11月22日発売予定のリコー GR DIGITAL II。前モデルとなる GR DIGITAL を持っていた事もあり(ちなみに、レンズが II と同じ初代の作例はこちらの flickr Album御参照)、まあマイナーチェンジでしょ、程度に思っていたのだが、デジカメウォッチの記事を詳細に読んで、前機種から高められた各機能の完成度に震えが走った。デジカメ買い替え頻度が人一倍高い当方だが、よほどの事が無いと新機種の事前予約には走らない。まずは店頭で実機を試しに使ってみてから購入、を基本としているからだ。しかし、GR DIGITAL II は、事前予約をしてでも初日から使ってみたい魅力に溢れている。この週末の間に予約しなくては。(後記:購入しました。詳細はこちらのエントリーにて。)
前モデルオーナーから見て魅力的な部分は多くあるが、一番興味惹かれるのは電子水準器の存在。広角レンズ撮影で気になる撮影画像の水平把握を、電子的に行えるという。横位置でも、縦位置でもそれが使えるのは魅力。本水準器の操作レポートは、RICOH の社員自ら、GR Blog で説明しているので御参照。光と音の両方で水平になった事を教えてくれるというのは面白い。
そして 1:1 アスペクト比の撮影モード。GR DIGITAL 以降に発売された Caplio GX100 で採用された縦横比が本機でも採用。Weblog 写真に良さそうだ。
手動ポップアップ機能がフラッシュに採用されたのも良い。デジタル一眼レフでは当たり前の機能だが、コンパクトカメラは自動発光のものが多い為、フラッシュ撮影禁止の場所で心配になるが、これなら大丈夫。
ア クセサリーでも、GR DIGITAL では大きすぎて不格好だった外部ファインダー GV-1 が、28mm 画角のみ対応のミニファインダー GV-2 となり、更に GV-2 を装着したままで収納可能な専用ケース GC-2 も用意された。GR DIGITALを利用していてこうなれば良いのに、と思っていた部分がほぼ改良、追加されている事に、Ricoh 技術陣の研究熱心さを実感出来る。
コンパクトデジカメでも、デジタル一眼レフでも、ズームレンズの便利さに慣れて忘れかけていた単焦点広角28mmレンズによるスナップ撮影の魅力と隅々までシャープな画像の美しさを、GR DIGITAL II は再び思い出させてくれそうだ。当方は、予約する事とします。更に詳細なインプレッションは、GR Blog の社員奮闘記でどうぞ。