SANYO Xacti DMX-CA6 を利用開始し2週間。この小型 MPEG4 カメラを使って気に入ったのは2点。1点目はビデオカメラを携帯しているぞ、という気負いが全く必要無いところ。軽く小さいので、鞄に入れて持っている事すら忘れてしまう。2点目は録画開始までの手軽さ。液晶画面を開くだけで電源オンとなり、すぐに録画をスタート出来る。電源スイッチも別にあるのだが、それを使う事は殆ど無く、ひたすら液晶を開け閉めするだけのオン・オフ。撮影後は Mac で動画編集をするも良し、そのまま YouTube 等ビデオ・アーカイブサイトにアップロードしてしまうも良し。ブログ・ビデオ・ライフを充実させてくれるガジェットとの確信が、YouTube と組み合わせての2週間の利用で強まりました。先週は早速、BlogTV リハのスタジオで、出演を待つ mediologic のタカヒロ氏の姿を MPEG4 撮影。(同氏の本番放送の様子はこちらの YouTube ビデオにて。)
気に入って使っている Xacti ですが、勿論全て良い点ばかりでは無く、利用していて気になる部分も少々。まずはズームボタンの固さと小ささ。筐体を小さくし、かつ生活防水対応設計を図ったが故の結果なのでしょうが、ともかくズームボタンは使いにくい。まったく使えないということではないが、全体のまとまりが良い本機の中で、このボタンの使いにくさだけはちょっと残念です。
もう1点は、防水機能があくまで「生活用防水」である為、本体を水洗いしたり、水中撮影に利用したりする事は推奨されていない事。レンズ前の部分等多少洗う位は大丈夫かな、というタフネスさも感じますが、まだ水をかける勇気はありません。防水ビデオが売りなら、多少値段が高くなっても、対衝撃性や完全防水性といった所まで追求した製品に仕上がると面白いのにな、と感じました。これ以上の機能は G-Shock のカシオに期待でしょうか。液晶画面を縦軸で回転したりする事が出来ないのは Sanyo Xacti の他機種と比較し劣る部分ですが、これはまあよしとしましょう。
Xacti DMX-CA6 + YouTube の組み合わせで撮影・アップロードしたファイルを上記の様にブログに取り込む手順は非常に簡単。Browser を使って YouTube に当該 MPEG4 ファイルをアップロードした後で、YouTube 上で自動生成された Embed HTML を、TypePad Post 画面で Edit HTML 側にペーストするだけ。(Compose Post 側に YouTube 画面が Entry 編集中は表示されませんが、Preview 画面で貼り込まれた様子を確認出来ます。)
その後サイドバーの一部が隠れ無い様に、サイズを 320 x 240 に調整して完成。YouTube 等のビデオ・アーカイブは、面白いビデオを探して見るという使い方も良いですが、こうして自作ビデオを Upload すると楽しさ倍増、ですね。今後も続けてみるとしましょう。