EeePC 利用二日目。Windows Update をかけると、SSD で使える残りのスペースが数百 MB まで減ってしまった。さすがにこれでは使いにくいとネットに情報を求めた結果、以下の記事が EeePC の Windows XP をスリム化させる上で最も詳細で、かつ深い技術知識が無くても出来る様に丁寧に記述されている。まずはこの記事に従って XP のスリム化にとりかかる事に。(尚、以下は Windows の標準利用からは外れるので、実施される方はあくまで「自己責任」でお願いします。)
参考記事:4Gamer.net 「Eee PC発売記念(?) この小さいマシンでゲームを動かしてみよう——その1:Windows XPを頑張って小さくしてみる」
当方は、ドライバファイルを外部 SD にコピーする事はせず、Adobe Acrobat も必要なので残したが、後はほぼこの通りに実施した。
更に、同じ記事の続編で、起動の高速化等を実現する方法も説明されている。
参考記事:4Gamer.net 「Eee PC発売記念(?) この小さいマシンでゲームを動かしてみよう——その2:Windows XPを頑張って軽快にしてみる」
レジストリをいじるのは多少ためらいもあったのでパス、最初のみてくれの調整の部分と、起動オプションの変更のみを実施する。
以 上の結果、SSD は再び 1.5GB の容量を確保。特筆すべきは、スリープからの復帰速度が調整前より若干スピードアップされたこと。もともと SSD で起動速度が高速な EeePC は、ノーマル状態でもスリープへの入り、復帰に要する時間は7秒弱程度だったのだが、調整後はスリープ入りは4秒弱、スリープからの復帰は6秒弱になった。外出 先などで電池を持たせるには、利用していない時に液晶点灯をさせない事も重要なのでこのサクサク度合いは非常に嬉しい。
スイッチオフからの起動時間39秒は、起動調整してもそれほど大きくは改善されなかったが、30秒台で Windows PC が立ち上がる、という事自体かなり高速なので、これは良しとしよう。
最 後に、標準で 512MB のメモリを 1GB にアップ。本体購入時、同時にメモリを購入しようとも思ったのだが、もしやと思い家に戻って確かめると、iBook で以前利用していて売却時に抜き出したメモリ Buffalo A2/N667 が、PC2-5300 200pin SO.DIMM でEeePC 用メモリと同じ規格。Buffalo のサイトで対応表を見ると EeePC 用としては推奨されていないが、これも自己責任にて差し込むと、問題無く動作した。これでメインメモリも増強され、Web ブラウジングが快適に。(これから新たに買う方は、Buffalo の場合推奨型番は D2/N667 なので、その 1GB や 2GB のメモリを買うと良いはず。)
使うほどにそのサクサクとした動作と軽さ、筐体のしっかりした作りが嬉しい EeePC。5万円の Mobile PC でここまで楽しめるとも期待していなかったので、意表を突かれた様な不思議な満足感。
普段持ち歩き用に2月初旬購入を考えていた MacBook Air もとりあえず予約を一旦キャンセル、実物を見てから購入を考える作戦に変更。EeePC でしばらくは、モバイル・ライフを楽しむとしましょう。