標準レンズ、プラス・アルファの Nikkor 45mm f2.8、広角の Pentax DA 21mm f3.2 と使い続けて来た「エモーショナル」な魅力溢れるパンケーキ・レンズの総仕上げとして、フジヤカメラ新品祭りで特価販売していた Pentax DA70mm (35mm カメラ換算 105mm 相当)中望遠・単焦点レンズを購入。新品祭りは混雑する午前では無く午後遅く行ったのだが、特価リストの商品は結構在庫豊富で、無事入手。福袋3万円の当たりポイントで、出費も最小限で済んだのは有り難い。これまで使ったパンケーキの中では最も明るい、f2.4。本レンズは明るいだけでなく、描写が精緻で、カチッとしている印象。夕刻の難しい光の条件で撮影したスナップは、flickr の K10D アルバムに追加。
Pentax DA Limited パンケーキ・レンズ3兄弟の長兄とも言える本レンズ、写真で見るとパンケーキらしからぬ長さだが、実は半分程は 49mm 径プロテクターと専用フードの長さ。中望遠レンズなので、フードも伸縮式ながら長いものになっている。Nikkor 45mm 同様、プロテクターの上にフードがネジ込み装着なので、外れにくい構造になっているのは Good。このレンズの明るさは、薄日の曇天となった午後のフジヤカメラ店頭のこの写真から感じ取る事が出来るだろう。細部までしっかり写し込む描写力は、JR 線路沿いの壁画の熊の絵で良くわかる。画面左下の、壁画作者「JOSHIBI」の文字も、flickr で最大に拡大するとしっかり読める。最大サイズに拡大しても、細部の描写が崩れず、はっきりしている所が当方好みだ。単焦点・中望遠レンズここに有り、と いう描写力だ。中望遠らしさを発揮出来るポートレート撮影にも、そのうちチャレンジするとしよう。マクロ機能は無いが、Kenko のマクロ・レンズ等を装着して綺麗な作画をしている方も多い様なので、これも次の課題。
今日は30分ほど使ってみただけの DA 70mm だが、かなりポテンシャルの高いレンズである事は実感出来た。2007年、良い初物買いとなりました。