昨日はガンダム・スピーカーにつないでお試しモードだった任天堂 DS ギター M-06 (エムロク)を更に弾いてみた。真面目に使い始めると、色々カスタマイズしたくなる。
まずはピックアップのカスタマイズから。もともとやや尖った三角形のストラップ型スタイラスを利用していたが、演奏を始めると指先についつい力が入ってしまう DS ギターには、本当のギター・ピックアップに近い形状が良さそうだと気付く。しかし、本格ピックアップはスタイラスに使うには固くて尖り過ぎている。そこで以前使っていた、ハート型のストラップ・スタイラスを試しに使ってみると、これが非常にしっくり来る。かつて、PDA 専用に指先に装着する、米国製指差し型スタイラスという変わり種商品があったが、もしかするとそれが一番、具合が良いかもしれない。
液晶画面も、力が入る事で普通のゲームより傷が付き易くなりそうだ。画面カバー用の透明プロテクター・シールがあった方が安心と思われる。
スピーカーも、よりアコースティックな音を追求するには、オマケのガンダム・スピーカーでは無く、iPod 用の、より音の再現性が高いものが望ましい。当方が先日購入した Creative のスピーカー GigaWorks T20 は、アコースティック・サウンドが気持ち良く出るのでこちらに接続する事に。これに、Bluetooth で DS のスピーカー端子と T20 側の端子を接続出来るキット等あればカンペキなのだが、それは持ち合わせていないので今後の課題。やはりワイヤレスで気軽に、自由に演奏出来る事が DS ギターらしさにつながるので、Bluetooth はいずれ購入するとしよう。
さて、早速この環境で演奏にトライ。課題曲は、本体 側にセットされている、オフ・コースの「さよなら」。弦の弾き方は、デフォルト設定を逆にして、手前から向こう側にスタイラスを動かすと弦を弾き降ろす、 というモードに。(この方が、本当のギターの指先の動かし方に近くなるので。)
実際に演奏を始めると、利き腕が右手の当方は右手でスタイ ラスを操り、左手の十字キーでギターコードの設定をする事になる。4方向キーなので、斜め方向の部分に設定したコードがやや弾きづらい。また、L ボタンと同時押しで弾くコードもちょっと慣れが必要。斜めキー+L ボタンの同時押しのコードは、従って一番大変になる。多少の練習を積まないといけない。でもこれが面白さにもつながっている。NintendoDS ギターといえども、習熟が必要だ。しかし、本当のギターのコードを覚える苦労に比べると確かにずっとラク。ギター・コードの複雑な指遣いに挫折した向きに は、かなり楽しめる。本体だけで音量がもう少し出ると文句無しだが、DS 故そこまでは無理だろう。
しかし不思議なもので、DS ギターをしばらく弾いていると、本当のギターにまた挑戦したくなる。高校生〜大学生で弾いていた頃には複雑なコードを覚える手前でやめてしまったが、ふつふつとまた、挑戦意欲が湧いて来るのは何故だろう。
ア コースティク・ギターをより簡単に弾ける、光る電子ギターというのも、ヤマハから発売されている様だ。(型番 EZ-AG、Easy な Acoustic Guitar、という事でしょうね。)昨年秋発売された時に野口五郎が試し弾きをしている記事も IT Media +D LifeStyle にあるので、こちらも御参照。
将来はこういうギターに Upgade するとして、まずは DS ギターを弾きこなさないと。クリスマスソングでも歌うかな、と、カゲレン中。