今年は、各社のミラーレス用 35mm (35mm 版換算)近辺の単焦点・広角レンズを多用する年になった。SIGMA マイクロフォーサーズ用 19mm (同換算 38mm 相当)f2.8 は手頃な価格ながらしっかり描写が美しいスタンダードレンズとして活躍(当方ブログレビューはこちらで)。在庫僅少ながら中古で手に入れた Sony E Mount Sonnar 24mm (同換算 36mm 相当)f1.8 レンズは Carl Zeiss らしい美しいキレのある描写で、この大きさでこの描写をするのか、と驚愕した(当方ブログレビューはこちらで)。そして 2012年最後に登場したのが今回レビューするオリンパス M.Zuiko Digital 17mm (同換算 34mm 相当)f1.8。17mm f2.8 パンケーキレンズ(当方のブログレビューはこちらで)を長年スタンダードスナップレンズとして販売して来た Olympus が、より明るいレンズで 35mm 領域で勝負をかけて来た。この挑戦は、35mm レンズに傾倒しつつある当方としては受けて立たねばなるまい、と考えていたところで、タイミング良く中野フジヤカメラから「予約分入荷しましたよ」連絡が。早速手に入れて、Panasonic Lumix GX1 Silver に装着。異なるメーカーのレンズとボディながら、まるでレンズキットの様な外観に。
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