1軍コンデジとしてもはや不動のポジションを得ている GR Digital II。28mm 単焦点レンズ故の美しい描写力で日常のスナップカメラとして手放せない。先日 ARTISAN & ARTIST の速写ケースを入手し、首掛けストラップスタイルにしてから、ここのところ出番が減っていたコンバージョンレンズも再活用し始めた。40mm 相当の標準画角になる GT-1 を使い倒し、最近は 21mm 超広角画角を楽しめる GW-1 を装着し街に出る事が多くなった。アナログ・コンデジ史上に残る名機 GR21 や、ライカマウント対応 GR 21mm レンズを発売したリコーが創り出すデジタル世代の 21mm 画角は、コンバージョンレンズとはいえ深みがある。作例は、こちらの flickr アルバムを御参照。(スライドショーは、こちらから。)
前モデルとなる GR Digital で GW-1 を使っていた時には、21mm 画角対応の外部ファインダー GV-1 を利用していたが、手放してしまったので GR Digital II ではもっぱら背面液晶利用にて撮影している。直射日光では確認がつらい時もあるが、視野率 100% となる液晶ファインダーでの撮影は、慣れれば問題無い。
GW-1 を GH-1 アダプター経由で接続し、ネックストラップでつり下げると、外観がまるで超小型のレンジファインダーカメラの様になる。将来的には、本当にこのサイズで使 えるレンズ交換式デジカメの登場を待ちたいが、それまでは GR DIGITAL II に GW-1 や GT-1 を装着してしのぐとしよう。GR DIGITAL II 単体での 28mm 焦点距離を使い慣れて、変化を楽しみたい方におすすめ、です。