Google の Tシャツを Joi が着ている!というのが本エントリーの主旨ではなくて、お伝えしたかったのは Panasonic Leica D Summilux 25mm f1.4 レンズで撮影するポートレイト写真の面白さ。本日同僚の E 氏に、 Olympus E-410 に装着した Summilux を見せたところ、「これはレンズにカメラがついている、という感じですね」とのスルドイ指摘があったが、まさに言い得て妙。最近は、Summilux を使う為に E-410 を装着する、と、レンズ側が完全に主役となっている。色々なシーンで試写してみているのだが、今日の課題はポートレイト。Joi が最近 Leica M8 での白黒ポートレイト写真撮影を続けているが、こちらは本家 Leica 製の Summilux 50mm f1.4 レンズと M8 (Leica 製デジタルカメラ)を利用。当方が Olympus のデジタル一眼レフ E-410 で愛用しているのは Panasonic 製のフォーサーズ・プラットフォーム向け Leica 技術ライセンスの Sumilux 25mm f1.4 レンズなのだが、こちらの写りもなかなかのもの。カラー、白黒それぞれの作例は、当方のflickr アルバムでどうぞ。
アルバム中の白黒ポートレイト写真は、Joi が行っている様に非圧縮の RAW ファイルで撮影して Mac 上で RAW 対応ソフトの Apple Aperture を利用して現像、というステップを踏んでいる訳では無く、JPEG ファイルで撮影、それを E-410 内で白黒変換、更に iPhoto のエフェクトの「色を強める」でコントラストを高めただけの、簡易白黒写真。シンプルな加工でも、Summilux レンズを通した後の画像加工はそれなりに仕上がってしまうから面白い。
何気ない日常の姿を、撮影者も意図していなかった程鮮やかに、印象的に切り取ってしまえるレンズ、それが Summilux なのかもしれません。直球勝負のポートレイト撮影では、その持ち味が存分に発揮される様です。