海外製 Android 機器に詳しい同僚の T さんから、腕時計サイズのブルートゥースビューワ、Sony Ericsson LiveView を紹介されたので、早速導入、IDEOS とペアリングして動作出来る様に設定を行った。何しろ海外モノなので、付属する AC アダプターが日本使えない三つ又タイプのだったり、と多少不具合もある。しかし、Sony Ericsson の Firmware Updater は日本語対応で、Mac でなく Windows PC からのアップデートしかできないというソニーらしい欠点はあるものの、最新版ファームにアップデートすると、どうやら使える様になって来た。
IDEOS 側では、Androidマーケットから、Live View アプリケーションをダウンロードし、ファームアップしたばかりの LiveView とペアリングを行うと、各種設定が可能となる。本来は Sony Ericsson Xperia との連携に最適化されている為、そのままでは使いにくい部分もあるが、Android Market から LiveView 対応のプラグインソフトウェアをダウンロードすると、天気予報や Gmail 等との連携も可能になる。
全く外部プラグインを導入しない状態でも、Android携帯の LiveView アプリから設定を行えば、Twitter, Facebook, ブログやニュースサイトの RSS の取得も可能である。
画面は小さいが、コントラストがはっきりした液晶で文字は読み易く、二つの物理ボタンと、液晶画面の4つの縁を利用したタッチ型方向キーの組み合わせで直感的な操作が可能になっている。電池持ちは1日という感じでは無いのが残念だが、普通の MicroUSB で充電出来るので、デスク上や移動時のこまめな充電を行えば使い続ける事は出来そうだ。
腕時計用のカバーとベルトも付属しているので、腕につけて利用する事も可能だが、モレスキンのノートのゴムバンド等にクリップで挟んで使う、というのも粋な使い方かもしれない。
携帯側からデータを転送するだけでなく、双方向の仕組みになっていて、各種アプリケーションで LiveView 側からAndroid携帯をリモートコントロール可能、というのも本製品のユニークな部分である。LiveView 側から携帯を鳴らして置いた場所を探り当てる機能、オーディオリモコン機能、Web Content 閲覧時に該当 URL を LiveView 側からの操作でAndroid携帯のブラウザから立ち上げる機能などなど。
時計型の小型ガジェットは、冷静になってみると本当に使える機能が限られ、いつしか携行しなくなる傾向が強い。しかし本製品はアプリケーションの入れ替えで機能が進化し続ける為、用途も無限に広がりを見せる。なぜ日本で発売されていないのか、不思議な位。日本人プログラマーによるアプリ開発も進んでいるので、Android携帯で最近の OS にアップデートしたものをお使いの方は、お試しを。
Posted from iPad2 via dPad by drikin.