1月3日、午前5時半起床。布団から出るとあまりの寒さで一瞬やめようかと思ったが、フジヤカメラの福袋争奪戦に参加しない事には、新年が始まらない。今年は久しぶりに長男も参戦するというので、二人で簡易折り畳み椅子2脚を抱えて中野駅前のフジヤカメラへ。午前6時35分に到着、今年は余裕かと思いきや、なんと最後尾がフジヤカメラ本店付近1ブロックを一周して、店の前に戻っている!例年だと、スーパーの前あたりまで列が来ていると整理券300番を超えてしまうのだ。これはまずい、とあわてて列に入る、果たして無事に入手出来るのだろうか。
午前7時から整理券の配布が始まると、それまで1列だった待ち列が2列に増やされ、長さが縮まって行く。二人でもらった整理券番号は 233 / 234 番。300 番まではまだ余裕で、ほっと一息。さて、これからが2時間の長い道のりだ。列が落ち着いたところで折り畳み椅子を取り出して座り込む。ここからはもう毎 年の事で慣れたもの。息子は携帯ゲーム攻略に励み、父はワンセグテレビで箱根駅伝の復路スタート観戦。しかし、1時間過ぎたあたりから、冷気が襲い始め る。携帯カイロは持っているのだが、ひとつでは効果も薄い。晴れているので甘く見て普通のジーンズをはいて来た為、長男も自分も下半身が凍った状態に。足 を手でさすって暖を取りつつ、開店を待つ。
さあそろそろか、と椅子を畳んだ直後、フジヤカメラの店員さんが「8時45分に開店します!整 理券とお金の御用意を!」と叫びながらやって来た。いよいよ決戦の時。ラストスパートへ向けて、ダウンジャケットの男率95%の列がゆっくりと動き出し た。そして8時55分頃、無事フジヤカメラ店内へ。あまり考えても仕方が無いので、直感で袋を選び、1万円札を手に足早にレジへ。
福袋を長男と2つ買っ て、新年の戦いは終了。さてこれから戦果の確認である。はてさて、その中身は....開けてみると、なんとデジカメらしきものが包まれた白いスチロール製 の包装がっ。今年のフジヤカメラは太っ腹か!!!、と思ったのも一瞬。Optio と Caplio の筐体は確かに入っていたのだが、それは影武者、店頭展示用の外身だけホンモノのモックアップだった。一体これを何に使えば良いのかっ。(苦笑)
しかし、すぐに気を取り直し、肝心のフジヤカメラ商品券の袋へ。まだかじかんだ手で開けてみると....今年は両方とも福袋料金と同じ1万円の商品券のみ。さすがに昨年の3万円中当たりは2年連続は無理。ましてや10万円の大当たり(tengusama が当てられた様です!)は遠き道のりなのであった。
さ て、例年通り、福袋の中身を flickr 公開。袋1の中身はこちら、袋2はこちらでどうぞ。Nikon ようかんはいつも通り入っていて一安心。今年の目玉は、Sony α 700 キャンペーン用の、本革製メモリーメディアケース、でしょうか。名刺入れにも使えそうでナイス。今年は Sony が一番太っ腹だったかもしれません。
それでは、そろそろ新品セールへ出掛けるとしますか....と出掛けると、あまりの混雑に行列を断念。2時間半並んだあとで、購入に1時間並ぶのは、いくら値段が安いと言っても...。
毎年楽しみにしているフジヤカメラの福袋初売なのですが、ここ数年の経験で、以下の改善をフジヤカメラさんに望みたいところ。
(1)整理券を配布してしまえば、あとは寒い所でお客さんを待たせる必要も無いはずなので、20分前迄に整理券順に再集合させるというのはいかがでしょう。
(2)新品セール、1月3日だけでなく、数日続けてもいいのでは?寒空で2時間以上並んだ後でまた待ち列に並ぶのは、ちょっとしんどいかも。