5月でも寒い日が続く(週末の今日も、一日中雨がしとしと)ので実感が無かったのだが、そう、あと2週間ちょっとで東京に灼熱の夏がやって来る。夏を乗り切る B グルメというと、なんといってもカレー。これは灼熱の季節に向けて準備をせにゃあかん。まずは身体の中から Hot にせねばと、かなり辛くて旨いカレー店を最近2軒、訪れたので早速御紹介したい。ルーツをたどると、両方とも関西出身のカレー屋さんなのであった。
まずは丸の内のインデアンカレー。最近 KITTE の地下道経由で、通い易くなった東京ビル地下1階にあるこのお店。近隣はカラアゲとタンメンが美味しいトナリ丸の内店や、行列が絶えない大阪お好み焼きのきじ丸の内店などがひしめく Bグルメ激戦区。勿論インデアンカレーも大人気店。ルーツをたどると創業1947年の大阪の老舗。関西に8店舗あるが、関東ではここ丸の内にしか無い貴重なお店。シンプルなメニュー構成だが、おすすめはインデアンカレーの大盛り、卵入り。一口食べただけではすぐにはわからないが、ジワジワと効いて来る辛さはパンチ力大。実は当方は、辛さはそれほど得意な方では無かったが、この店ですっかり「カレーに対する辛さ感」を変えられてしまった。この店位の辛さが無いと、物足りなく思えて来てしまったのだ。
生卵で少し辛さをマイルドに抑えて、更に大盛り白飯で辛さを和らげてやる必要性が極めて高いスパイシーさ、なのである。付け合わせの甘酸っぱいピクルスで、それでも炎上を続ける口の中を消火する必要さえある。非常に表現が難しいのだが、ともかく辛さも旨さも、これまで他の店で体験した事が無い異次元感覚で、強い常習性を呼ぶ味なのである。当方も1ヶ月で既に3度、訪問してしまった。KITTE を訪れる際に是非お立ちより頂き度い、丸の内地区イチオシのカレー店、インデアンカレー。ああ、また行きたい。