックカメラと同様の大行列が出来るのかもしれない、と想像する訳ですが、気の早い米国ゲーム・フリーク向けに日本版 PSP ハードウェアの輸入販売がネットで開始されていた、という記事が eGadget blog の Engadget に。そのタイトルもずばり、"Sony PlayStation Portable Price Watch"。ありゃ、US$ 500 以上 (!!!) で販売されているでは無いですか。うーん、勢いで2台購入した我家の PSP。まだ未開封の1台は、米国に個人輸出でもするかな~。(でも親子対戦が出来なくなって息子が怒るだろうから止めよう。クリスマスまで何故かあと1台は開けられない。(笑))
それにしても、日本語表示の日本版 PSP ハードウェア、米国在住の人が買っても今後、ゲーム・ソフトのリージョン・コード問題等で困ったりするのではないかな~、と勝手に心配していたら、SCEI 社茶谷 CTO のインタビュー記事で、タイムリーにその点言及されていました。
IT Media News : SCEI茶谷CTO、PSPを語る
――リージョンコードはあるのか?
茶谷氏 技術的にあるかどうかと言えば、一定のリージョンコード機構は実装してある。しかし、ゲームに関しては実装する予定はない。
なるほど、映画にはリージョンコードをつけても、ゲーム・ソフトにはつけない方針、と。メモメモ。ということは、日本の我々も、今後登場する米国版 PSP ゲーム・ソフトを、日本版 PSP ハードウェアでもそのまま楽しめる、という事になるのでしょうか。近い将来、要テスト項目ですな。でも、出来ればハリウッド映画の UMD コンテンツも、リージョンコード無しで販売してくれると良いなぁ。日本語字幕や音声無しでも良いので....。
話題は PSP からはそれますが、米国から輸入される映像コンテンツの DVD 価格、どうして日本のリージョンコードになると、こんなに高値にされてしまうのでしょうね。先日 I 社の S さんから聞いた情報では、日本では割引でも2万円以上する 24 Season III の DVD セット価格が、米国では50ドルを切っているというではないですか!あ、確かに某米国ショッピングサイトをチェックすると確かにその値段。約4倍の値付けというのは、ネットで価格情報も瞬時に伝わるグローバルな時代に、ちょっと間違っている気がするなあ....(独り言)
PSP バリューパック