ビジネスの現場では、NEC LifeTouch Note の様に、しっかりと打てるキーボードを備えた端末が使い易い。当方の用途は、主として会議メモテキスト入力、そして Twitter エントリ等、限られたタスクで本機を活用している。Android Market から多くの有用なソフトを無料で導入出来るので、利用環境の初期設定にはあまり追加費用がかからない点も素晴らしい。携帯電話で iPhone を利用していると、細かい設定が iPhone 程直観的で無いので多少戸惑いもあるが、かつて Windows Mobile を使いこなしていた方なら問題無いだろう。ましてや、スマートフォンで Android 機を使っていれば、同じ OS のキーボード付きマシンである本機の取り回しは容易なはずである。当方も、IDEOS で多少 Android OS をかじっていたので、設定は順調に実行出来た。
SIM 内蔵可能な最上位機種ではなく、WiFi x 8GB メモリの中間機種を導入したので、WiFi ルーターはモバイル環境では必須である。日本通信 IDEOS のテザリングを当方は利用しているが、連続利用すると通常バッテリでは約3時間程度の持ちとなり、終日外出時等は厳しい。そこで、今回は MUGEN POWER なる、IDEOS の電池持ちを3倍にする大容量バッテリも併せて導入。これで長時間のモバイル利用環境がほぼ完成した。
LifeTouch Note は、画面が横長で解像度も限られているので、Web ブラウズやプレゼン用途には iPad の方が使い易い。キーボード主体のマシンなので、タッチ液晶の反応等にも多少の問題はある。しかし、Android OS による起動の速さや、机上で邪魔にならないミニサイズ、シフトキーが左にしかない点等を除けばそれなりに打ち易いキーボード等は大きな利点である。
かつて NEC MobileGear を愛用していた方は、是非お試し頂きたい。LifeTouch Note 用にカスタマイズされた ATOK の変換効率も素晴らしく、テキスト入力中心のメモマシンとして手放せなくなるはずだ。EverNote や Dropbox 等のクラウドアプリと併用する事によって、クラウド・シンクライアントとしての機能をきっちりこなしてくれる端末である。
Posted from iPad2 via dPad by drikin.
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