マイクロフォーサーズ (m4/3) プラットフォームでの密やかなる愉しみは、マウントアダプターによるオールドレンズのたしなみ。これまで当ブログでは、複数の m4/3 カメラで多くのアナログ・マニュアルフォーカス・レンズを試して来たが、勿論 Olympus OM-D でもオールドレンズを装着してその利用感を確かめてみたい。第一テストはやはり、愛着のあるカールツァイス T* コーティング、コンタックス G1/G2 シリーズ用の名玉、G Biogon 28mm f2.8 から。m4/3 では、56mm f2.8 の標準レンズとして利用可能となる。
オールドレンズ装着前の確認事項は、フォーカスの微調整に必須となる画像拡大の操作を OM-D でどの様に実現出来るか、という部分。マニュアルを読まずに各種ボタンを押してみるが、以前のカメラには備わっていた画像拡大機能のボタンがみつからない。ネット検索してみると、どうやら自分でファンクションボタンに割り付けしなければならない様だ。当方は、背面右上、画像再生ボタン右横の Fn1 ボタンに「拡大」を割り当てる事にした。デフォルトでは AE Lock になっているが、当方の利用方法ではあまり AEL は利用しないので、画像拡大機能の方が重要である。ただ、Fn1 と再生ボタンがそれぞれ小さく、近接している為、EVF を覗き込みながらの操作では、ボタンの押し間違いも多かった。しばらくすると慣れで解決出来るのだが、注意が必要である。