iPod 用に使っていた JBL スピーカーを居間での気軽オーディオ用として移動させてしまったので、SOHO 仕事場で iPod & MacBook 用に使う小型スピーカーが無くなってしまった。どうせならコストパフォーマンスが良く邪魔にならないサイズを探そうと、スピーカーの現物を試聴可能な量販店回りを始めて約1ヶ月程が経過。なかなかコレというのが見つからない。BOSE の Micro Music Monitor (M3) がこの分野の製品では一番良い事は BOSE 直営店で試聴(ちなみにこの製品は量販店で販売して居らず、直営店かオンラインショップで購入する必要あり。)してわかっているのだが、デジカメで散財しているので小型スピーカーに5万円もかける訳にはいかない。そして偶然見つけたのが、今年6月から発売されている、Creative 社製の GigaWorks T20 というデスクトップ・スピーカー。さすがに重低音では BOSE に負けるが、高音の伸びや、アコースティック系の再生はかなりの臨場感。繰り返し店頭で JAZZ を聞いて、購入決定。
重低音が BOSE に劣ると言っても、1万円ちょっとの価格のスピーカーとしてはかなりのもの。大きなサブウーファ等の設置スペースは必要無く、スピーカー本体上部の穴から低音が出て 来る。スタジオモニター・クオリティと自ら宣伝する高音の再生はかなり良い。右側のスピーカー前面に独立した高音・低音コントロールつまみがあり、これで好み のレベルに微調整可能。その横の音量調整ボタンは、電源スイッチを兼ねて居る。目がくらむ程強い、電源オンを示すブルー LED 光はデスクトップでやや気になる時もあるが、邪魔な場合には前に何か置いて隠してしまうのが良いかもしれない。細かい点では、iPod をつなげる入力端子も右スピーカー前面にあり、PC 用スピーカーと共用する場合には便利。ちなみに当方の経験では、ITunes の楽曲を Mac mini や MacBook の出力端子でスピーカー出力するよりも、iPod のクレードルから iPod 本体で直接出力する方が良い音で聴ける場合が多い。家では PC / Mac からの直接再生でどうも音がイマイチ....と感じている方はお試しを。1万円ちょっとで小さな幸せに浸れる、外観もクールなスピーカーで、満足出来まし た。