Olympus E-410 に複数レンズを組み合わせて使い始めた。望遠 Zoom の Zuiko Digital 40-150mm F4-5.6 も ED レンズでシャープな写り。E-410 のスポーツ写真モードとの相性が良く、運動会では重宝した。(作例は、こちらの flickr アルバムに。)しかし、このところ最も利用頻度が高まっているのは Leica D Summilux 25mm f1.4。光芒の輪郭が紫がかってしまう事や、四隅がやや暗めに写る事もあり、また開放 f1.4 でのオートフォーカスによるピント合わせはたまに外す事もあって、決して万能レンズでは無いのだが、妙に惹かれるのは時々意外な程鮮やかな発色、美しいボケ味を見せてくれるから。
ファインダーで見ている実像よりもデジタルに焼き付けた絵が美しい事もあり、その意外性を楽しむ事が出来るのだ。ありのままをカチッと描写するのでは無く、計算出来ない様なピントのグラデーションというか、ゆらぎを表現出来る事があり、これがなかなか楽しい。Olympus E-410 には Pentax K10 の様な光学手振れ補正が無い事もあって、夜間撮影ではたまにぶれる事もあるが、f1.4 の明るさで、フラッシュ無しで夜の街を写真散歩する事も可能になる。作例は、こちらの flickr アルバムでどうぞ。