さて、店頭申し込みによる、ソフトバンク・ホワイトプランが解禁となった。昨年10月にフルキーボード・スマートフォンの X01HT を導入したばかりなので、今回は機種変更ではなく、新規契約で端末を増やす方向とした。知り合いにソフトバンク (Vodafone) ユーザーが多く、音声通信よりはメールや Web などのデータ通信利用がずっと多い当方には、音声部分の月額固定基本料金が980円のホワイトプランは使い勝手が良い。新規端末となる Nokia 製の 705NK は、同プランとメールの基本サービスのみ、で契約。夜10時過ぎ、会社帰りの深夜でも携帯電話申し込みが可能なのだから、便利になったものだ。そしてこの Nokia 705NK、久しぶりにモブログ・ゴコロをくすぐる端末だ。撮影した画像を flickr や VOX にアップロードする操作フローも、わかり易くなっている。
レンズは Carl Zeiss の Tessar f2.8 が携帯電話にもかかわらず装備されている。カメラ操作も短時間ながら試してみたところ、Casio Exlim EX-S770 の様に主要な撮影用設定が液晶画面右側に表示され、露出補正やホワイトバランス等が4方向キーで設定出来るのは直感的で具合が良い。背面のレンズカバーを スライド・オープンして撮影可能となるまでに約3秒かかるのは最新のデジカメと比較するとやや長めで、ブレ防止の為かシャッターを押してから実際に切れる までのタイムラグも最初は気になるが、気軽なスナップ用と思えば許せる範囲内。
以前愛用していた 702NK II と比較し、CPU 速度も上がって非常にきびきびとした操作感。メニュー展開が速く、待たされる時間が殆ど無い。3Dサラウンド機能による着信音再生もギミックとしては面白 く、3D効果を色々試して楽しむ事が出来る。702NK II と比較し横幅もずっとスリムになり、携帯し易くなった。これ以上小さくなると液晶や数字キーも使いづらくなるので、ミニマムな最適サイズと感じられた。
自 宅では、ブログ記事を Technorati 検索で色々参照しつつ(おっと、本日現在は Technorati ランキングで、705NK が最も人気のあるキーワードになっている。)、.mactomster の N73 用 iSync Plugin をダウンロードし、MacBook にインストール。インストラクションに従い必要ファイルを Mac のライブラリ・フォルダにコピーするだけで、Bluetooth 経由、iSync で Mac ともデータ・シンクが可能となった。さて明日以降は、Carl Zeiss レンズの実力を、更に試してみるとしよう。