晴れ間が見えた土曜の昼、Nikon D40 の作例写真を撮る為に、自転車散歩と洒落込む。行き先を定めずに出発、とりあえずは早稲田通りを高田馬場方向へ。撮影前にまず腹ごしらえ、という事で、以前から気になっていた、馬場口(早稲田通り x 明治通りの交差点)近くの「渡なべ」へ。スープは化学調味料を使用していないとの事だが、濃厚で美味しい。以前小滝橋通りで食べた「もちもちの木」のスープに似ているが、後味が自然でしつこくない。圧巻はメンマの厚さと柔らかさ。こんなに旨いメンマは、食べた事が無い。チャーシューの食感も絶品。上品なラーメンに満足し、再び自転車で、明治通りを池袋方面に北上。ビックカメラの本部前、学習院下で、イチョウの木と都電荒川線をまず被写体に。その後千登世橋をくぐって、右手を見ると寺社の杜が見え、それは雑司ヶ谷の鬼子母神である事を知る。秋のやわらかな日差しと紅葉のコントラストが美しく、境内で再びシャッターを切る。そして最後は、池袋の裏町風情をファインダー越しに覗いて撮影小旅行は終了。という事で数時間で完成した Nikon D40 作例写真は、こちらの flickr アルバムにて、どうぞ。
Nikon D40 を本格的に利用開始して、その使い心地の良さを再確認。小さく、軽いので取り回しが良いのは勿論だが、ボタン類がシンプルなので、操作感も快適でわかり易い。18-55mm の標準ズームは、f3.5 からなのでもう少し明るさが欲しいところだが、手振れ防止機構が特に装備されていない D40 でも、それほど手振れに悩まされる局面も無かった。
シャッター音が心地良いのでついついメモリーカード容量を消費してしまう。ファインダーも明るく、作画に集中出来た。作例写真を見て頂くと良くわかるが、紅葉する木々の赤色・黄色はかなり鮮やかに再現されている。Nikon の映像エンジンも、なかなか良く出来ている様だ。ISO 感度設定が下は 200 から、ということで、もう少し下の ISO 80 - 100 位から始まると良い気もするが、手振れ防止機構が無いエントリー機の本機らしい割り切り、という事なのだろう。
Nikon D40 のおかげで、何気ない東京都心の風景を、楽しく切り取る事が出来た土曜の午後となりました。晴れたらまた明日も撮影旅行に出掛けたいですねぇ。