9月上旬、プライベートで少し大変な事があって、集中力を必要とするブログ・エントリーをする気持ちになれない日々が続いていたのだが、1ヶ月程が経過し、漸く普段の生活のリズムを取り戻し始めた。書けずにいたいくつかのデジタル製品レビュー等を、少しずつまた本ブログに追加して行きたい。皆さん宜しくまた、お付き合い下さい。さてまずは、SIGMA DP2 Merrill の兄弟カメラ、DP1 Merrill。換算 45mm 相当の標準レンズを備えた DP2 Merrill は、画面の隅々まできっちり解像し、Foveon の特性を最も活かせるカメラだった。画像を拡大する程にその驚きは増した。一方、標準画角故に、マンハッタンの摩天楼や大きな橋など、なかなか全体像を写し切れないジレンマも同時にあった。街角スナップを撮影する機会が多い当方としては、標準レンズの画角だけでは、少し窮屈感を持っていたのだ。そして漸く、28mm 相当の焦点距離を持つ、SIGMA DP1 Merrill が登場。これこそが、当方にとっての究極街角スナップカメラ、だったのである。