Leica S2 Test at Fujiya Camera
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中野フジヤカメラで、
Leica S2 に触れる実機デモが行われていたので、最終日となる本日お店に行ってみる。発表されたばかりの、フジフィルム
FinePIx X100 のレトロ・デジタルな良さについて
店長さんと談笑した後で、早速本題の S2。さぞや皆試写しているかと思いきや、実質車一台分(300万円弱)もするデジカメにはおいそれとは手が伸びなかった様で、すぐに実機を試す事が出来た。外観は
普通のデジイチより2まわり程大きいので、価格の事もあり、恐る恐る持ち上げてみる。本体 1410g (電池込み)、Summarit-S 70mm f2.5 レンズは 740g で、両方合わせて 2150g と重量は有るが、冷静に考えるとフラッグシップデジイチに高品質ズームレンズを組み合わせた重さとあまり変わらない。そのせいか、「大きさの割に重量を感じない」というのが第一印象であった。ボタン類は、極力少なく、シンプル。背面液晶の周囲の4つのボタンでメニューを選択し、メニューの中は背面右上のダイヤルで選択、ダイヤルを押して決定する仕組み。普段、上級者向けデジイチの複雑なダイヤルを見慣れていると、潔いシンプルデザインには驚かされ、感心させられる。そういえば、
Leica X1 にも共通するシンプルさがあった。ボディ上部の小さな液晶画面にはシャッタースピードや絞り、撮影モードがカラー液晶で表示される。これまた表示情報は限られて居り、シンプル。シャッタースピードの選択と自動撮影モード設定が出来る上部ダイヤルは、ロック機構が無いが、回し易い。驚いたのは、
レンズに絞りリングが無い事。本体側で絞りをコントロールする。スタジオ撮影で使われる事が多い S2 なら、それで良いのかもしれないが、これは意外だった。という具合に各所操作していると、SD カードを入れて試写してみても良いですよ、との優しい店長さんアドバイス。と言っても限られた時間なので、数枚を撮影するのみ。明るいファインダーで、ピントは近接撮影で多少迷うところもあったが、通常撮影ではフォーカスやボケもファインダーで確認し易く、シャッターは予想外に軽快でて静音。作例は、
こちらの flickr アルバムを御参照頂き度い。